[10/05/26] 大きなプログラムを「D」ドライブに

■◇■ 週刊クラブQ&A パソコンクリニック(クラブQ&A版) ■◇■
  パソコン・インターネットを   発行日:2010/05/26(毎週水曜日)
  楽しむキッカケを提供します!  発行者:キューアンドエー株式会社
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■◇◇◇■ 第431号 ■◇◇◇■ 今週の読者数: 6,483+3,600名 ■◇◇■

 ≪今週の目次≫
  (1) 今週のひとこと USTREAM であの伝説の番組が復活?
  (2) 今週のQ&A  大きなプログラムを「D」ドライブに
  (3) 今週の用語解説 ストリーミング放送の魅力
  (4) 編集後記    できれば「掛け合い」でやりたい
  ※直接ジャンプ! 今週のQ&A今週の用語解説編集後記
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 (1) 今週のひとこと USTREAM であの伝説の番組が復活!?
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      ☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/

 いまとなっては懐かしいのですが、2005年5月1日より約1年半、お店の
 あった世田谷のコミュニティFMで「パソコンクリニック」というラジオ
 番組を放送、さらに放送後はポッドキャストでネット公開していました。

 ◆ クラブQ&A「パソコンクリニック」ラジオ放送
  http://www.voiceblog.jp/724685/

  → いまでも放送全79回のうち、65回分は聴くことができます。


 お店が世田谷区から杉並区に移転したこともあり、残念ながら終了して
 しまったのですが、ラジオのパーソナリティとして、とても楽しく評判
 も悪くなかったので、機会があれば復活させたいと考えていました。


 そんな中、「USTREAM(ユーストリーム)」というライブ動画の配信、
 そしてそれを視聴できるサービスが人気を集めており、少し準備すれば
 映像と音声による番組を提供できる環境が整ってきました。

 ◆ USTREAM http://www.ustream.tv/

 ◆ 今週の用語解説 今年の注目は「UStream」によるライブ中継
  https://www.724685.com/maga/2010/01/21091355.html#yougo
 

 それでも「USTREAM」は海外のサービスということもあり、ご紹介する
 には公式サイトが英語表記という問題もあったのですが、ソフトバンク
 が出資することとなり、日本語表記のサービスも始まりました!

 ◆ Ustream, Inc.への出資について | ソフトバンク株式会社
  http://www.softbank.co.jp/ja/news/press/2010/20100202_03/

 ◆ USTREAM日本語化 - パソコン生活応援「今日のひとこと」
  https://www.724685.com/blog/2010/04/28093827.html


 ということで現在、USTREAM版「パソコンクリニック」を企画しており、
 6月にはスタートできれば、と思っています。詳細が決まり次第、また
 事前に報告させていただきます。どうぞ、お楽しみに!


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 (2) 今週のQ&A 大きなプログラムを「D」ドライブに
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       ☆「質問リクエスト」 http://www.clubqa.com/mailcare/

 Q:「C」ドライブがいっぱいで「D」ドライブが空っぽです。

 A:プログラムのインストールを「D」にしてしまう方法もあります。


                ◆◇◆

 すでに「C」ドライブが一杯で「D」ドライブが空っぽ、という質問には

 A.「マイドキュメント」 を 「D」ドライブに移行する方法

  ◆ ハードディスク(HDD)がいっぱいです!
   https://www.724685.com/weekly/qa041208.htm


 B.「C」ドライブと「D」ドライブをまとめる方法

  ◆ 分割されたハードディスクの容量をまとめたい
   https://www.724685.com/weekly/qa081217.htm


 という2つの方法を紹介しています。


 通常はどんどん増えてハードディスクを圧迫するのは写真、音楽、動画
 などの各種データなので、「マイドキュメント」を「D」に移行せば緩和
 されるし、「C」と「D」をまとめる、「C」の容量を増やすのも有効です。

 それでもプログラムをたくさん導入したために「C」ドライブが足りなく
 なったり、ハードディスク容量の設定(パーティション)をいじるのは
 不安だし、まとめずに分割しておきたい、という考えもあります。


 そこでまずは「C」ドライブ内で、どのフォルダがどのくらいの容量か
 確認して、大きな容量を占めているものを把握しましょう。そのときに
 使えるのが「DriveAnalyzer」というフリーウエアです。

 ◆ DriveAnalyzerの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
  http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se277549.html

 Windows でドライブを開いても、各フォルダの容量は表示されませんが、
 「DriveAnalyzer」を起動して「C」ドライブを計測、結果を「容量順」
 「降順」で表示させると、大きな容量のフォルダはどれか確認できます。


 その結果、大きな容量を占めるフォルダが特定のプログラムのもので、
 使っていない、あるいは不要なもの、さらにはときどき使うけど、再度、
 インストールできるものがあればアンインストールを検討しましょう。

 ※細かいプログラムをいくら削除してもハードディスクの空き容量は
  あまり増えません。大容量のものから検討していく必要があります。

 そして再度、やはり必要ということでインストールするときには操作中
 に「インストール先」フォルダをどうするか確認する画面が出たときに
 保存先のドライブを「C」から「D」に書き換えます。
 
  C:\Program Files\xxxxx
      ↓
  D:\Program Files\xxxxx

 これで、このプログラムは「D」ドライブに起動ファイルなど主要部分
 がインストールされることになります。


 ◎注意点

 ・「インストール先」フォルダを変更できないプログラムもあります。

 ・すべてのプログラムを「D」ドライブに移行することを推奨している
  わけではありません。今回いただいた質問のように「C」ドライブが
  いっぱい!という場合の対策であり、容量があれば「C」ドライブに
  インストールすることをおすすめします。


                ◆◇◆

 ときどき「C」ドライブにあるプログラムのフォルダを、そのまま「D」
 ドライブに移動させたらどうなるのか、という質問をいただきます。

 確かに軽いフリーウエアのようにプログラムをフォルダごと動かしても
 ちゃんと「D」ドライブ上で動く場合はあります。


 しかし、大容量で高機能のプログラムほどインストール時に Windows
 のあちこちにファイルを配置するため、プログラムの基本フォルダだけ
 移動させても正常に動かない場合が多いので避けた方が賢明でしょう。

 正規の手順でインストールして、保存先のドライブを「C」から「D」に
 書き換えることで確実なドライブ変更が可能となります。


 ◎「今週のQ&A」は図などを追加、一部加筆して、順次、公開中。
  ?> パソコントラブルQ&A https://www.724685.com/weekly/

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 (3) 今週の用語解説 ストリーミング放送の魅力
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        ☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。

 ・ブロードバンドによるインターネット接続が普及し、流せる情報量も
  増え、さらにデータの圧縮や再生技術が発達して、送受信できる音楽
  や映像も高品質になりましたが、それでもダウンロードは大変です。

  特に動画は圧縮してもファイル容量が大きく、パソコンにファイルを
  すべてダウンロードしてから再生したのでは時間がかかりすぎるし、
  データ保存領域も必要なので「ライブ」放送は難しくなります。


 ・そこで音声ファイルや動画ファイルをすべて受信しなくても、一部を
  受信できた分からどんどん『流れるように』音声や映像に戻していく
  方法がとられており、その配信が「ストリーミング放送」です。

  「ストリーム(stream)」には「流れ、水流」といった意味があり、
  日本語でも「情報を流す」といったりしますが、英語でも「データの
  流れ(data stream)」のように情報の流れに「stream」を使います。

  データ受信が少し遅れたり、途切れたりしても、再生している動画が
  途切れないために「バッファ」と呼ばれるデータの余裕分を「先読み」
  してから再生しているため、放送は実際より数秒遅れて始まります。

  
 ・ストリーミング放送は、すべてをダウンロードしなくても、パソコン
  に保存しなくても動画を見ることができるため、大容量のデータ保存
  ができない機器でもネット経由で番組を楽しむことができます。

  ※さらにコピーや再配布もしにくいので権利を守ることもできます。

  そんなストリーミング放送をおこなったり、その放送中の番組を視聴
  できるサービスで注目されているのが「USTREAM(ユーストリーム)」
  であり、気軽に動画放送で情報の受発信ができるようになりました。

  ◆ USTREAM http://www.ustream.tv/

  こういったサービスが普及することで、中身の薄いバラエティや規制
  や時間に縛られたテレビ番組より、ストリーミング放送だからできる
  本音トークや臨場感のあるライブ中継を見る機会も増えています。


 ・特に iPhone のようなスマートフォンはビデオカメラ、マイク、動画
  処理アプリケーション、通信機能を持っており、それ1台でどこでも
  ライブ中継ができてしまう、という画期的なツールとなっています。
  
  ※もちろん iPhone からの放送では通信速度も限られ、画質も音も
   さほど良くはありません。それでも手軽さや携帯性は抜群です。

  権利関係など難しい問題もありますが、特別な機材や電波の使用権が
  なければできなかった「動画放送」がインターネットで配信できる、
  それを楽しめる「ストリーミング放送」には期待が集まっています。


============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]

 USTREAM を使った実験放送を何回かおこないましたが、インターネット
 につながったノートパソコンと3千円程度のマイク付きウェブカメラを
 使っても、とりあえず問題なく放送できるところまでは確認できました。

 ※無料のプロデューサーというソフトウエアでも、カメラの画面から
  パソコンの画面に切り替えるなど、簡単にできて面白いです。

  ◆ Ustream Producer http://www.ustream.tv/producer


 あとは「番組」としてどうするかです。単純にひとりでトークをしても
 芸能人でもないわけで、そう簡単には盛り上がりません。動画を流すと
 いっても40過ぎのオヤジが映っていても見たい人はいないでしょう。

 ※さらにラジオなら曲を紹介して音楽を流せば場がもちますが、勝手
  に有名な曲を流すわけにもいかない、というのも難しいところです。

 そんなことを考えると、やはりエフエム世田谷の時に進行役としてプロ
 の女性パーソナリティの方に助けていただきましたが、今回も誰か相方
 を見つけたいところです。「合いの手」が入るだけでも全然違います。
 
 
 まあ、そんなこともあって、とりあえずの放送ならすぐにでもできると
 考えていますが、やはり作るからにはライブ放送後にも録画した動画を
 公開して、それを再生しても視聴に耐えるものにしたいと考えています。

 とはいえ、そんなにコストはかけられないし...。なんとか工夫します。

                           (編集長・林)


  ※ 次回の発行は6月2日(水曜日)の予定です。お楽しみに。

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