ソフトをインストールするとデスクトップにアイコンが増えていきますが、削除してもいいのでしょうか?
「ショートカット・アイコン」で不要なものは定期的に削除しましょう。
ソフトウエアをインストールすると、「すぐ使えるようにする」という意図で、デスクトップに「ショートカット・アイコン」が自動的に追加される場合が多く、整理しないと数がどんどん増えてしまいます。
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※ 「ショートカット・アイコン」かどうかは、アイコン左下に小さな
正方形がついており、その中に「右斜め上向きの矢印」が
入っている、ということで通常は判断することができます。
そんなとき「原則」として、以下のことを覚えておけばいいでしょう。
「ショートカット・アイコン」は、あるファイルが何処にあるかという情報を記憶したものです。だから、そのアイコンをダブルクリックすると、元のファイルが開いたり、実行されたりします。
言い換えれば「あるファイルが何処にあるかという情報」だけの「ショートカット・アイコン」は削除しても、その元のファイルには影響がないので、削除しても大丈夫な場合がほとんどです。
ということなので『不要であれば』消しても特に問題はありません。
特にソフトをインストールしたときには、デスクトップだけではなく、同じ「ショートカット・アイコン」を含む、そのソフト専用のフォルダが「スタートメニュー」の「すべてのプログラム」の中にもできます。
そこで「スタートメニュー」からもソフトが起動できると確認できたら、それほど使用頻度の高くないソフトならデスクトップに自動生成された「ショートカット・アイコン」は削除してもいいでしょう。
あとで「削除しなければ良かった」と感じたら「すべてのプログラム」の中から、そのソフト専用のファルダで「ショートカット・アイコン」を右クリックして表示されたメニューから「送る」-「デスクトップ」の手順でデスクトップ上に、もう一度、作り直せばいいだけです。
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それでも不安な場合は、デスクトップに「一時保管フォルダ」を作り、その中に不要だと思われる「ショートカット・アイコン」を移動させて実際に使わないか、あとで必要にならないか、しばらく確認します。
1ヶ月もすれば、本当に削除してもいいか判断できるはずです。
「ショートカット・アイコン」だけでなく、デスクトップ上のファイルについても「一時保管フォルダ」は有効です。「一時保管フォルダ」にまとめるだけでも、デスクトップはかなりスッキリすることでしょう。
Windows XP で「デスクトップのクリーンアップ」機能を使えば、60日間、使っていないショートカット・アイコンは自動で削除を確認してくれます。以前の特集記事も参考にしてください。 第200回 「使っていないアイコン」って? |
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