ちょっとしたことをメモして、必要なときにいつでも活用できる便利な方法はありませんか?
「EvMEMO」というフリーウエアはいかがでしょう。
編集長が愛用しているフリーウエアに「EvMEMO」があります。これはタスクバー(通知領域)に常駐させる「メモ帳」で、軽くて、すぐに呼び出せて、書き込んで閉じるだけで追加記録できる優れものです。
◆ EvMEMO(作者:「うなぎ」さん ベクターライブラリー)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se070231.html
動作OS は Windows 95 となっていますが、編集長は Windows 98 から Windows 2000/XP となった今でも使い続けていますので、ほとんどの Windows 環境でご利用いただいて問題ないはずです。
また、1998年にバージョンが 1.31 になって以降、バージョンアップがないのは、逆にいえば、これ以上の機能はいらないし、容量や動作を重くするだけなので、このままでいい、と好意的に解釈しています。
使い方は、まずは 「evmm131m.lzh」 をダウンロードしてから解凍し、現れた「EVMM131M」 フォルダを適当な場所に保存します。一般的には 「C:\Program Files」 の中にでも保存しておけば忘れないでしょう。
その「EVMM131M」フォルダ内の EVMEMO.EXE をダブルクリックすると、すぐ「EvMEMO」はタスクバー(通知領域)に常駐となり、使えます。
パソコンの起動中、いつも使いたいなら「スタートアップ」
にショートカットを入れておけば、起動直後に常駐します。デスクトップ上にショートカットを作っておけば、使いたい
ときから常駐させることができます。
常駐した「EvMEMO」アイコンをクリックすれば、すぐに「メモ帳」が開きますので、その場でメモしたいことを書き込み、閉じてしまえば保存されますので、いちいち「保存」操作する面倒はありません。
さらにクリックしなくても「Alt + Z」という簡単なキー操作(ホットキー)だけで常駐した「EvMEMO」は開いたり、閉じたりできるので便利です。ホットキーのキーの組み合わせは自由に変更できます。
※ 詳しくは「EvMEMO」を開いた状態で「F1」キーを押せば、
「ヘルプ」が開き、図解入りの解説が読めます。必要最小
の機能だけなので、あっという間に覚えられると思います。
複数の「インデックス」が作成でき、その「インデックス」はタブで切り替えることができます。また一つの「インデックス」には複数の「ページ」を登録できますので、多くのメモを分類できます。
※ 編集長はページは1枚だけで、3つのインデックスに分けて
そこにメモするだけで、十分に便利だと感じています。
◆◇◆
あとは利用者のアイデア次第でいろいろ活用できます。いくつか私の使い方を紹介しておきましょう。
「EVMM131M」フォルダをフラッシュメモリに保存しておいて、
自宅や会社のパソコンでも、同じメモ帳が使えるようにして
います。ソフトをインストールする必要がないので便利です。フラッシュメモリの「EVMM131M」フォルダから「EVMEMO.EXE」
のショートカットを自宅や会社のパソコンのデスクトップに
作っておいて、必要なときだけ常駐させます。
また、メモしているものとして、メールの署名があります。メールを送るとき、社内向け、社外向け、友人向けなどアドレスや内容ごとに保存し、「EVMEMO.EXE」からコピー&ペーストで使い分けています。
それから会社や自宅の住所など、毎回、入力するのが面倒な文字列はこのメモに保存して持ち歩いています。知られても困らないフリーのサービスの「ID」や「パスワード」などもここに保存しています。
※ 「ToDo」リストをこれで管理している人もいます。
もちろん、自宅でパソコン1台でしか使わない人でも、繰り返し使うフレーズや、忘れてしまうことを「EvMEMO」にメモしておくと便利でしょう。
フリーソフトで「軽い」ですから、まずは一度、お試しあれ!
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