「PDF」形式のファイルは便利そうだけど、各種プログラムから「PDF」形式のファイルを生成できる「Acrobat」というソフトは高価で手が出ません。
無料で「PDF」形式ファイルを生成できるフリーソフトがあります。
メールで相手にファイルを送るとき、もし、使用しているプログラムを相手側が持っていない場合でも、「PDF」というファイル形式にすれば「アドビリーダー」という無料の閲覧ソフトで開いてもらえます。
◆ 「PDF」ファイルはなにが便利なの?
https://www.724685.com/weekly/qa040519.htm
最近のパソコンでは「アドビリーダー」が最初からインストールされている場合がほとんどなので「PDF」の利便性はますます向上しています。
一方、各種プログラムから「PDF」形式のファイルを生成するためには「Acrobat(アクロバット)」というソフトが必要ですが、豊富な機能を持った「スタンダード版」を新規に買うと3万円以上します。
そこで、まずは以下のフリーソフトを試してみてはいかがでしょう?
◆ クセロPDF http://xelo.jp/xelopdf/xelopdf/
※ ダウンロードするときに登録と、利用後に「クセロ」の
広告ページが開きますが、それ以外は普通に使えます。
追記(2013/3/19)
残念ながら「クセロPDF」は無償での配布を2009年7月に終了しました。
経緯も含め、この記事はこのまま残しておきます。
一方、Microsoft Office は 2007以降、PDF形式で保存する機能を提供を始めました。
ワード(word)、エクセル(Excel)ファイルをPDFに変換、保存
多くの利用者が Word、Excel、PowerPoint でPDF形式の保存ができるようになった現在、人気だったPDF変換フリーソフトも役割を終えたのかもしれません。
それでも、それ以外のソフトで作成したファイル出力を PDF形式で保存したい場合は、以下のフリーソフトが利用可能です。
無料PDF作成・変換フリーソフト CubePDF - CubeSoft
無料の代わりに CubeSoft 提供の IE アドインを一緒にインストールする初期設定になっていますが、設定を外すことも可能です。
編集長も会社では業務上、必要なので「Acrobat」のスタンダード版を使っていますが、自宅では、この「クセロPDF」を使ってサイト画面やパワーポイントのファイルを「PDF」形式で保存しています。
たとえば容量の大きなファイルを「PDF」形式にすれば容量を軽くでき、保存にもメール添付にも便利です。相手が持っていないソフトウエアでの出力を「PDF」形式に変換できるのも助かります。
◆◇◆
もちろん、ファイルの結合や分割、コメント追加や編集、スキャンをした画像ファイルの「PDF」化など、豊富な機能を使いたくなったら、「Acrobat」製品など有償版の購入を検討すればいいでしょう。
でも、一般の用途でファイルを「PDF」化するだけなら「クセロPDF」で十分です。フリーソフトにもかかわらず、解像度の設定や暗号化、パスワードの設定や内容のコピー制限も可能です。
◆ 「クセロPDF」の設定
http://xelo.jp/xelopdf/xelopdf/xelo_drv_man/p_set.html
「PDF」に興味がある、試してみたいという方にはピッタリです。
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