大切なメールなので、相手が読んだか自動で確認したいのですが?
「開封確認」機能があるメールソフト同士なら可能ですが...。
インターネットを経由する「電子メール」の場合、相手に届いたのか、読んでもらえたのか不安になることがあります。そんなとき相手が開くと同時にメールで確認通知がもらえる「開封確認」機能があります。
「Outlook Express」の場合、「開封確認」をしたいメッセージを作成するときに開く「メッセージの作成」画面で、「ツール」メニューから「開封確認メッセージの要求」を選択して、チェックを入れます。
「Windowsメール」でも同様です。送る相手が「Outlook」の場合も利用できますが、「Outlook」で送信時に上記手順は使えません。
この設定で送ったメールを受信した相手が同じく Outlook Express などを使っていた場合、メールを開こうとすると、別窓で
『メッセージの送信者は、開封確認を要求しています。
開封確認のメッセージを送信しますか?』
といった表示が「はい」「いいえ」ボタン付きで現れます。
これで相手が「はい」を選べば、自動的に相手のメールアドレスから「開封済み:『送信したメールの件名』」という件名で
次のユーザーに送信されたメッセージの開封確認です : メッセージが、次の時間に開封されました : 2007/06/** **:** |
という内容のメールが届くので、開封を確認できるわけです。
一見、便利なようですが、あまりオススメできる機能ではありません。
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相手が同種のメールソフトを使っていなければ機能しません。同種のメールソフトを使っていても「開封確認メッセージを送信しない」という設定のため機能しない場合もあります。
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相手が「開封確認のメッセージを送信しますか?」の表示で「いいえ」を選択したら開封してもメッセージは戻りません。
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受け取った相手は「信頼されていない」気持ちになったり、表示を「うっとうしい」と不快に感じる場合さえあります。
ということで、お互い気心が知れた相手で、メールソフトも同じものを使っており、さらに事前に『こういう場合は「開封確認」で送ります』と伝えておいた上で、どうしても確認が必要なときだけ使いましょう。
→ そんな面倒なものなら使わない?それで正解でしょう。
最近では「迷惑メール」が、この「開封確認」を要求する場合もあり、ますます、この機能の評判は悪くなっています。
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一方で、この「開封確認メッセージの要求」表示が「うっとうしい」と感じて、自動で「開封確認メッセージを送信」する設定にしている人がいますが、迷惑メールにさえメッセージを送ってしまうので危険です。
「Outlook Express」の「ツール」メニューから「オプション」を選択、「確認メッセージ」タブ画面で「開封確認メッセージの要求」項目中の「開封確認メッセージを送信する」が選択されていたら外しましょう。
→ 迷惑メールからの開封確認メッセージがうっとうしい場合、
「開封確認メッセージを送信しない」 も選択できますが、
確認を望む知人からの開封確認表示も開かなくなります。
そんな中、どうしてもメールを読んでもらえたか確認したいなら
「大切な内容なので、お読みいただけましたらお手数ですが
私まで『読みました』とだけでも返信いただけると助かります」
と付け加えておけばいいのでは?と編集長は思います。
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