「言語バー」が「A(半角英数)」で立ち上がります。最初から「ひらがな入力」できる設定にできないでしょうか?
「初期入力モード」を「ひらがな」にしてみましょう。
日本語版ウインドウズには「IME(Input Method Editor)」と呼ばれる日本語変換ソフトが組み込まれており、その設定を変更するときに便利なツールが「言語バー(IMEバー)」と呼ばれる小さな「バー」です。
この「IME」では初期設定で「初期入力モード」は「ひらがな」となっており、通常、日本語が使えるソフトウエアで文字入力をしようとすると、「言語バー」には「あ般」と表示され、「ひらがな入力」となります。
ところが、何かのはずみで「IME」の設定が変わってしまうこともあり、「初期入力モード」が「半角英数」などになっている場合があります。以下の手順で「初期入力モード」を「ひらがな」に変更してみましょう。
1.「言語バー」に「ツール」ボタンがあればクリックして、表示
されたメニューから「プロパティ」を選択します。
※ 「ツール」ボタンがなければ「言語バー」右下にある小さな
下三角(▼)をクリックして現れるメニューから「ツール」
を選択すると「ツール」ボタンが表示されます。
2.「IME のプロパティ」画面が開いたら、画面上の「全般」タブを
選びます。通常は、最初に「全般」タブの画面になっています。
3.「全般」タブ画面の「入力設定」項目より、「初期入力モード」
の設定をプルダウンメニューで「ひらがな」に切り替えます。
4.「プロパティ」画面を「OK」ボタンで閉じたら、このあと使う
ソフトウエアから「初期入力モード」は「ひらがな」になります。
この「IME のプロパティ」の「全般」タブ画面には「入力設定」の項目として「初期入力モード」のほかにも
・ ローマ字入力/かな入力 ・ 句読点 ・ 記号
・ スペース入力 ・ テンキーからの入力
などを設定することができるので、たとえばいつも「ローマ字入力」の設定のはずが、いつのまにか「かな入力」に切り替わってしまい困っている場合なども、この「IME のプロパティ」で直すことができます。
◆◇◆
初期入力モードは「ひらがな」でも、入力作業中に「半角」に切り替えたいときなどに「言語バー」の「入力モード」ボタンをクリックして、メニューから入力モードを毎回、切り替えている方が少なくありません。
もちろん、それでも「正解」ですし、確実な操作ではありますが、文字入力中には「キーボードで切り替え」できると、文字入力の効率が格段によくなりますので、ぜひ覚えてみてください。
◆ カタカナ入力やモードの切り替えが面倒
https://www.724685.com/weekly/qa030205.htm
パソコン操作で一番時間がかかるのが文字入力作業です。キーボードのタイプ練習も効果がありますが、入力モードの切り替えをキーボードでできるようになるのも大きな前進になることでしょう。
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