[12/10/10] アンケートへのご協力ありがとうございました!

■◇◇■ 週刊ネットライフ パソコン生活応援誌(一般配信版) ■◇◇■
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■◇◇◇■ 第553号 ■◇◇◇◇■ 今週の読者数: 5,600名 ■◇◇◇■

 ≪今週の目次≫
  (1) 今週のひとこと アンケートへのご協力ありがとうございました!
  (2) 今週のQ&A  誤変換の修正など文字の再変換に「変換」キー
  (3) 新・用語解説  キーボードの文字の並びは「QWERTY配列」
  (4) 編集後記    フリーソフトは定番を使おう
  ※直接ジャンプ! 今週のQ&A今週の用語解説編集後記
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 (1) 今週のひとこと アンケートへのご協力ありがとうございました!
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      ☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/

 このたびはアンケートへのご協力、本当にありがとうございました!
 回答は 82名の方からいただき、うち男性が 59名で 72% でした。
 
 ・年齢層は 40歳以上が 97%、特に 70歳以上が 28名(34%)

 ・「なにパソ.com」をいつもお使いいただいているのは 31名、
  その中で「ホーム」に設定の方も 10名

 ・パソコンのキーボード文字入力について

   21 手元を見ずに打てる
   37 手元は見るがストレスなく打てる
   22 入力に少し時間はかかるが問題ない
    2 いつまでもキーボード入力には慣れない

 
 思った以上に「手元を見ずに打てる」方は多い気がしました。
 実は私自身が「ときどき見ながら打つ」ものですから(苦笑)。

 ◆ キーボードのタッチタイプは必要か?(2003/2/19)
  https://www.724685.com/weekly/qa030219.htm

 
 ほかにもとても参考となるたくさんのコメントもいただきました。
 中でも、複数あった内容としては

 ・学生時代に英文タイプをやっていたのでローマ字入力は大丈夫
 ・左手や小指などはタイピングしづらい
 ・ときどき文字キー以外のキーを間違って押してしまう
 ・急ぐ必要がないので、手元を見ながら入力している
 ・視覚障害があり、キーボード操作だけですべてできると嬉しい
 ・ひらがな入力と思って入力していたら英文半角だった
 ・役割が分からないキーがある

 などで、皆さんそれぞれに試行錯誤されているのが伝わってきました。


 当然、これらのコメントを入力くださった方は「文字入力できる」方で、
 文字入力で困っている方は回答もできない可能性がある、ということは
 ちゃんと考慮しなくてはいけないと思っています。


 すべてのコメントを読ませていただきましたが、具体的な経験や感想が
 満載で、今後のサイトやメルマガ運営の参考にさせていただきます。

 ほかにも私への激励や「いつも読んでいるよ!」といったメッセージも
 ただきました。本当にありがたいことです。

 これからも頑張りますので、引き続きご愛読いただけると嬉しいです。

 
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 (2) 今週のQ&A 誤変換の修正など文字の再変換に「変換」キー
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     ☆「パソコントラブルQ&A」 https://www.724685.com/weekly/

 Q:キーボードの「無変換」「変換」キーはどう使うのですか?

 A:「変換」キーで確定済みの文字を再度、変換可能な状態にできます。
   さらに「無変換」キーでひらがな、カタカナの状態にまで戻せます。


                ◆◇◆

 アンケートで「キーボード」や「文字入力」について尋ねたところ

  「変換」「無変換」というキーは不要ではないか

 というご意見がありました。

 ※「スペース」キーの右が「変換」キー、左が「無変換」キーです。

 
 確かに「変換」や「無変換」キーは使わなくても不自由はありませんが、
 たとえば以下の場合に使えます。

  ・文字入力を確定した後で誤変換を見つけ、再度、入力するとき
  ・変換する前に、うっかり全部ひらがなで確定してしまったとき
  ・難しい漢字に変換したものの、あとからひらがなに戻すとき


 もちろん、再変換したい文字を削除して、再度、文字入力してやり直し
 たとしても、それほど「大変な作業」というわけではありません。

 それでも、再変換したい文字を選択して「変換」キーを押せば再変換が
 できる状態となり、メニューから希望の変換に変更できるのは便利です。


 さらに漢字に変換したものの、ひらがなのほうが良かったかな、と思う
 ことはありませんか?たとえば「いわゆる」を「所謂」と変換確定した
 あとで、やっぱり「いわゆる」のほうがいいと思ったときなどです。

 その場合は「所謂」の文字を選択して反転表示させてから「変換」キー
 を押すと再変換できる状態になり、そこで続けて「無変換」キーを押す
 とひらがなの「いわゆる」に戻すことができます。

 ※もちろん再変換の候補から「いわゆる」を選択しても構いません。


 この「変換」キーによる再変換は、最初に再変換したい文字を選択して
 から実行しますが、ワードなど一部のソフトは選択しなくても、文字の
 末尾にカーソルを合わせた状態でも「変換」キーで再変換できます。

 たとえばワードで「時間が速い」と入力確定してから、すぐに「早い」
 が正しいと気がついて「速い」の末尾にカーソルがある状態で「変換」
 キーを押せば「速い」が再変換できる状態になります。

 ※ワードで文章作成をする人は覚えておいて損はないでしょう。


                ◆◇◆

 慣れないうちは「変換」キーで再変換するよりも、誤変換の文字を削除
 して入力し直すほうが速いかもしれません。でも文章が長く、再変換を
 したい文字が多いときは「変換」キーのほうが便利な場合もあります。

 まずは何度か再変換をやってみて、操作として自分に馴染むかどうかを
 確認した上で使うかどうか決めてもいいかもしれません。


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 (3) 新・用語解説 キーボードの文字の並びは「QWERTY配列」
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         ☆「パソコン用語解説」 https://www.724685.com/word/

 ・パソコンの使い始めに多くの人がとまどうのが「キーボード」です。

  使い慣れないうちは、どこにどのキーがあるのか分からず、ひと文字
  ずつ、探さないといけないのでイライラしてしまいます。

  特にキー配列は規則性が見つけられず、覚えにくい並びなので「なぜ
  ABC 順に並べなかったのか?」という感想もあるのはもっともです。


 ・さて現在、パソコンで使われているキーボードのキー配列はほとんど
  「QWERTY(クワーティ)配列」と呼ばれるものです。これは3列ある
  キー配列で、最上列の左から6文字をつなげて名前にしたものです。
  
   ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐
   │Q│W│E│R│T│Y│U│I│O│P│
   └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘

  有名な逸話に、タイプライターが誕生した頃は、アルファベット順の
  キー配列だと、隣り合うキーを連続して打つと、文字ヘッドを紙面に
  たたきつけるハンマー状のバーが絡み合うので、速く打てないように
  わざとバラバラに並べた、というものがあります。

  実際には「QWERTY配列」でも、「er」「ty」「ed」といった連続して
  よく使うキーが隣り合わせなので、バーが絡まないようにするためと
  いうのは理屈が合わないこともあり、説得力のある説ではありません。

  ◆ QWERTY配列 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/QWERTY%E9%85%8D%E5%88%97


 ・さらに面白い逸話としては、最上列のキーだけ使って「TYPE WRITER」
  という単語が打てるので、タイプライターのセールスマンが実演する
  ためにこんな配列になった、というものがあります。

  嘘か本当かは別にしても、なぜ、こんな配列になったのか考えたり、
  最上列のキーだけで「TYPEWRITER」が打てることを雑学として知って
  いたりするだけでも、キーボードが少し身近に感じられるでしょう。


 ・もう一歩踏み込んだ「QWERTY配列」の歴史に関する考察もあります。

  ◆ キーボードのキー配列(歴史)
  http://hp.vector.co.jp/authors/VA011700/moji/keyboard2.htm

  中段に、ほぼアルファベット順に近い並びがあることから、最終的に
  現在の配列に至るまでの推察は「読み物」としても面白いです。

  そんなことも頭に入れて「らくらくタイプ練習」で「キー配列の妙」
  を味わってみるのもいいかもしれません。

  ◆ らくらくタイプ練習 https://www.724685.com/type/

  改めて、すんなり覚えられる配列ではないことに気付くことでしょう。


============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]

 知らないうちにパソコンを遠隔操作され、犯罪予告の書き込みやメール
 を送信されたパソコンの所有者が逮捕される、という事件が起きました。
 
 ◆ PC遠隔操作の感染源ソフト、「2ちゃんねる」経由で入手か?
  https://www.724685.com/blog/2012/10/11102713.html


 まだ調査は続いているので、実際のところは不明な部分も多いのですが、
 知らない誰かにパソコンを遠隔操作されたり、身に覚えのない犯行声明
 の書き込みで『逮捕』されたり、という事実は重いです。

 以前はセキュリティ対策ソフトを入れない理由に「自分のパソコンには
 大したデータは入っていないので感染しても構わない」と開き直った人
 もいましたが、そんな時代ではないということです。


 確かに便利なフリーソフトはパソコン利用をより快適にしてくれますが、
 まずは定番の「窓の杜」から探し、もっと見つけたいとしても Vector
 (ベクター)に掲載されたソフトまで、としたほうが無難です。

 ◆ 窓の杜 http://www.forest.impress.co.jp/

 ◆ Vector http://www.vector.co.jp/


 もちろん「窓の杜」や「ベクター」に掲載されていれば安心というわけ
 でもありません。少しでも心配なときはタイトルでネット検索して評価
 などを確認した上でフリーソフトは導入を決めたほうがいいでしょう。

                           (編集長・林)


 ※ 次回の配信は10月18日(木曜日)の予定です。お楽しみに。

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