画面が分割されたフレーム表示のホームページで欲しい情報のページのアドレスを知りたいのですが。
フレーム内のページを「プロパティ」で調べましょう。
インターネットエクスプローラでホームページを閲覧していると、上下左右に画面が分割され、分割された画面に、それぞれ別のページが表示されている場合があります。これをフレーム表示といいます。
たとえば「発掘!あるある大事典II」のホームページのフレーム表示は複雑で、まずは上下に大きく2分割されており、下の画面をさらに左右に2分割することで、計3分割のフレームになっています。
◆ 発掘!あるある大事典II WEBSITE
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/
フレーム表示が便利なのは、たとえば、同じ「あるある」サイトの情報なら、どのページへジャンプしても、下の右側画面だけが切り替わるということです。下の左画面にあるリンクをクリックすれば分かります。
つまり下の左側画面で検索したり、リンクをクリックすると、下の右側画面が変わっても、下の左画面の表示は固定され、使いやすいわけです。
※ さらにフレーム内の上の画面も「番組タイトル」「日曜PM9時
全国放送中」といった固定表示を常に出すことができるのです。
こういった「見せる側」の意図でフレーム構造が採用される場合があるのですが、一方で「使う側」にとっては不便な点もあります。
◎ フレーム内でページが切り替わっても、フレームページ全体は
固定のため、アドレス(URL)がずっと変わらないこと。
※ 「あるある」のページでいうと、どんなページを下の右画面に
表示させても、常に全体は「http://www.ktv.co.jp/ARUARU/」
のまま固定されて、アドレスは変わりません。
このため、たとえば「あるある」で友人に紹介したい情報があっても、見せたいページのアドレスを直接、紹介しにくいということです。
この場合の解決策は、フレーム内の紹介したい画面を選択(リンクのない場所をクリック)しておいて、画面右クリックで「プロパティ」を選ぶと、欲しかったページのアドレスが表示されます。
※ プロパティ画面で表示されるアドレスはトリプルクリックを
すればアドレス全体を選択できるので、「Ctrl」+「C」の
操作で欲しかったページのアドレスがコピーできます。
※ たとえば「あるある」のサイトの場合、下の左画面のリンク
から「放送テーマINDEX」をクリックして、下の右画面から
読みたい過去の放送タイトルをクリック。ページが表示され
たら「プロパティ」からアドレスを入手しましょう。
欲しかったページだけを表示したり、印刷したい場合は「プロパティ」からコピーしたアドレスをブラウザのアドレスボックスに貼り付け、そのアドレスのページを開けばOKです。
◆◇◆
フレーム内の特定ページだけを印刷するには、まずは印刷したい画面をクリックで選択しておいてから「ファイル」-「印刷」操作で「印刷」画面を開き、「オプション」タブを選択。「フレームの印刷」の3項目から「選択されたフレームのみを印刷する」を選択して印刷します。
あるいはインターネットエクスプローラで「フレーム表示」のページを「ファイル」-「印刷プレビュー」でプレビュー表示させると、上部のメニューで「フレームの印刷」の項目が選択できるようになっています。
「選択されたフレームのみを印刷する」を選ぶか「すべてのフレームを個別に印刷する」でプレビュー表示させ、印刷したいページだけ選んで印刷すれば、特定ページだけを印刷することができます。
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