■◇◇■ 週刊なにしろパソコン ■◇◇■ 毎週水曜日発行 ■◇◇◇■
パソコン・インターネットを 発行日:2014/09/10(配信は翌日)
楽しむキッカケを提供します! 発行者:なにしろパソコン編集長
https://www.724685.com/maga/ 連絡先:faq@724685.com
■◇◇◇■ 第648号 ■◇◇◇◇■ 今週の読者数: 5,132名 ■◇◇◇■
≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと アップルから iPhone 6 と Apple Watch が登場
(2) 今週のQ&A エクセルの計算式で絶対参照 $ マークの付け方
(3) 新・用語解説 エクセルで「絶対参照」「相対参照」とは
(4) 編集後記 なかなか難しい絶対と相対の関係
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≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと アップルから iPhone 6 と Apple Watch が登場
(2) 今週のQ&A エクセルの計算式で絶対参照 $ マークの付け方
(3) 新・用語解説 エクセルで「絶対参照」「相対参照」とは
(4) 編集後記 なかなか難しい絶対と相対の関係
☆ ご利用ありがとうございます。配信中止ご希望の方は「まぐまぐ!」
から簡単にできます。 → http://www.mag2.com/m/0000081405.html
・ すべてのバックナンバー https://www.724685.com/maga/
・ パソコントラブルQ&A https://www.724685.com/weekly/
・ パソコン用語解説 https://www.724685.com/word/
・ お問い合わせフォーム https://www.724685.com/ask/
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(1) 今週のひとこと アップルから iPhone 6 と Apple Watch が登場
----------------------------------
☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/
アップルから新型スマートフォンの iPhone 6、iPhone 6 Plus が登場
しました。最も目立つのは画面サイズが大きくなったということです。
◆ Apple - iPhone 6 http://www.apple.com/jp/iphone-6/
私もすっかり手元の小さい文字が見づらくなっているので、画面サイズ
が大きくなるのは嬉しい反面、これまでは片手で持って、親指だけでも
操作できていたのがどうなるのか、ちょっと気になるところです。
◆ Apple - iPhone - モデルを比較する
http://www.apple.com/jp/iphone/compare/
とはいえ Android端末でも、画面の大きな機種が多くなってきたことを
考えると、アップルも流れを無視できなかったということなのでしょう。
そして腕時計型端末 Apple Watch も発表されました。
◆ Apple - Apple Watch http://www.apple.com/jp/watch/
2015年に発売ということで、ちょっと肩透かしを食わされた感じですが、
デザインの豊富さと出来栄えは、さすがはアップルといったところです。
◆ Apple - Apple Watch - デザイン
http://www.apple.com/jp/watch/design/
商品としては面白いですが、個人的には特に必要性を感じないのですが、
皆さんはどういった印象を持たれたでしょうか?
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(2) 今週のQ&A エクセルの計算式で絶対参照 $ マークの付け方
----------------------------------
☆「パソコントラブルQ&A」 https://www.724685.com/weekly/
Q:エクセルで計算式に「$」を使った絶対参照の表記を使いたいとき、
2つの「$」を簡単に挿入する方法はありますか?
A:計算式から「$」を付けたい部分を選択して、『F4』キーを押すと
2つの「$」が付いた絶対参照の表記に変換されます。
◆◇◆
エクセルでは計算式が入力されたセルを選択すると、右下にハンドルが
表示され、そのハンドルをドラッグすることで、ドラッグしたセルには
計算式が連続データとして自動で入力されます。
たとえば「C1」に「=A1*B1」という計算式が入力されていると「C1」の
ハンドルを列方向(下向き)にドラッグすると「C2」には「=A2*B2」、
「C3」には「=A3*B3」と、計算式が自動で変化して入力されます。
これによって、たとえば各行ごとに「A列」には個数、「B列」には単価
を入力すれば「C列」で各「値段(個数*単価)」の計算できるわけです。
では、今度は単価はどの行でも同じとして、あとで単価を変えることも
あるといったときに、その決めた単価を「D1」に固定入力するとします。
ここで「E1」に「=A1*D1」という計算式を入力して「E1」のハンドルを
列方向にドラッグすると「E2」には「=A2*D2」、「E3」には「=A3*D3」
が自動入力されますが、今回は単価を「D1」のままにしたいわけです。
こんなときは計算式に「絶対参照」の表記を使います。つまり「E1」に
「=A1*D1」ではなく「=A1*$D$1」と入力するのです。
こうすれば「E1」のハンドルを列方向にドラッグをしても、「E2」には
「=A2*$D$1」、「E3」には「=A3*$D$1」といった具合に、常に単価には
「D1」の値が挿入されるようになります。
今回は単純な計算式で解説していますが、複雑な式になっても同じセル
の値を参照したいときは、この「絶対参照」の表記を使えば、ハンドル
をドラッグして計算式を生成しても希望するセルの値は固定できます。
そんな「絶対参照」の表記ですが、たとえば「D1」を「$D$1」と編集を
するのはキーボードではちょっと面倒です。特に「$」は「Shift」キー
を押しながら「4」のキーを押すという日本人には不慣れな操作です。
そこでセル内の計算式で「$」を付けたい部分を選択して、『F4』キー
を押すことで 2つの「$」が付いた「絶対参照」の表記に変換されます。
たとえば先ほどの計算式の中の「D1」を選択して『F4』キーを押すと
「D1」だけが「$D$1」に変換されます。
ちなみに続けて『F4』キーを押すと、「$D$1」が「D$1」に、「D$1」が
「$D1」に、「$D1」が「D1」にと順番に変換されていきます。
◆◇◆
さらには既存の計算式でなく、これから計算式を作ろうとする場合にも
『F4』キーは使えます。
たとえば「E1」セルに「=A1+$D$1」と入力したい時は、まず「E1」セル
を選択、「=」を入力した次に「A1」セルをクリックすると「E1」セル
には「=A1」が入力された状態になります。
さらに「+」を入力し、次に「D1」セルをクリックすれば「E1」セルに
「=A1+D1」が入力された状態になります。
この「D1」セルがクリックされた状態のままで『F4』キーを押すことで
「=A1+D1」は「=A1+$D$1」に変換されます。
文字だけでは分かりにくいですが、実際にやってみればすぐに分かると
思います。少し凝った計算式で「絶対参照」の表記を使いたいときに、
「D1」は「$D$1」に『F4』キーで変換できることを覚えておきましょう。
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(3) 新・用語解説 エクセルでセルの「絶対参照」「相対参照」とは
----------------------------------
☆「パソコン用語解説」 https://www.724685.com/word/
・表計算ソフトのエクセルで、あるセルに入力した計算式を別のセルに
コピーをすると、コピーした位置に応じて、計算式内で参照している
セルも変化するのが「相対参照」、変わらないのが「絶対参照」です。
たとえば「C1」に「=A1*B1」という計算式が入力されているとすると
この「C1」のセルをコピーして「C2」に張り付けると「C2」の計算式
は「=A2*B2」と変化し、この「A2」「B2」が「相対参照」表記です。
このとき「C1」の計算式を「=A1*$B$1」と編集すると「C2」にコピペ
しても計算式は「=A2*$B$1」となり「$B$1」の値は変わらないことに
なります。この「$B$1」が「絶対参照」の表記なのです。
・別の書き方をすると、再度、「C1」に「=A1*B1」という計算式が入力
されているとすると
「A1」は「C1」の左に2つの場所にあるセルの値を参照する
「B1」は「C1」の左に1つの場所にあるセルの値を参照する
という相対的なセルの位置関係を示しているのです。
そのため、「C1」の計算式を「C2」にコピペすると「C2」の計算式は
「=A2*B2」となり
「A2」は「C2」の左に2つの場所にあるセルの値を参照する
「B2」は「C2」の左に1つの場所にあるセルの値を参照する
というように「左に2つの場所」「左に1つの場所」の相対的な情報
がコピーされていることになり、これが「相対参照」なのです。
今度は「C1」に「=A1*$B$1」という計算式が入力されているとすると
「A1」は「C1」の左に2つの場所にあるセルの値を参照する
「$B$1」は常に「B1」の場所にあるセルの値を参照する
ということを示しています。
そのため、今度も「C1」の計算式を「C2」にコピペすると「C2」の
計算式は「=A2*$B$1」となり
「A2」は「C2」の左に2つの場所にあるセルの値を参照する
「$B$1」は常に「B1」の場所にあるセルの値を参照する
というように「$」マークを行番号と列番号に付けることで、いつも
同じセルの値を参照する、つまり「絶対参照」となるわけです。
・「$B1」「B$1」のように行番号、列番号のどちらか一方だけ「$」を
つけて固定される参照方法を「複合参照」と呼びますが、まず最初は
「絶対参照」「相対参照」について理解できれば十分でしょう。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
前回、エクセルで選択したセルを編集するときに使えるファンクション
キーである「F2」キーを紹介したところ「これは便利ですね」といった
コメントをいただきました。
◆ エクセル(Excel)で選択したセルの既存値を編集する「F2」キー
https://www.724685.com/weekly/qa140827.htm
そこで、今回はエクセルの計算式の中で「相対参照」を「$」を使った
「絶対参照」の表記に変換する「F4」キーを紹介しようと思って実際に
記事にしてみたわけです。
ところが書き始めると、この内容を文字だけのメールマガジンで伝える
のがとても大変なことに気が付きました。
それでもなんとか書き上げましたが、読んで意味が分からなかった方は、
来週には画像付きでウェブページとして公開しますので、そちらも参考
にしていただけたらと思います。
この「絶対参照」と「相対参照」の考え方はエクセルを上達するときに
とても大切なところなので、用語解説でも取り上げました。エクセルを
もう一段、使いこなしたい人には「絶対」に欠かせないポイントです。
(編集長・林)
※ 次回の配信は 9月18日(木曜日)の予定です。
絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶
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(1) 今週のひとこと アップルから iPhone 6 と Apple Watch が登場
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☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/
アップルから新型スマートフォンの iPhone 6、iPhone 6 Plus が登場
しました。最も目立つのは画面サイズが大きくなったということです。
◆ Apple - iPhone 6 http://www.apple.com/jp/iphone-6/
私もすっかり手元の小さい文字が見づらくなっているので、画面サイズ
が大きくなるのは嬉しい反面、これまでは片手で持って、親指だけでも
操作できていたのがどうなるのか、ちょっと気になるところです。
◆ Apple - iPhone - モデルを比較する
http://www.apple.com/jp/iphone/compare/
とはいえ Android端末でも、画面の大きな機種が多くなってきたことを
考えると、アップルも流れを無視できなかったということなのでしょう。
そして腕時計型端末 Apple Watch も発表されました。
◆ Apple - Apple Watch http://www.apple.com/jp/watch/
2015年に発売ということで、ちょっと肩透かしを食わされた感じですが、
デザインの豊富さと出来栄えは、さすがはアップルといったところです。
◆ Apple - Apple Watch - デザイン
http://www.apple.com/jp/watch/design/
商品としては面白いですが、個人的には特に必要性を感じないのですが、
皆さんはどういった印象を持たれたでしょうか?
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(2) 今週のQ&A エクセルの計算式で絶対参照 $ マークの付け方
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☆「パソコントラブルQ&A」 https://www.724685.com/weekly/
Q:エクセルで計算式に「$」を使った絶対参照の表記を使いたいとき、
2つの「$」を簡単に挿入する方法はありますか?
A:計算式から「$」を付けたい部分を選択して、『F4』キーを押すと
2つの「$」が付いた絶対参照の表記に変換されます。
◆◇◆
エクセルでは計算式が入力されたセルを選択すると、右下にハンドルが
表示され、そのハンドルをドラッグすることで、ドラッグしたセルには
計算式が連続データとして自動で入力されます。
たとえば「C1」に「=A1*B1」という計算式が入力されていると「C1」の
ハンドルを列方向(下向き)にドラッグすると「C2」には「=A2*B2」、
「C3」には「=A3*B3」と、計算式が自動で変化して入力されます。
これによって、たとえば各行ごとに「A列」には個数、「B列」には単価
を入力すれば「C列」で各「値段(個数*単価)」の計算できるわけです。
では、今度は単価はどの行でも同じとして、あとで単価を変えることも
あるといったときに、その決めた単価を「D1」に固定入力するとします。
ここで「E1」に「=A1*D1」という計算式を入力して「E1」のハンドルを
列方向にドラッグすると「E2」には「=A2*D2」、「E3」には「=A3*D3」
が自動入力されますが、今回は単価を「D1」のままにしたいわけです。
こんなときは計算式に「絶対参照」の表記を使います。つまり「E1」に
「=A1*D1」ではなく「=A1*$D$1」と入力するのです。
こうすれば「E1」のハンドルを列方向にドラッグをしても、「E2」には
「=A2*$D$1」、「E3」には「=A3*$D$1」といった具合に、常に単価には
「D1」の値が挿入されるようになります。
今回は単純な計算式で解説していますが、複雑な式になっても同じセル
の値を参照したいときは、この「絶対参照」の表記を使えば、ハンドル
をドラッグして計算式を生成しても希望するセルの値は固定できます。
そんな「絶対参照」の表記ですが、たとえば「D1」を「$D$1」と編集を
するのはキーボードではちょっと面倒です。特に「$」は「Shift」キー
を押しながら「4」のキーを押すという日本人には不慣れな操作です。
そこでセル内の計算式で「$」を付けたい部分を選択して、『F4』キー
を押すことで 2つの「$」が付いた「絶対参照」の表記に変換されます。
たとえば先ほどの計算式の中の「D1」を選択して『F4』キーを押すと
「D1」だけが「$D$1」に変換されます。
ちなみに続けて『F4』キーを押すと、「$D$1」が「D$1」に、「D$1」が
「$D1」に、「$D1」が「D1」にと順番に変換されていきます。
◆◇◆
さらには既存の計算式でなく、これから計算式を作ろうとする場合にも
『F4』キーは使えます。
たとえば「E1」セルに「=A1+$D$1」と入力したい時は、まず「E1」セル
を選択、「=」を入力した次に「A1」セルをクリックすると「E1」セル
には「=A1」が入力された状態になります。
さらに「+」を入力し、次に「D1」セルをクリックすれば「E1」セルに
「=A1+D1」が入力された状態になります。
この「D1」セルがクリックされた状態のままで『F4』キーを押すことで
「=A1+D1」は「=A1+$D$1」に変換されます。
文字だけでは分かりにくいですが、実際にやってみればすぐに分かると
思います。少し凝った計算式で「絶対参照」の表記を使いたいときに、
「D1」は「$D$1」に『F4』キーで変換できることを覚えておきましょう。
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(3) 新・用語解説 エクセルでセルの「絶対参照」「相対参照」とは
----------------------------------
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・表計算ソフトのエクセルで、あるセルに入力した計算式を別のセルに
コピーをすると、コピーした位置に応じて、計算式内で参照している
セルも変化するのが「相対参照」、変わらないのが「絶対参照」です。
たとえば「C1」に「=A1*B1」という計算式が入力されているとすると
この「C1」のセルをコピーして「C2」に張り付けると「C2」の計算式
は「=A2*B2」と変化し、この「A2」「B2」が「相対参照」表記です。
このとき「C1」の計算式を「=A1*$B$1」と編集すると「C2」にコピペ
しても計算式は「=A2*$B$1」となり「$B$1」の値は変わらないことに
なります。この「$B$1」が「絶対参照」の表記なのです。
・別の書き方をすると、再度、「C1」に「=A1*B1」という計算式が入力
されているとすると
「A1」は「C1」の左に2つの場所にあるセルの値を参照する
「B1」は「C1」の左に1つの場所にあるセルの値を参照する
という相対的なセルの位置関係を示しているのです。
そのため、「C1」の計算式を「C2」にコピペすると「C2」の計算式は
「=A2*B2」となり
「A2」は「C2」の左に2つの場所にあるセルの値を参照する
「B2」は「C2」の左に1つの場所にあるセルの値を参照する
というように「左に2つの場所」「左に1つの場所」の相対的な情報
がコピーされていることになり、これが「相対参照」なのです。
今度は「C1」に「=A1*$B$1」という計算式が入力されているとすると
「A1」は「C1」の左に2つの場所にあるセルの値を参照する
「$B$1」は常に「B1」の場所にあるセルの値を参照する
ということを示しています。
そのため、今度も「C1」の計算式を「C2」にコピペすると「C2」の
計算式は「=A2*$B$1」となり
「A2」は「C2」の左に2つの場所にあるセルの値を参照する
「$B$1」は常に「B1」の場所にあるセルの値を参照する
というように「$」マークを行番号と列番号に付けることで、いつも
同じセルの値を参照する、つまり「絶対参照」となるわけです。
・「$B1」「B$1」のように行番号、列番号のどちらか一方だけ「$」を
つけて固定される参照方法を「複合参照」と呼びますが、まず最初は
「絶対参照」「相対参照」について理解できれば十分でしょう。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
前回、エクセルで選択したセルを編集するときに使えるファンクション
キーである「F2」キーを紹介したところ「これは便利ですね」といった
コメントをいただきました。
◆ エクセル(Excel)で選択したセルの既存値を編集する「F2」キー
https://www.724685.com/weekly/qa140827.htm
そこで、今回はエクセルの計算式の中で「相対参照」を「$」を使った
「絶対参照」の表記に変換する「F4」キーを紹介しようと思って実際に
記事にしてみたわけです。
ところが書き始めると、この内容を文字だけのメールマガジンで伝える
のがとても大変なことに気が付きました。
それでもなんとか書き上げましたが、読んで意味が分からなかった方は、
来週には画像付きでウェブページとして公開しますので、そちらも参考
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この「絶対参照」と「相対参照」の考え方はエクセルを上達するときに
とても大切なところなので、用語解説でも取り上げました。エクセルを
もう一段、使いこなしたい人には「絶対」に欠かせないポイントです。
(編集長・林)
※ 次回の配信は 9月18日(木曜日)の予定です。
絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶
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