[08/10/29] 今年も登場「困ったときに開く本2009」

■◇■ 週刊クラブQ&A パソコンクリニック(クラブQ&A版) ■◇■
  パソコン・インターネットを   発行日:2008/10/29(毎週水曜日)
  楽しむキッカケを提供します!  発行者:キューアンドエー株式会社
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■◇◇◇■ 第352号 ■◇◇◇■ 今週の読者数: 9,247+2,814名 ■◇◇■

 ≪今週の目次≫
  (1) 今週のひとこと 今年も登場「困ったときに開く本2009」
  (2) 今週のQ&A  パソコンの日本語入力で変換結果が不満
  (3) 今週の用語解説 「ミニノート」で注目される「ATOM」
  (4) 編集後記    「今週のQ&A」ブログ化プロジェクト
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 (1) 今週のひとこと 今年も登場「困ったときに開く本2009」
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      ☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/

 年末恒例で登場するパソコンのサポート雑誌『パソコンで困ったときに
 開く本』の 2009年版が、朝日新聞出版社より、先日 2008年10月25日に
 全国の書店で一斉発売となりました!

 ◆ パソコンで困ったときに開く本2009(Vista&XP両対応版)
   編者: 朝日新聞出版社、定価:1260円[税込]、292頁
   http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=9866
   https://www.amazon.co.jp/dp/4022723602/724685-22

  [内容] 
  これだけは知っておきたい! 基本画面 XP&Vista

  特集1 パソコンが壊れた!に備える バックアップで困った
 
  特集2 整理・保存から人にあげる方法まで デジカメ写真で困った

  Q&Aで 300 の「困った」を即解決!

  困ったときの用語集 1096語

  対処法がすぐわかる!警告メッセージで「困った」76
  ホームページ/電子メール/ウィンドウズ/バルーン表示/ワード

  安心の読者特典 電話&メールで「困った」に即対応!
  年中無休の「ぱそ困ったダイヤル」


 ということで、今年も「ぱそ困ったダイヤル」という名前で、この本の
 大きな特長である「電話サポート」は当社(キューアンドエー)が担当
 しています。2002年版からですから、もう8年目になります。

 大手書店では平積みになっているところも多いので、ぜひ書店にて手に
 取ってご覧になってください。最新の「用語集」「警告メッセージ一覧」、
 さらには「主要メーカー電話帳」などは手元にあると心強いです。


 朝日新聞出版社さんからは、今年もプレゼント用に5冊、提供いただき
 ましたので、来週には募集する予定なので、どうぞお楽しみに!


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 (2) 今週のQ&A パソコンの日本語入力で変換結果が不満
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       ☆「質問リクエスト」 http://www.clubqa.com/mailcare/

 Q:パソコンの日本語入力で変換結果が「賢く」なくて不満です。

 A:一度、有料ですが「ATOK」を使ってみるのもいいでしょう。


                ◆◇◆
 
 ウインドウズをお使いの場合、ほとんどの方は最初からウインドウズに
 付属しているマイクロソフト社提供の日本語入力変換ソフト「MS-IME」
 を使っています。日頃は使っている意識もあまりないかもしれません。

 ※ MS-IME: Microsoft Input Method Editor

 長年使っていると慣れてしまって、それほど気にならなくなりますが、
 「MS-IME」は学習してくれない、あまり「賢くない」と感じている人は
 少なくないはずです。比較するものがないと分かりにくいですが...。


 そんなときは、パソコン用の日本語ワープロソフトで一時は市場を圧倒
 していた「一太郎」を製造しているジャストシステム社から販売されて
 いる「ATOK」という日本語入力変換ソフトを試してみる価値はあります。

 ◆ 日本語入力システム ATOK 2008 for Windows
 http://www.justsystems.com/jp/products/atok/

 ※ ATOK: Advanced Technology Of Kana-kanji transfer

 たしかにウインドウズの「おまけ」として付いてくる「MS-IME」だと、
 ウインドウズさえ買えば、追加費用なしに使えるので、わざわざ追加で
 お金を出してまで「ATOK」を買うのはためらってしまいます。


 それでも、パソコンで文章を入力することが多く、長時間、文字入力で
 費やしている人や、やはり「MS-IME」に不満を感じている人は「30日間
 の無償試用版」もあるので「ATOK」を使ってみてはいかがでしょう?

 ◆ 無償試用版ダウンロード
 http://www.justsystems.com/jp/products/atok/download.html
 
 かく言う私も、先月から久しぶり(10年ぶり?)に「ATOK」を使い始め
 たのですが、明らかに「賢い」です。少なくとも「MS-IME」では候補に
 出てこなかった用語が、かなり充実しているのはすぐに実感できます。

 ※業務用語ですが「販売管理費」の略語である「販管費」が「ATOK」
  だと一発で出てきたので、単純に嬉しくなりました。そして一度、
  入力すると、着実に学習してくれているのでかなり助かります。
 

                ◆◇◆

 「MS-IME」だけでなく、ウインドウズに付属しているから事実上の標準
 になってしまったマイクロソフト社製のソフトは多いのですが、優れた
 ソフトはほかにもありますし、事実、愛用者もたくさんいます。

 また一方で、グーグルなどが高機能のソフトウエアやサービスを無料で
 どんどん提供するため、有料ソフトの肩身が狭くなってしまいましたが、
 いい製品には開発費もかかっているので本来は有料が当たり前なのです。
 

 ジャストシステム社も9月から月300円の定額制で「ATOK」サービスを
 展開するなど頑張っています。こちらも30日間の試用期間があります。

 ◆ ATOK定額制サービス ATOK for Windows
 http://www.justsystems.com/jp/products/atok_teigaku/


 どうしても米国の「ビジネス上手」な会社ばかりが注目されるのが残念
 ですが、日本にもすばらしいソフト会社はたくさんあります。とにかく
 日本語入力変換ソフトは一度、「ATOK」を試してみるのはおすすめです。

 ※新しいソフトを導入する前に、ソフトウエアの説明書をよく読んで
  お使いのパソコンで利用可能かを確認してからお試しください。


 ◎「今週のQ&A」は図などを追加、一部加筆して、順次、公開中。
    ?> https://www.724685.com/weekly/

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 (3) 今週の用語解説 「ミニノート」で注目される「ATOM」
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        ☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。

 ・価格が10万円以下、液晶画面も10インチ以下の小型ノートパソコンが
  人気となり、国内メーカーも重い腰を上げ、参入を始めました。正式
  な定義はありませんが「ミニノート」の名が定着してきたようです。

  ◆ 価格.comマガジン - 特集056 ミニノートPC比較大図鑑
  http://kakaku.com/magazine/056/

  その「ミニノート」で「CPU」として多く採用されているのが「ATOM」
  です。もちろん、ほかの「CPU」も採用されていますが、インテルが
  携帯デバイス向けに開発した「小型」で「低消費電力」の商品です。


 ・製造過程で、どれくらい細かい配線間隔で「CPU」を作れるかでサイズ
  が決めるわけですが、この「Atom」は最新の「45nmプロセス」で製造
  され、「300mmウェハ」で「約2,500個」も採取できるのだそうです。

  ◆ インテル、Atomでモバイルインターネットを推進
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0402/intel.htm

  要するに「シリコンウエハ」と呼ばれる高価な円盤状のシリコン基盤
  があり、一枚から一度に、いかに多くの「CPU」の元を製造できるかで
  コストは決まり、数が多いほど単価は安くなり、小型化もできます。


 ・まあ、細かいことは専門家に譲るとしても、とにかくメールやネット
  といった利用を中心に考えると、高機能な反面、高価で大きく、電力
  消費も大きな「CPU」は不要だし、高くて使えない、ということです。

  「Atom」がこの調子で量産され、開発が進めば、より高機能なものが
  出てくるのは間違いないので、さらにバッテリーの持ちが長くなり、
  処理速度も向上、値段も下がる可能性があり、これからが楽しみです。


============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]

 ついに「今週のQ&A」のブログ化に手を付けたのですが、これだけは
 もともとブログではないため、現在のページを1枚ずつ、手作業で移行
 する必要があり、なんとか 301回から 346回までを移行しました。

 ◆ パソコントラブル解決&インターネット活用「今週のQ&A」
 ┃ https://www.724685.com/weekly/
 ┗◇ バックナンバー一覧
   https://www.724685.com/weekly/archives.htm


 残った1回から 300回までは、順次、ブログ化していくということで、
 とりあえず従来のウェブページのままで公開しておきます。

 ◇ 001?100回 2001年11月25日?2003年11月26日
  https://www.724685.com/weekly/qa011101.htm

 ◇ 101?200回 2003年12月03日?2005年12月07日
  https://www.724685.com/weekly/qa031201.htm 

 ◇ 201?300回 2005年12月14日?2007年11月07日
  https://www.724685.com/weekly/qa051201.htm

 我ながら、よくこれだけ書いたものだと感心する反面、これだけの枚数、
 これから手作業で移行させることを考えると、少しめまいを感じます。

 まあ、無理せずに、少しずつやっていきたいと思いますので、ときどき、
 どれだけ工事が進んだか、ご覧になってみてください。

                           (編集長・林)

  ※ 次回の発行は11月5日(水曜日)の予定です。お楽しみに。


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