■◇◇■ 週刊なにしろパソコン ■◇◇■ 毎週水曜日発行 ■◇◇◇■
パソコン・インターネットを 発行日:2019/09/04(配信は翌日)
楽しむキッカケを提供します! 発行者:なにしろパソコン編集長
https://www.724685.com/maga/ 連絡先:faq@724685.com
■◇◇◇■ 第888号 ■◇◇◇◇■ 今週の読者数: 4,185名 ■◇◇◇■
≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと Windows 10 の「回復ドライブ」は 32GB 欲しい
(2) 今週のQ&A Windows 10 で「回復ドライブ」を作成する手順
(3) 新・用語解説 Windows 10 の「回復ドライブ」とは
(4) 編集後記 無償アップグレードした Windows 10 での注意
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≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと Windows 10 の「回復ドライブ」は 32GB 欲しい
(2) 今週のQ&A Windows 10 で「回復ドライブ」を作成する手順
(3) 新・用語解説 Windows 10 の「回復ドライブ」とは
(4) 編集後記 無償アップグレードした Windows 10 での注意
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する」の下にある「メールマガジンを解除」から解除できます。
→ https://www.mag2.com/m/0000081405.html
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・ パソコントラブルQ&A https://www.724685.com/weekly/
・ パソコン用語解説 https://www.724685.com/word/
・ お問い合わせフォーム https://www.724685.com/ask/
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(1) 今週のひとこと Windows 10 の「回復ドライブ」は 32GB 欲しい
----------------------------------
☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/
手元にある 3台の Windows 10 搭載パソコンで「回復ドライブ」を作成
するために 32GB の USBメモリーを 3個購入しました。そして実行した
結果、以下のような「空き領域」表示になりました。
1.自作パソコン 空き領域 23.2GB/29.4GB(使用 6.2GB)
2.Microsoft Surface Pro 3 空き領域 22.5GB/29.4GB(使用 6.9GB)
3.Dell Inspiron 7373 空き領域 14.0GB/29.4GB(使用 15.4GB)
結果として分かるのは同じバージョンの Windows 10 搭載パソコンでも
「回復ドライブ」に必要な容量にバラつきがあること、USBメモリーの
容量は 16GB では不安で 32GB あったほうが安心ということになります。
それに現在の USBメモリーで価格を見ると 32GB と 64GB は倍近い差が
ありますが、16GB と 32GB はほとんど差がないので、それなら 32GB
を買っておいたほうが、どんなパソコンでも確実で安心です。
◆ Amazon | シリコンパワー USBメモリ 32GB USB3.1 & USB3.0
Blaze B02 SP032GBUF3B02V1K | シリコンパワー
https://www.amazon.co.jp/dp/B01AJOAGLY?tag=724685-22
16GB 770円、32GB 798円、64GB 1,350円(2019/9/5 現在)
さらに「用語解説」でも紹介しますが、Windows 10 の「回復ドライブ」
はバージョンアップによって必要な容量が増えていく可能性があるので
やはり USBメモリーは 32GB のものを購入したほうがいいでしょう。
そして「いざというとき」のものなので、最安値のものではなく、定評
のあるブランドでリーズナブルな製品を選ぶとよいでしょう。
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(2) 今週のQ&A Windows 10 で「回復ドライブ」の作成する手順
----------------------------------
☆「パソコントラブルQ&A」 https://www.724685.com/weekly/
Q:Windows 10 で「回復ドライブ」の作成する手順を教えてください。
A:USBメモリーを用意して「回復メディア作成ツール」で作成します。
◆◇◆
大手メーカーの Windows 10 搭載パソコンなら、工場出荷状態に戻せる
「リカバリーメディア(再セットアップメディア)」の作成や購入など
ができる場合も多いので、マニュアルや公式サイトで確認してください。
一方で Windows 10 の標準機能として、システムの修復や復元ができる
「回復ドライブ」を作成できるので、その手順を紹介します。
まずは事前に「回復ドライブ」作成に必要な USBメモリーを用意します。
容量は 16GB で間に合うことが多いようですが、同じ Windows 10 でも
マシンによって差があるので 32GB にしておけば安心でしょう。
USBメモリーが準備できたら、パソコンの USBポートに挿してから、以下
の手順で「回復ドライブ」を作成していきます。
1.Windows スタートボタンをクリックして「回復ドライブ」と入力、
検索結果から「回復ドライブの作成」を選択します。
※「コントロールパネル」→「回復」→「回復ドライブの作成」
とたどっても「回復メディア作成ツール」を起動できます。
2.「回復メディア作成ツール」の「ユーザーアカウント制御」画面
が現れるので「はい」で次に進みます。
3.「回復ドライブの作成」画面が現れたら
「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」
にチェックが入っているのを確認したら「次へ」をクリック。
4.「お待ちください」画面のあと「USBフラッシュドライブの選択」
画面で用意した USBメモリーを選択して「次へ」をクリック。
5.「回復ドライブの作成」画面で USBメモリーにデータがあれば
削除される注意書きを読み、大丈夫なら「作成」をクリック。
6.「回復ドライブの作成中」画面で進捗を示す緑色のバーが最後
まで伸びるのを待つ。1時間以上かかることもあります。
7.「回復ドライブの準備ができました」画面が表示されて完成。
「完了」をクリックして終了。
8.「デバイスとドライブ」に「回復」という名の「回復ドライブ」
があって容量と中身を確認し、USBメモリーを外して終了。
いざ必要なときに見つからない、ほかの USBメモリーと見分けられない
と困るので、どのパソコン用でいつ作成した「回復ドライブ」か分かる
ように明記したシールを貼って、そして忘れない場所に保存します。
◆◇◆
作成した「回復ドライブ」を使ってパソコンを起動する方法はメーカー
や機種によっても違う場合があるので、自分の機種ではどういう手順に
なるのか、マニュアルやネット検索で確認しておくといいでしょう。
ちなみに手持ちの Dell Inspiron 7373 ではパソコンの起動時に「F12」
キーを連打して「Boot mode」設定画面を開き「Windows Boot Manager」
の設定を USBメモリーを使った起動に切り替えることができました。
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(3) 新・用語解説 Windows 10 の「回復ドライブ」とは
----------------------------------
☆「パソコン用語解説」 https://www.724685.com/word/
・Windows 10 では、システムに問題が起きてパソコンを起動できない
ときなど、事前に USBメモリーで作成した「回復ドライブ」を使って
パソコンを起動させ、システムの修復や復元まで行うことが可能です。
ただし「回復ドライブ」では個人用ファイルやあとからインストール
したアプリやドライバーは復元されないため、大切な個人用ファイル
があれば別途、バックアップして保存しておく必要があります。
・「回復ドライブ」は Windows 8 から導入された機能ですが、以前は
起動ディスクに「回復パーティション」があって、そこに初期状態の
データを保存していれば、それを USBメモリーにコピーしていました。
◆ Windows 8 から導入された「USB 回復ドライブ」とは
https://www.724685.com/word/wd140813.htm
一方で Windows 10 の「回復ドライブ」は初期状態のデータではなく、
「回復ドライブ」を作成した時点におけるバージョンアップした状態
の Windows 10 に回復するデータを USBメモリーに保存しています。
・現在、Windows 10 では約半年ごとに大型の「機能更新プログラム」
が提供されており、その適用前に作成した「回復ドライブ」を使って
適用後に回復の作業をすると古いバージョンへ戻ることになります。
◆ 「機能更新プログラム」と「品質更新プログラム」の違いとは
https://www.724685.com/word/wd190731.htm
そのため、大型の「機能更新プログラム」を適用後、しばらく使って
動作の安定が確認できたら、最新の状態で「回復ドライブ」を再作成
しておくといいかもしれません。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
購入時に Windows 8.1 を搭載していた Microsoft Surface Pro 3 は
Windows 10 に無償アップグレードを適用しており、「回復ドライブ」
を作成するときどうなるか分かりませんでした。
結果としては Windows 10 に無償アップグレードしても Windows 8.1
の「回復パーティション」が残っており、手順通りに「回復ドライブ」
を作成すると「回復パーティション」がコピーされました。
この「回復ドライブ」で回復すると Windows 8.1 に戻ってしまうので
もう使わないので「回復パーティションを削除」してから、もう一度、
最初から「回復ドライブ」を作成しなおしてみました。
すると今度は無事に Windows 10 での「回復ドライブ」ができました。
ということで購入時に Windows 8.1 だったパソコンで Windows 10 の
「回復ドライブ」を作成するときは「先祖返り」にも注意しましょう。
(編集長・林)
※ 次回の配信は 2019年9月12日(木曜日)の予定です。
回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回
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(1) 今週のひとこと Windows 10 の「回復ドライブ」は 32GB 欲しい
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☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/
手元にある 3台の Windows 10 搭載パソコンで「回復ドライブ」を作成
するために 32GB の USBメモリーを 3個購入しました。そして実行した
結果、以下のような「空き領域」表示になりました。
1.自作パソコン 空き領域 23.2GB/29.4GB(使用 6.2GB)
2.Microsoft Surface Pro 3 空き領域 22.5GB/29.4GB(使用 6.9GB)
3.Dell Inspiron 7373 空き領域 14.0GB/29.4GB(使用 15.4GB)
結果として分かるのは同じバージョンの Windows 10 搭載パソコンでも
「回復ドライブ」に必要な容量にバラつきがあること、USBメモリーの
容量は 16GB では不安で 32GB あったほうが安心ということになります。
それに現在の USBメモリーで価格を見ると 32GB と 64GB は倍近い差が
ありますが、16GB と 32GB はほとんど差がないので、それなら 32GB
を買っておいたほうが、どんなパソコンでも確実で安心です。
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16GB 770円、32GB 798円、64GB 1,350円(2019/9/5 現在)
さらに「用語解説」でも紹介しますが、Windows 10 の「回復ドライブ」
はバージョンアップによって必要な容量が増えていく可能性があるので
やはり USBメモリーは 32GB のものを購入したほうがいいでしょう。
そして「いざというとき」のものなので、最安値のものではなく、定評
のあるブランドでリーズナブルな製品を選ぶとよいでしょう。
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(2) 今週のQ&A Windows 10 で「回復ドライブ」の作成する手順
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☆「パソコントラブルQ&A」 https://www.724685.com/weekly/
Q:Windows 10 で「回復ドライブ」の作成する手順を教えてください。
A:USBメモリーを用意して「回復メディア作成ツール」で作成します。
◆◇◆
大手メーカーの Windows 10 搭載パソコンなら、工場出荷状態に戻せる
「リカバリーメディア(再セットアップメディア)」の作成や購入など
ができる場合も多いので、マニュアルや公式サイトで確認してください。
一方で Windows 10 の標準機能として、システムの修復や復元ができる
「回復ドライブ」を作成できるので、その手順を紹介します。
まずは事前に「回復ドライブ」作成に必要な USBメモリーを用意します。
容量は 16GB で間に合うことが多いようですが、同じ Windows 10 でも
マシンによって差があるので 32GB にしておけば安心でしょう。
USBメモリーが準備できたら、パソコンの USBポートに挿してから、以下
の手順で「回復ドライブ」を作成していきます。
1.Windows スタートボタンをクリックして「回復ドライブ」と入力、
検索結果から「回復ドライブの作成」を選択します。
※「コントロールパネル」→「回復」→「回復ドライブの作成」
とたどっても「回復メディア作成ツール」を起動できます。
2.「回復メディア作成ツール」の「ユーザーアカウント制御」画面
が現れるので「はい」で次に進みます。
3.「回復ドライブの作成」画面が現れたら
「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」
にチェックが入っているのを確認したら「次へ」をクリック。
4.「お待ちください」画面のあと「USBフラッシュドライブの選択」
画面で用意した USBメモリーを選択して「次へ」をクリック。
5.「回復ドライブの作成」画面で USBメモリーにデータがあれば
削除される注意書きを読み、大丈夫なら「作成」をクリック。
6.「回復ドライブの作成中」画面で進捗を示す緑色のバーが最後
まで伸びるのを待つ。1時間以上かかることもあります。
7.「回復ドライブの準備ができました」画面が表示されて完成。
「完了」をクリックして終了。
8.「デバイスとドライブ」に「回復」という名の「回復ドライブ」
があって容量と中身を確認し、USBメモリーを外して終了。
いざ必要なときに見つからない、ほかの USBメモリーと見分けられない
と困るので、どのパソコン用でいつ作成した「回復ドライブ」か分かる
ように明記したシールを貼って、そして忘れない場所に保存します。
◆◇◆
作成した「回復ドライブ」を使ってパソコンを起動する方法はメーカー
や機種によっても違う場合があるので、自分の機種ではどういう手順に
なるのか、マニュアルやネット検索で確認しておくといいでしょう。
ちなみに手持ちの Dell Inspiron 7373 ではパソコンの起動時に「F12」
キーを連打して「Boot mode」設定画面を開き「Windows Boot Manager」
の設定を USBメモリーを使った起動に切り替えることができました。
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(3) 新・用語解説 Windows 10 の「回復ドライブ」とは
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☆「パソコン用語解説」 https://www.724685.com/word/
・Windows 10 では、システムに問題が起きてパソコンを起動できない
ときなど、事前に USBメモリーで作成した「回復ドライブ」を使って
パソコンを起動させ、システムの修復や復元まで行うことが可能です。
ただし「回復ドライブ」では個人用ファイルやあとからインストール
したアプリやドライバーは復元されないため、大切な個人用ファイル
があれば別途、バックアップして保存しておく必要があります。
・「回復ドライブ」は Windows 8 から導入された機能ですが、以前は
起動ディスクに「回復パーティション」があって、そこに初期状態の
データを保存していれば、それを USBメモリーにコピーしていました。
◆ Windows 8 から導入された「USB 回復ドライブ」とは
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一方で Windows 10 の「回復ドライブ」は初期状態のデータではなく、
「回復ドライブ」を作成した時点におけるバージョンアップした状態
の Windows 10 に回復するデータを USBメモリーに保存しています。
・現在、Windows 10 では約半年ごとに大型の「機能更新プログラム」
が提供されており、その適用前に作成した「回復ドライブ」を使って
適用後に回復の作業をすると古いバージョンへ戻ることになります。
◆ 「機能更新プログラム」と「品質更新プログラム」の違いとは
https://www.724685.com/word/wd190731.htm
そのため、大型の「機能更新プログラム」を適用後、しばらく使って
動作の安定が確認できたら、最新の状態で「回復ドライブ」を再作成
しておくといいかもしれません。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
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Windows 10 に無償アップグレードを適用しており、「回復ドライブ」
を作成するときどうなるか分かりませんでした。
結果としては Windows 10 に無償アップグレードしても Windows 8.1
の「回復パーティション」が残っており、手順通りに「回復ドライブ」
を作成すると「回復パーティション」がコピーされました。
この「回復ドライブ」で回復すると Windows 8.1 に戻ってしまうので
もう使わないので「回復パーティションを削除」してから、もう一度、
最初から「回復ドライブ」を作成しなおしてみました。
すると今度は無事に Windows 10 での「回復ドライブ」ができました。
ということで購入時に Windows 8.1 だったパソコンで Windows 10 の
「回復ドライブ」を作成するときは「先祖返り」にも注意しましょう。
(編集長・林)
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回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回復回
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