使っているネット回線に障害が発生してネットにつながらないのですが、急いでつなぐ必要があります。
電話回線があれば、いつでも使えて、登録の必要もない『無料接続サービス』があります。
インターネットに常時接続でつながっているのが「当たり前」のようになってくると、突然、プロバイダや回線業者の障害などで、ネット接続ができない事態が発生すると途方に暮れてしまうことがあります。
たとえば『急ぎの仕事で添付ファイルをメール送信しなければいけない』とか、『ネット証券で株式の売買のタイミングを逃しそうだ』とか、『チケット申込やオークションなどで「今」どうしてもつなぎたい』場合などが考えられます。
※ 徐々にインターネットも電気やガス、水道に次ぐ「ライフライン」
に育ってきている、といえるでしょう。
そんなとき、余裕があれば、複数のプロバイダと契約して、複数の接続回線を準備しておけば『理想的』ですが、利用料金の問題もあり、普通のご家庭では複数のプロバイダと契約しておく、というのは考えにくいことです。
そんなときに使えるサービスがあります。「アルファインターネット」が提供している「α無料接続サービス」です。
◆ アルファインターネット http://www.alpha-net.ne.jp
┗◇ アルファ無料接続サービス
http://www.alpha-net.ne.jp/muryou/
このサービスは接続情報さえ記録しておけば、電話回線が生きていれば、すぐに(速度はともかく)インターネットに『通信料金だけ』で接続することができます。
設定情報
共通ユーザーID a@a 共通パスワード aa DNS設定
通常は自動取得で大丈夫です。
うまくアクセスできない場合は
プライマリDNSアドレス 210.229.64.1
セカンダリDNSアドレス 210.229.64.2アクセスポイント
電話番号◇ 全国共通アクセスポイント番号
0077?48?2255
※ 共通番号はKDDI回線を利用しています。KDDIから通信料金
の請求書が届きますが、請求されるのは電話料金だけです。
※ KDDI回線ではないアクセスポイントも全国各地にありますので
KDDIからの請求書が嫌なら、こちらもご利用いただけます。
http://www.alpha-net.ne.jp/info/ap_muryou.html
市販されているパソコンなら、電話でアナログ接続できる「モデム」は最初から内蔵されているはずですから、いつもの回線が「生きている」間に、お近くのアクセスポイントで接続を試しておくのもいいでしょう。
※ いざというときは接続設定で慌てるものです。事前に接続できる
ことを確認しておけば、安心感も倍増です。
※ 現在の設定方法が分からなくなる心配のある方は、設定しない
ほうがいいかもしれません。自己責任でお願いします。
→ 「この接続を既定のインターネット接続とする」のチェックを
はずしておけば、接続の優先順位は変わりません。
◆◇◆
編集長の自宅はマンションタイプの光ファイバ回線ですが、時々、原因不明で接続できない場合があります。職業柄、3社のプロバイダと契約していますし、アナログ電話回線だけでなく、PHSでも接続可能です。
もちろん、光ファイバでの接続速度と常時接続に慣れてしまうと、通話時間を気にしながらの低速インターネットはひどいストレスです。それでも、いざというときでもネットにつなげられる安心感は大きいです。
ネット証券など、突然の接続不能が大きく影響するサービスを利用していらっしゃる方は、ぜひ「緊急時の接続」方法を用意しておきましょう。
もちろん、それ以外の方にも知っておいて損のないサービスです。
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