作業中に「IMEツールバー」が結構、邪魔なんですが。
いくつか方法をご紹介しましょう。
文字を入力するときに、日本語文字変換に欠かせないのが「IME」です。
※ 「IME」とは、「Input Method Editor」の略で「Input」=「入力」
「Method」=「方法」、「Editor」=「編集するためのソフト」と
いうことで、入力する文字を変換するソフトです。
そして、マイクロソフト社が「ウインドウズ」に標準搭載しているのが「MS-IME」です。
でも、この「IME」のツールバーは意外と作業中に邪魔だったりします。そこで、邪魔に感じなくさせるいくつかの方法をご紹介しましょう。
■1.タスクバーに収納する
【説明】
ウインドウズの右端に、時計表示や音量表示できるスピーカー
のアイコンなどが並んでいる場所を「タスクバー」と言います。
このタスクバーに「IMEツールバー」を収納することで、画面上に
表示されなくなります。
【方法】
・ 画面上に「IMEツールバー」がある場合、「IMEツールバー」上で
右クリックすることでプルダウンメニューが現れます。
・ そこで「タスクバーに入れる」を選択すれば、「IMEツールバー」
は画面上から消え、タスクバーに収納されます。
※Windows XPのIMEの場合はメニューから「最小化」を選びます。
【ポイント】
確かに画面上は邪魔でなくなったのですが、文字入力作業は
通常、画面の上部で行なうため、現在の状況を画面右下に
見に行かねばならないのは、慣れないうちは目の移動が多くて
疲れるかも。
◎ 逆に、気づかないうちに「IMEツールバー」をタスクバーに 収納してしまい、「入力するためのバーが見つからない」と いうトラブルになる場合があります。 そんな場合はタスクバーに収納された「IME」のアイコンを クリックし、現れたメニューから「ツールバーを表示」を選択 すればもとに戻ります。 |
■2.ツールバーに表示されるボタンを減らす
【説明】
「IMEツールバー」を最初の状態で使うと、バーの上にツール
ボタンが6?7個並びます。でも、日常的に良く使うのは「入力
モード」のボタンだけです。他のものは必要なとき右クリックで
呼び出せば良いので、表示しなくすればスッキリします。
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【方法】
・ 画面上に「IMEツールバー」がある場合、「IMEツールバー」上
の「プロパティ」のボタンをクリックします。
・ 「プロパティ画面」から「ツールバー」のタグを選択し、「ボタン
表示順」でチェックがついているボタンが表示されています。
・ 「入力モード」以外のボタンはチェックを外します。
※ Windows XPのIMEの場合、ツールバーの右端にある下三角
(▼)の小さな「オプション」ボタンをクリックし、表示するボタン
を切り替えることができます。
【ポイント】
・ 「入力モード」ボタンだけを残すのが、一番スッキリしますが、
他のボタンも「自分は良く使う」のであれば、必要なものは残し
ましょう。使う人が使いやすいボタンだけ残せばいいのです。
・ いくつかボタンを残す場合でも、ボタンの並べる順番を代え
られますから、使いやすいように並べてみましょう。
■3.「IMEツールバー」を透明化する
(Windows XP付属のIMEの場合)
【説明】
「IMEツールバー」は常に前面に出るため、アイコンやウィンドウ
などにかぶさってしまうとそれらを隠してしまいます。そんな時
Windows XP に付属するIMEの場合、設定により「IMEツールバー」 を半透明化して、バーの背後の文字列なども透けて見えます。
【方法】
・ 「IMEツールバー」を右クリックすると、プルダウンメニューが
現れます。メニューから「透明化」を選べば透明化します。
【ポイント】
・ 「IMEツールバー」の上にマウスカーソルを合わせると、透明化
は一時的に解除されます。そしてクリックすれば元に戻ります。
・ XP以前の「IMEツールバー」は「プロパティ」の設定を使って
「小さいIMEツールバー」という表示が選べますが、中途半端に
見えにくくなると、私は感じるのでおすすめしませんでした。
◆◇◆
ということで、日頃、良く使うツールをカスタマイズ(自分の使い易いように設定を変更)することで作業の効率はグンと上がります。
でも、まだパソコンに慣れていない方が、あまりカスタマイズし過ぎてしまうと元に戻せなくなったり、必要なものまで消してしまったりしてしまう恐れがあります。
少しづつ、楽しみながら自分好みのパソコンに変えていきましょう!
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