Windows XP にしてから、ときどき「使っていないアイコンがあります」という表示が出て、うっとうしいのですが?
デスクトップ上で、60日間、一度も使っていないショートカット・アイコンがないかを自動的に確認、整理できる機能ですが、オフにすることもできます。
現実の机と同じように、パソコンのデスクトップ上にも、必要最低限のアイコンしか置きたくない人と、ショートカットアイコンなどを作って、デスクトップ上にズラリと並べてしまう人がいます。
※ ショートカットアイコンはダブルクリックすると、別の場所に
保存されている「実体のファイル」を開くためのものです。
※ デスクトップにショートカットアイコンを作る方法は「実体の
ファイル」を右クリックして、「送る」→「デスクトップ」と
選択するだけで簡単にできます。
しかし、必要と思って作ったショートカットアイコンも結局は使わない場合も多いので、そのまま放置しておくと、デスクトップがアイコンでいっぱいになるので、ときどき整理したほうがスッキリします。
そこで、Windows XP では「デスクトップ上のショートカット」の整理が定期的に実施できる「デスクトップのクリーンアップ」という機能が追加されています。
「使用していないアイコンがデスクトップにあります」というバルーンメッセージが表示されますが、この機能のオン/オフの設定は簡単です。
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デスクトップを右クリックしてメニューから「プロパティ」を選択。
開いた「画面のプロパティ」画面で「デスクトップ」タブを選択。
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画面下の「デスクトップのカスタマイズ」ボタンをクリックすると
「デスクトップ項目」画面が開くので「全般」タブを選択。
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「デスクトップのクリーンアップ」にあるチェックボックス項目
□ 60日ごとにデスクトップ クリーンアップ ウィザードを実施する
へのチェックで、機能のオン・オフを設定
※ 「デスクトップ クリーンアップ ウィザード」を必要なときに
起動するには「デスクトップ項目」画面の「全般」ページ上
の「デスクトップのクリーンアップする」ボタンをクリック。
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「デスクトップ クリーンアップ ウィザード」の指示に従って進むと、
現在、デスクトップ上にあるショートカットの一覧が表示されます。
※ 「60日間使っていない」ショートカットには、クリーンアップ
するか決めるチェックボックスにチェックが入っています。
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あとは「最後に使用した日」も参考に、ほかにもクリーンアップ
したいショートカットがあれば追加して、実行するだけです。
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「デスクトップ クリーンアップ ウィザード」で『クリーンアップ』を実施したショートカットアイコンは、デスクトップに自動的に作られる「使用していないショートカット」フォルダに『移動』されます。
削除されるのではなく、『移動』なので、2ヶ月以上使っていなければ深く考えないで「使用していないショートカット」フォルダに『移動』させ、必要だったらデスクトップ上に戻せばいいわけです。
※ ちなみに、編集長は「デスクトップはアイコンだらけ派」です。
それでも自動設定はうっとうしいのでオンにはしていません。
ということで、この機能を使うかどうかは、使う人の「好み」によると思いますので、設定をどうするかはご自身でお決めください。
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