ワープロ専用機のフロッピーをパソコンで開けないでしょうか?
ワープロ専用機本体は残っていますか?すでにない場合は変換の専用ソフトがあります。
ワープロ専用機で作成した過去の文章をパソコンで使えるようにしたいという要望は以前はかなりありましたが、すでにワープロ専用機が市場からほとんど消えた現在、あまり聞かなくなってきたのも事実です。
◆ 東芝、ワープロ専用機のサポートを3月末で終了
http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/02/20/rupo/
※ ワープロ年間出荷台数のピークは1989年の271万7千台だそうです。
そして2000年代はじめには、ほとんどが製造終了となりました。
パソコンがワープロ専用機より売れ始めた1990年代後半のワープロなら、パソコンでも読み込める形式で保存できる機能があるはずです。以前のワープロ専用機本体が手元にあれば「マニュアル」で確認しましょう。
※ 文字データだけで良ければ、ワープロ専用機にて「MS-DOS形式」で
保存すれば、パソコンで開くことは可能なはずです。
でも、ほとんどの場合、本体は壊れたり、廃棄してしまい、フロッピーだけが残っているという場合が多いのではないでしょうか?
その場合、各種ワープロ専用機のデータをパソコンのデータに変換する専用ソフトがあるので、それを利用する方法もあります。
※ 専用ソフトの場合、文字だけでなく、表組みやレイアウトなども
ある程度、変換できる場合があります。
アンテナハウスという会社の製品「リッチテキスト・コンバータ」は、ずいぶん昔からあるソフトなので、対応できるワープロ専用機の種類も多く、必要であれば検討に値するのではないでしょうか?
◆ アンテナハウス http://www.antenna.co.jp/
┗◇ リッチテキスト・コンバーター
http://www.antenna.co.jp/RTC/
◇ 対応ワープロ専用機一覧
http://www.antenna.co.jp/RTC/2005r2lstfr1p.htm
◇ テスト変換サービス(1人1回限り、2文書まで)
http://www.antenna.co.jp/RTC/TESTCONV.htm
◆◇◆
もちろんフリーソフトではないので、お手持ちのフロッピーの中にある文章の重要度がポイントです。大切な文章が大量にあるなら、変換可能かどうか確認の上で、専用ソフトの購入を検討するといいでしょう。
※ 開きたいワープロの機種が決まっているのであれば、その機種だけ
変換できる「リッチテキスト・コンバータ2005 R2 パーソナル」に
すれば1万2千円程度です。その費用に見合う内容かどうかです。
◆ リッチテキスト・コンバータ 2005 R2 パーソナル
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000A6LI9G/
もし、中身が何か思い出せないくらいであれば、思い切って処分してもいいのかもしれません。デジタル時代の「捨てる技術」ですね。
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