写真を整理していたら、削除できないファイルができて、名前の変更もできません。削除の方法はありませんか?
「コマンドプロンプト」を使って削除できる場合があります。
Windows XP の場合で手順を紹介しますが、この手順を使えば削除したファイルは「ごみ箱」も経由せず削除されてしまいますので、作業は慎重に、損傷して削除できないファイルに限ってご利用ください。
1.「コマンドプロンプト」はスタートメニューから
「すべてのプログラム」 → 「アクセサリ」
→ 「コマンドプロンプト」 を選択して起動させます。
2.「 C:\****\****>
」と表示されている「 > 」マークの
直後に「del」と入力します。そして、その 「>del」 と表示
されている直後に半角の「空白」をスペースキーで入力します。
※ この「del」の直後の「半角空白」は必ず入れてください。
「del」は「delete(消去)」の「コマンド」です。
※ 「C:\****\****>
」の「****
」部分はお使いのパソコンに
よって違います、という意味です。たとえば私のパソコン
では 「C:\Documents and Setting\林俊二>
」 となります。
3.この状態で、消したいファイルをマウスでドラッグしながら
「コマンドプロンプト」画面の上に移動、ドロップします。
4.「C:\****\****>del "C:\****\****\消したいファイル名"
」
と表示されたら「Enter」キーを押します。
これで問題のファイルが削除されるか確認してみてください。
5.削除できたら「exit」と入力して「Enter」キーを押します。
これで「コマンドプロンプト」画面が終了して閉じます。
◆◇◆
まずはデスクトップ上に「実験用」として、削除されてもまったく問題ないファイルを準備しておいて、上記の「コマンドプロンプト」の手順で削除できるかを実験しておくのもいいでしょう。
とにかく「コマンドプロンプト」は、パソコンの操作命令(コマンド)を文字入力で直接できてしまうという、ある意味、強力なツールです。よく分からない場合は、本当に必要なときだけ利用しましょう。
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