■◇■ 週刊クラブQ&A パソコンクリニック(クラブQ&A版) ■◇■
パソコン・インターネットを 発行日:2009/04/22(毎週水曜日)
楽しむキッカケを提供します! 発行者:キューアンドエー株式会社
http://www.clubqa.com/mailmagazine/ 連絡先:faq@clubqa.com
■◇◇◇■ 第376号 ■◇◇◇■ 今週の読者数: 7,448+2,800名 ■◇◇■
≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと Windows ReadyBoost は使えるか?
(2) 今週のQ&A Windows ReadyBoost の設定方法
(3) 今週の用語解説 Windows ReadyBoost とは(再録)
(4) 編集後記 Windows 7 に何を望むか
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≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと Windows ReadyBoost は使えるか?
(2) 今週のQ&A Windows ReadyBoost の設定方法
(3) 今週の用語解説 Windows ReadyBoost とは(再録)
(4) 編集後記 Windows 7 に何を望むか
☆ ご利用ありがとうございます。配信中止ご希望の方は専用ページ
で簡単にできます。 → https://www.clubqa.com/magazine/check/
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・ 質問リクエスト http://www.clubqa.com/mailcare/
・ お問い合わせ http://www.clubqa.com/faq/ask/
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(1) 今週のひとこと Windows ReadyBoost は使えるか?
----------------------------------
☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/
信じられないことですが、昨年2月に購入した東芝の薄型ノートPC は
OS が「Windows Vista Business」とはいえ、CPU は「Core2 Duo」だし、
内蔵メモリ「2GB」というスペックなのに、とても動作が遅いのです。
特にワードやエクセルの起動などは、ほぼ毎回、しばらく「応答なし」
の表示が出るくらいモタついており、職業柄、複数のプログラムを駆使
して仕事をしているので、この動作の遅さは我慢できません。
※それではメモリを「4GB」に増設すればよいかというと、この機種
はメモリスロットに空きがなく、しかも最大容量が「2GB」なので、
単純なメモリ増設は「物理的に」できないのです。
そこで Windows Vista になって追加された新機能で、内蔵メモリ不足
のときにメモリの増設ではなく、外付けの USBメモリ や メモリカード
で増設と同様の効果が出せる「Windows ReadyBoost」を導入しました。
◆ Windows ReadyBoost - USB メモリで高速化
http://www.microsoft.com/japan/users/vista/special/002/03.mspx
結果としては、通常の動作がそれほど速くなったとは感じられなかった
のですが、ワードやエクセルなど、アプリケーションの起動は速くなり、
これまでの「応答なし」が続くことが少なくなったのは収穫でした。
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(2) 今週のQ&A Windows ReadyBoost の設定方法
----------------------------------
☆「質問リクエスト」 http://www.clubqa.com/mailcare/
Q:「Windows ReadyBoost」の導入方法を教えてください。
A:まずは高速の USBメモリ か メモリカード を用意しましょう。
◆◇◆
「Windows ReadyBoost」については「今週の用語解説」にも書きますが、
内蔵メモリ不足をハードディスクの「仮想メモリ」ではなく、USBメモリ
や メモリカード で補えるよう Windows Vista から追加された機能です。
もちろん内蔵メモリの増設のほうが処理速度の改善に効果がありますし、
大容量のメモリも値段が下がっているので、可能なら内蔵メモリの増設、
特に Windows Vista で 1GB しかない場合、2GB への増設がお勧めです。
それでもノートパソコンなどで搭載可能な内蔵メモリ容量に上限がある
場合や、プログラムを起動するときに頻繁にハードディスクに書き込み
が起きている場合は「Windows ReadyBoost」の効果が期待できます。
「Windows ReadyBoost」を導入には、まずは使用する高速の USBメモリ
や メモリカード を用意する必要があります。処理速度の高速化が目的
なので、可能な限り高速な商品を選びましょう。ポイントとしては
・量販店で特に安売りされている USBメモリ や メモリカード は
避けましょう。特価品の多くはデータの読み書き速度が遅いです。
・USBメモリ の場合、USB 2.0 標準で 230 MB の空き容量が必要。
「ReadyBoost対応」と明記された商品を使ったほうが確実です。
・メモリカード を利用する場合はパソコン内蔵のカードスロット
や外付けならカードリーダーの能力にも影響されるので、確実に
効果を出したい場合は USBメモリ のほうがいいでしょう。
設定は簡単です。準備した USBメモリ を USBポート、あるいは メモリ
カード をカードスロットへ挿入すると Windows Vista がデータの転送
速度が「Windows ReadyBoost」の処理が可能か自動的に診断します。
診断の結果、利用可能の場合、挿入したときに表示される「自動再生」
ウインドウで「全般のオプション」項目として
「システムの高速化 -Windows ReadyBoost使用」
というアイコンが表示されるので、それを選択します。
※表示されなければ「利用できない」と診断されたと考えられます。
すると USBメモリ あるいは メモリカードの「プロパティ画面」が開き、
「ReadyBoost」タブ画面が表示されるので「このデバイスを使用する」
を選択して、適当な使用容量を(領域)を決めます。
※ 内蔵メモリの容量と同じ容量を設定することが推奨されています。
あとは「OK」ボタンでウインドウを閉じれば、自動で設定されます。
「自動再生」画面が自動で開かない場合は、直接、USBメモリ あるいは
メモリカードのアイコンを右クリックして、プロパティを開くことで、
「ReadyBoost」タブ画面から設定できます。
「Windows ReadyBoost」の記憶容量には、よく使われるソフトウエアの
起動を高速にするための情報を保存することができるので、設定した後、
パソコンを使い込んでいくほど高速化を実感できる場合があります。
そのため「Windows ReadyBoost」の設定完了後には、よく使うソフトを
何回か起動と終了を繰り返してみるといいでしょう。メモリ不足で起動
が遅いソフトウエアなどは、特に効果が感じられるはずです。
◆◇◆
「Windows ReadyBoost」に使うには メモリカードよりも USBメモリ の
ほうが向いていますが、常時、機能させたい場合、特にノートパソコン
で持ち運んでいる場合、USBメモリ は本体から出っ張るので困ります。
そこで、最近ではほとんどのノートパソコンには SDカードに対応した
カードスロットが内蔵されているので、そこに高速の メモリカード を
挿入して使ったほうがスマートです。
メモリカード や USBメモリ はそれ単体で利用価値があるので、万が一、
「Windows ReadyBoost」に使えなくても通常の保存用メモリとして利用
することができるので、試しても損のない機能だといえるでしょう。
◎「今週のQ&A」は図などを追加、一部加筆して、順次、公開中。
?> パソコントラブルQ&A https://www.724685.com/weekly/
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(3) 今週の用語解説 Windows ReadyBoost とは(再録)
----------------------------------
☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。
・Windows Vista になって登場した機能に「Windows ReadyBoost」が
あります。「ReadyBoost(レディーブースト)」の「Ready」には
「素早い」、「Boost」は「あと押し」といった意味があります。
要するに「素早くあと押ししてくれるような機能」といった意味だと
思いますが、実際の働きとしてはパソコンの内蔵メモリ不足を補い、
しかもパソコンの処理速度は確保できる、といったことになります。
・いままでの Windows にも内蔵メモリが不足すると、ハードディスク
の一部を「代用」として使う「仮想メモリ」機能があり、Vista でも
引き続き採用されています。
しかし、ハードディスクは内蔵された高速メモリと比べ、処理速度が
かなり遅いため、「仮想メモリ」を使いはじめるとハードディスクが
「カリカリ」と音を立て始め、パソコンの処理が一気に遅くなります。
※さらに頻繁に「仮想メモリ」が使われるとハードディスクに負担
が大きいため、発熱したり、寿命が短くなるとも言われています。
・Windows Vista では、このハードディスクでの「仮想メモリ」以外に、
外付けの高速記憶媒体(メディア)を内蔵メモリの代用に使える機能
として「Windows ReadyBoost」を開発した、というわけです。
具体的には「USBメモリ」や「メモリカード」を使うことになります。
用途から考えても、できるだけ高速でデータの書き込み、読み取りが
できる製品でないと、使っても高速化の効果はありません。
しかし「USBメモリ」や「メモリカード」も数年前は容量も数百MBと
少なく、処理速度も遅かったのですが、最近では1GB を越える容量
で高速な製品でも数千円と値段が下がり、入手しやすくなりました。
・そこでメモリ不足の Windows Vista 搭載パソコンに「USBメモリ」
を差し込めば「システムの高速化(Windows ReadyBoost 利用)」を
オプションとして設定、代用メモリとして使える、というわけです。
※Windows ReadyBoost に対応する「USBメモリ」は「256MB以上の
容量で一定のアクセス速度」が必要とされています。
日頃は、それほどメモリは消費しないけど、ときには動画の処理中に
別の作業をしたいとか、さらにはノートパソコンなどで内蔵メモリの
増設が難しい場合にも「Windows ReadyBoost」の利用価値はあります。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
Windows Vista の次となる Windows 7 ですが、いまだ発売時期は明確
になっておらず、2009年後半とも2010年初頭とも言われています。
◆ 「Windows 7」2010年初頭に日米同時発売
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/17/news021.html
私としては Windows 7 で一番気になるのは、必要なメモリ容量は減る
のか、ということです。内蔵メモリ 2GB のマシンで ベータ版を試した
感触では Vista よりも動作が軽かったので、ちょっと期待しています。
なぜかというと「今週のひとこと」でも書いたように 20万円も出して
買った東芝のノートパソコンが内蔵メモリを増設できないため、いまの
2GB のままで快適に動くなら Windows 7 にする価値があるからです。
確かに昔と比べ内蔵メモリも安くなりました。それでも物理的に増設
できるのが 2GB までとなると、新OS がより大きな内蔵メモリを必要
とするなら、バージョンアップしたくてもできないからです。
いわゆる「ネットブック」の人気もあり、マイクロソフト社としては
Windows 7 を低スペックのパソコンでも快適に動作するよう開発して
いると聞いていますが、実はこれは画期的な試みだと思います。
自動車業界でも、新車のほうが燃費がよく、コンパクトなほうが人気
なのに Windows はバージョンアップのたびに、必ずより多くのメモリ
を浪費するモデルに、ある意味『改悪』されてきた歴史があります。
より高性能の CPU で大容量のメモリを消費させる高機能化や高速化は
ある意味、当たり前です。OS の能力は上げつつも、CPU やメモリ容量
は同じでいい、というのが本当に価値がある開発といえるでしょう。
(編集長・林)
※ 次回の発行は4月29日(水曜日)の予定です。お楽しみに。
起動起動起動起動起動起動起動起動起動起動起動起動起動起動起動起動起
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(1) 今週のひとこと Windows ReadyBoost は使えるか?
----------------------------------
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信じられないことですが、昨年2月に購入した東芝の薄型ノートPC は
OS が「Windows Vista Business」とはいえ、CPU は「Core2 Duo」だし、
内蔵メモリ「2GB」というスペックなのに、とても動作が遅いのです。
特にワードやエクセルの起動などは、ほぼ毎回、しばらく「応答なし」
の表示が出るくらいモタついており、職業柄、複数のプログラムを駆使
して仕事をしているので、この動作の遅さは我慢できません。
※それではメモリを「4GB」に増設すればよいかというと、この機種
はメモリスロットに空きがなく、しかも最大容量が「2GB」なので、
単純なメモリ増設は「物理的に」できないのです。
そこで Windows Vista になって追加された新機能で、内蔵メモリ不足
のときにメモリの増設ではなく、外付けの USBメモリ や メモリカード
で増設と同様の効果が出せる「Windows ReadyBoost」を導入しました。
◆ Windows ReadyBoost - USB メモリで高速化
http://www.microsoft.com/japan/users/vista/special/002/03.mspx
結果としては、通常の動作がそれほど速くなったとは感じられなかった
のですが、ワードやエクセルなど、アプリケーションの起動は速くなり、
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(2) 今週のQ&A Windows ReadyBoost の設定方法
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Q:「Windows ReadyBoost」の導入方法を教えてください。
A:まずは高速の USBメモリ か メモリカード を用意しましょう。
◆◇◆
「Windows ReadyBoost」については「今週の用語解説」にも書きますが、
内蔵メモリ不足をハードディスクの「仮想メモリ」ではなく、USBメモリ
や メモリカード で補えるよう Windows Vista から追加された機能です。
もちろん内蔵メモリの増設のほうが処理速度の改善に効果がありますし、
大容量のメモリも値段が下がっているので、可能なら内蔵メモリの増設、
特に Windows Vista で 1GB しかない場合、2GB への増設がお勧めです。
それでもノートパソコンなどで搭載可能な内蔵メモリ容量に上限がある
場合や、プログラムを起動するときに頻繁にハードディスクに書き込み
が起きている場合は「Windows ReadyBoost」の効果が期待できます。
「Windows ReadyBoost」を導入には、まずは使用する高速の USBメモリ
や メモリカード を用意する必要があります。処理速度の高速化が目的
なので、可能な限り高速な商品を選びましょう。ポイントとしては
・量販店で特に安売りされている USBメモリ や メモリカード は
避けましょう。特価品の多くはデータの読み書き速度が遅いです。
・USBメモリ の場合、USB 2.0 標準で 230 MB の空き容量が必要。
「ReadyBoost対応」と明記された商品を使ったほうが確実です。
・メモリカード を利用する場合はパソコン内蔵のカードスロット
や外付けならカードリーダーの能力にも影響されるので、確実に
効果を出したい場合は USBメモリ のほうがいいでしょう。
設定は簡単です。準備した USBメモリ を USBポート、あるいは メモリ
カード をカードスロットへ挿入すると Windows Vista がデータの転送
速度が「Windows ReadyBoost」の処理が可能か自動的に診断します。
診断の結果、利用可能の場合、挿入したときに表示される「自動再生」
ウインドウで「全般のオプション」項目として
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というアイコンが表示されるので、それを選択します。
※表示されなければ「利用できない」と診断されたと考えられます。
すると USBメモリ あるいは メモリカードの「プロパティ画面」が開き、
「ReadyBoost」タブ画面が表示されるので「このデバイスを使用する」
を選択して、適当な使用容量を(領域)を決めます。
※ 内蔵メモリの容量と同じ容量を設定することが推奨されています。
あとは「OK」ボタンでウインドウを閉じれば、自動で設定されます。
「自動再生」画面が自動で開かない場合は、直接、USBメモリ あるいは
メモリカードのアイコンを右クリックして、プロパティを開くことで、
「ReadyBoost」タブ画面から設定できます。
「Windows ReadyBoost」の記憶容量には、よく使われるソフトウエアの
起動を高速にするための情報を保存することができるので、設定した後、
パソコンを使い込んでいくほど高速化を実感できる場合があります。
そのため「Windows ReadyBoost」の設定完了後には、よく使うソフトを
何回か起動と終了を繰り返してみるといいでしょう。メモリ不足で起動
が遅いソフトウエアなどは、特に効果が感じられるはずです。
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ほうが向いていますが、常時、機能させたい場合、特にノートパソコン
で持ち運んでいる場合、USBメモリ は本体から出っ張るので困ります。
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カードスロットが内蔵されているので、そこに高速の メモリカード を
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メモリカード や USBメモリ はそれ単体で利用価値があるので、万が一、
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あります。「ReadyBoost(レディーブースト)」の「Ready」には
「素早い」、「Boost」は「あと押し」といった意味があります。
要するに「素早くあと押ししてくれるような機能」といった意味だと
思いますが、実際の働きとしてはパソコンの内蔵メモリ不足を補い、
しかもパソコンの処理速度は確保できる、といったことになります。
・いままでの Windows にも内蔵メモリが不足すると、ハードディスク
の一部を「代用」として使う「仮想メモリ」機能があり、Vista でも
引き続き採用されています。
しかし、ハードディスクは内蔵された高速メモリと比べ、処理速度が
かなり遅いため、「仮想メモリ」を使いはじめるとハードディスクが
「カリカリ」と音を立て始め、パソコンの処理が一気に遅くなります。
※さらに頻繁に「仮想メモリ」が使われるとハードディスクに負担
が大きいため、発熱したり、寿命が短くなるとも言われています。
・Windows Vista では、このハードディスクでの「仮想メモリ」以外に、
外付けの高速記憶媒体(メディア)を内蔵メモリの代用に使える機能
として「Windows ReadyBoost」を開発した、というわけです。
具体的には「USBメモリ」や「メモリカード」を使うことになります。
用途から考えても、できるだけ高速でデータの書き込み、読み取りが
できる製品でないと、使っても高速化の効果はありません。
しかし「USBメモリ」や「メモリカード」も数年前は容量も数百MBと
少なく、処理速度も遅かったのですが、最近では1GB を越える容量
で高速な製品でも数千円と値段が下がり、入手しやすくなりました。
・そこでメモリ不足の Windows Vista 搭載パソコンに「USBメモリ」
を差し込めば「システムの高速化(Windows ReadyBoost 利用)」を
オプションとして設定、代用メモリとして使える、というわけです。
※Windows ReadyBoost に対応する「USBメモリ」は「256MB以上の
容量で一定のアクセス速度」が必要とされています。
日頃は、それほどメモリは消費しないけど、ときには動画の処理中に
別の作業をしたいとか、さらにはノートパソコンなどで内蔵メモリの
増設が難しい場合にも「Windows ReadyBoost」の利用価値はあります。
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Windows Vista の次となる Windows 7 ですが、いまだ発売時期は明確
になっておらず、2009年後半とも2010年初頭とも言われています。
◆ 「Windows 7」2010年初頭に日米同時発売
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/17/news021.html
私としては Windows 7 で一番気になるのは、必要なメモリ容量は減る
のか、ということです。内蔵メモリ 2GB のマシンで ベータ版を試した
感触では Vista よりも動作が軽かったので、ちょっと期待しています。
なぜかというと「今週のひとこと」でも書いたように 20万円も出して
買った東芝のノートパソコンが内蔵メモリを増設できないため、いまの
2GB のままで快適に動くなら Windows 7 にする価値があるからです。
確かに昔と比べ内蔵メモリも安くなりました。それでも物理的に増設
できるのが 2GB までとなると、新OS がより大きな内蔵メモリを必要
とするなら、バージョンアップしたくてもできないからです。
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