バナーをクリックしただけで「コンテンツ利用料」を請求するページが開いてしまい、どうすればいいですか?
「ワンクリック詐欺」と呼ばれる『詐欺』なので、正規に申し込んで、利用した覚えがなければ無視して構いません。
いろいろな機会に、インターネットを悪用した詐欺行為について紹介と注意を呼びかけてきましたが、被害が後を絶たず、まだまだ知らない方も多いようなので、再度、確認しておきたいと思います。
◆ 悪質な詐欺メールにご注意!
https://www.724685.com/weekly/qa030116.htm
◆ 日本上陸!?「フィッシング詐欺」にご用心
https://www.724685.com/weekly/qa050330.htm
先日も訪問サポートのお客様より電話があり、バナーをクリックしたら「コンテンツの利用料」を請求するページが開いてしまい、どうすればいいのでしょう?という相談がありました。
これは「ワン・クリック詐欺」と も呼ばれている『有名な詐欺』なので、実際に申し込んだり、利用した覚えがなければ無視して構いません。あわててお金を振り込んだり、 問い合わせに請求先へ連絡したりしないことです。
◆ あわてないで!クリックしただけで、いきなり料金請求する手口
(国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/click.html
※ 「国民生活センター」でも、トップページで注意を呼びかけて
いる有名な詐欺なので、記事の内容をよく読んで、落ち着いて
対処すれば大丈夫です、とお話しすると安心していただけます。
こういった場合、一度に多くのことを紹介すると混乱するだけですので編集長は「身に覚えのない請求を受けたとき」は「国民生活センター」、「実際にお金を振り込むなど被害にあってしまった場合」は「警察庁」を紹介することにしています。
【いざという場合の連絡先】
◆ 国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/
┗◇ 全国の消費生活センター
http://www.kokusen.go.jp/map/
◆ 警察庁サイバー犯罪対策 http://www.npa.go.jp/cyber/
┗◇ 全国警察相談窓口等一覧
http://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm
「いざというとき」は相当、慌てるものですから、上記のページを参考に最寄の「消費生活センター」と「警察本部の犯罪相談窓口」の連絡先は事前に印刷したり、メモして手元に控えておいてもいいでしょう。
◆◇◆
お店にも、飛び込みで「身に覚えのない請求に、子供がお金を振り込んでしまったけど、取り返せませんか?」といった相談がありましたが、取り戻すのはかなり難しいとお伝えしたうえで、警察庁を紹介しました。
以下に、以前も紹介した基本的な対応方法を再録しておきます。
【対応方法】
◎ 落ち着いて!身に覚えがなければ「無視」しましょう!
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まずは「落ち着いて」ください。最初にこれが一番大切。
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絶対に入金したり、カード番号など個人情報を教えない
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連絡先が表示されていても、抗議や否定の返信をしない
※ 実在証明をするようなもので、相手の思うつぼです。
◎ 証拠のためメール、はがき、ページ内容は保存します。
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メールや「はがき」は捨てずに保存しておきましょう。
相談をするときも、実物があるほうが話が早いです。
※ ただしメールの場合、変な添付ファイルはウイルスの
可能性もあるので、絶対に開いてはいけません。 -
「請求ページ」が開いた場合は内容を印刷しておいたり、
画面を画像として保存しておくといいでしょう。
※ デジタルカメラで撮っておくという方法もあります。
◎ 悪質な場合、消費生活センターや警察に迷わず相談。
とにかく、インターネットを使っていれば、いつか「詐欺」行為に直面することがあるかもしれません。そんなときはまずは慌てずに対処し、不安な場合は一人で悩まず、適切な相手に相談することが大切です。
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