Twitter の利用者数はどれくらいですか?
昨年末(2012年12月)にアクティブユーザーが世界で2億人を超えたというのが、いまのところ最新の「公式」情報です。
追伸(2013/10/20)
米Twitter が 2013/10/4 に IPO申請書類(Form S-1)で発表したアクティブユーザー数は
2013年4~6月平均で月間2億1830万人
In the three months ended June 30, 2013, we had 218.3 million average MAUs
ということで、地道に増えているようです。
ツイッター本では以下の数字を紹介しました。
- アクティブユーザー数 1.4億人
- ツイート数 3.4億/日
- モバイルユーザー 55%
(2012年4月現在)
これは Twitter の CEO、ディック・コストロ氏 が 2012年の来日インタビューで明かした数字です。
Twitterであらゆるものの距離が縮まる ディック・コストロCEOが来日スピーチ(2012/4/16)|週刊アスキープラス
それ以降、ここまで細かい公式情報は発表されていませんが、2012年12月に公式アカウントで以下のツイートが流れました。
Twitterの月間アクティブユーザー数が2億人を超えました。
— TwitterJPさん (@TwitterJP) 2012年12月18日
すでに 4ヶ月以上も前の数字になりますが、前回の数字と比べると 約 8ヶ月で 6千万人増えたという計算になります。
ということで、まずは
世界でアクティブユーザーが 2億人を超えている
としておけば、まず間違いではないでしょう。
Facebook などとの比較も含め、日本国内での利用者については、ニールセンのデータを使ったループス社の記事が有名です。
mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2013年3月最新ニールセン調査 [ITL]
この「PCネット視聴データ」によると、2013年3月調べで、
日本での Twitter の訪問者数は 1315万人
となります。
ただし、このニールセン調査は
パソコン経由でのネット視聴数
なので、利用者数のトレンドは分かるとしても、本当のユーザー数を把握するには無理があります。
特にツイッターの場合、
- ひとりで複数のアカウントを取得できる
- 個人アカウントも企業アカウントも違いはない
- サードパーティーのアプリを使った利用が多い
といったこともあり、アカウント登録数やパソコン経由のアクセス数などは全体像を掴むのにはあまり役に立ちません。
そんな中、その1ヵ月間でログインしたことのある「アクティブユーザー数」を指標とするのは妥当です。
どちらにしろ、Twitter も Facebook も世界、そして日本で一定以上の普及に成功したことは確かであり、利用者数字に一喜一憂するレベルは越えたといえるでしょう。
あとは企業はいかにビジネスに生かせるか、一般の利用者はいかに楽しく使えるか、ということがポイントです。
特に、日本でも選挙期間中に Twitter を使っていいことになると、どういう変化が起きるのか要注目です。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。