セキュリティ・ソフトをインストールしてからパソコンの調子が悪いのでアンインストールしたいのですが?
アンインストールをする前に、「一時停止」や「終了」といった操作で原因をはっきりさせる方法があります。
ウイルス対策をはじめとするセキュリティ・ソフトは、いわば『良く効く薬』のようなものです。効果がある反面、「副作用」が出る場合もあります。
特に「ファイアウォール」機能は、パソコン上のプログラムがインターネットに接続しようとするとき、悪質なプログラムと判断すれば接続を遮断できるようにしているため、ときに接続が必要なプログラムも遮断してしまう場合があります。
そのため、セキュリティ・ソフトの役割を把握されていない方は、突然、必要なソフトがインターネットに「つながらなくなった!」と驚いて、とにかく「アンインストール」する、という場合があります。
ほとんどのセキュリティソフトでは、本当に接続が必要なプログラムが「いったん」遮断されても、簡単な設定で、「許可」状態に戻すことができます。
つまり、「アンインストール」する前に確認する方法があります。
詳しくはお使いになっているセキュリティ・ソフトのマニュアルなどを参考にしていただければいいのですが、セキュリティ・ソフトには必ず、機能を「一時停止」や「無効」あるいは「終了」させる方法があります。
◆ ウイルスバスター2006 :ネットワークに接続できない時の確認方法
◆ インターネットにアクセスできない
(Norton Internet Security 2005 以降インストール後)
◆ 「安心だネット!」サービスを導入後、パソコンにトラブルが
発生した場合、『原因』かどうか判断する方法は?
ということで、慌てて「アンインストール」しないで、まずは「一時停止」や「無効」「終了」といった操作で、原因を切り分けてみるといいでしょう。
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さらに厄介なのは、複数のセキュリティ・ソフトがインストールされている場合です。よく効く「薬」も、同様の効用をもったものを同時服用すると体に悪い(不具合が起こる)ことはいうまでもありません。
◆ ウイルス対策ソフトは併用できますか?
https://www.724685.com/weekly/qa040721.htm
この場合は、使わないほうの同種のセキュリティ・ソフトはトラブルの元なので、完全に「アンインストール」してしまうことをお勧めします。
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