「WMA形式」でメディアプレーヤーに入っている曲を「MP3形式」に変更できますか?
もっとも分かりやすいのは「iTunes」を使う方法かもしれません。
Windows に付属しているから、という理由で、Windows Media Player を使って、持っている CD の曲を「WMA形式」という形式のファイルでパソコンに大量に取り込んで保存している人は少なくありません。
※ 「WMA」は「Windows Media Audio」の略で「マイクロソフト社」
が開発した Windows 標準の音声圧縮方式です。
一方で「MP3」も、よく使われている音声圧縮方式ですが、持ち運びに便利な「デジタル携帯プレーヤ」にも主流として採用されているため、「WMA」形式から「MP3」形式に変換したいという場合があります。
まず結論から言えば「WMA」形式から「MP3」形式への変換機能を持ったソフトウエアを使えば「変換」は可能です。
その機能を持つフリーウエアにも各種ありますが、最も分かりやすく、そして変換後も再生したり、活用しやすいのは「iPod」でもお馴染みのアップル社の「iTunes」でしょう。
手順は以下の通りです。
1.「iTunes」をインストールしていない場合は以下のページ
から無料で最新版がダウンロードできます。
◆ iTunes http://www.apple.com/jp/itunes/download/
2.ダウンロードしたら、実行してインストールします。ただし
システム条件など確認して、自己責任で導入してください。
3.iTunes を起動し、「編集」メニューから「設定」を選択。
4.設定画面で「詳細」タブを選択、さらにその画面の中にある
「インポート」タブをクリック。
5.「インポート方法」で「MP3エンコーダ」を選択。音質は
好みで選択して、設定画面を閉じる。
6.「ファイル」メニューから「インポート」を選択、変換を
したい「WMA」ファイルを選んで「MP3」に変更できます。
※「5」の設定にしておけば「iTunes」画面へファイルを
直接、ドラッグ&ドロップしても変換できます。
◆◇◆
最初にも書いたように、他にも同様の変換ができるソフトウエアはありますが、「iTunes」なら変換後に音楽を聴いたり、管理するのが楽です。
もちろん「iPod」以外で、すでに「携帯音楽プレーヤ」をお持ちなら、そのプレーヤに付属しているソフトウエアに変換機能があるか確認して、そちらを使ったほうがプレーヤとの連動が楽なのでおすすめです。
ただし、音声ファイルは圧縮や変換を重ねるごとに音質が劣化します。
ですから、もしオリジナルの音源(CDなど)があるなら、「WMA」から変換するより、直接、CD から「MP3」に変換して保存したほうが音質は確実によいので、そのあたりはお持ちの音源で判断してみてください。
それでは、うまく変換できることを祈っております。良い音楽を!
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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