開いているはずのウインドウがデスクトップ上に見つかりません!
デスクトップの下にあるタスクバーに、開いている「はず」の「ウインドウ名」があれば大丈夫です。
ウインドウズを使い始めのころは、誰でも「そんなことした覚えはない」 のに、何かの『はずみ』で「あるべきものがなくなったように見える」 といった現象が起こります。
そんなとき「トラブルが起きた!」とついつい慌ててしまいがちですが、ほとんどの場合、やり方さえ知っていれば元に戻すのは簡単です。そんなケースの典型例を紹介しましょう。
■現象1■
開いているはずのウインドウがデスクトップ上から消えた!
・ 考えられる原因
そのウインドウが、デスクトップから大半がはみ出すような形で「移動」している場合があります。実はデスクトップの下端に少しウインドウが見えている場合が多いです。
・ 対処法の一例
デスクトップの下にある「タスクバー」に、その「開いているはず」の「ウインドウ名」があれば大丈夫です。そうしたら
「ウインドウ名」を右クリックして[移動]を選択。
キーボードの矢印キー(←→↑↓)で移動させることができます。
移動が終了したら「Enter」キーを押せば、その場所で確定します。
■現象2■ デスクトップからタスクバーが消えた!
・ 考えられる原因
タスクバーは表示する幅を変えることができます。特に邪魔な時にはデスクトップの端にわずかに表示されるようにすることもできます。
・ 対処法の一例
デスクトップの四隅のどこかに、タスクバーの端が、細い線のように見えていませんか?下端にある場合がほとんどです。見つかったら
タスクバーの端にマウスポインタを近づけます。
マウスポインタが『両向き矢印』になる位置を見つけます。
そこでマウスの左ボタンを押したまま、タスクバーがもとの幅に戻るまでドラッグします。
その時点で左ボタンを離せばタスクバーの幅は確定します。
■現象3■ インターネットエクスプローラのアドレスバーが消えた!
・ 考えられる原因
ブラウザだけでなく、ワードやエクセルといった各種ソフトウエアも同様な事が起こります。これはソフトウエアの標準機能として必要なツールバーを表示/非表示に簡単にできるためです。
・ 対処法の一例
ブラウザであれば以下のバーは表示/非表示が簡単に指定できます。
・「標準のボタン」バー ・アドレスバー ・リンクバー
たとえば「アドレスバー」が非表示なら、以下のような手順で表示にすればいいわけです。
メニューバーから[表示]メニューを左ボタンで押します。
現れたメニューから[ツールバー]→[アドレスバー]を選択。
※各バーの名前の前にチェックマークがついていれば
そのバーは表示されている、ということです。
非表示だった[アドレスバー]が表示されます。
◆◇◆
最初にもご紹介したように「そんなことした覚えはない」のに、何かの『はずみ』で起こってしまった現象は、落ち着いて対処すればほとんど解決できるケースがほとんどです。
でも「そんなことした覚えはない」ため、なぜそうなったかわからない状況になり、慌ててしまうことで『トラブル』になってしまいます。ですから「なにもした覚えはない。でも、どうせ気づかないうちに偶然やってしまったんだろう」と考え、「偶然いじってそうなるってことは、元に戻す方法も必ずあるはず」と落ち着くことが大切です。
そして、上述の3パターンくらいを知っておけば、あとは応用で対処ができるようになります。「現象2」などは、ほとんどの人が初心者時代に経験したはずです。そう、誰でも最初は初心者なのです。
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