■◇■ 週刊クラブQ&A パソコンクリニック(クラブQ&A版) ■◇■
パソコン・インターネットを 発行日:2007/12/19(毎週水曜日)
楽しむキッカケを提供します! 発行者:キューアンドエー株式会社
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■◇◇◇■ 第308号 ■◇◇◇■ 今週の読者数:10,389+1,716名 ■◇◇■
≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと 年賀状の投函は12月25日までに
(2) 今週のQ&A キーワード検索で見つけた情報の信頼性は?
(3) 今週の用語解説 3つの音声圧縮方式「MP3」「WMA」「AAC」
(4) 編集後記 音楽漬けの日々を取り戻せ
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(1) 今週のひとこと 年賀状の投函は12月25日までに
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☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/
年賀状作成についてセミナーで取り上げたこともあり、ここ4週間ほど
連続して年賀状を話題にしましたが、いよいよ元旦の配送には12月25日
までの投函が必要、ということで大詰めです。
◆ 第3回「パソコン生活応援セミナー」のお知らせ
┃ http://www.clubqa.com/semi/
┗◇ 編集長のおすすめリンク集(セミナーで紹介したサイト集)
http://www.clubqa.com/semi/link/
もちろん「とっくに出来上がって投函も終わったよ」という方には余計
なお世話になりますが、年賀状関連で毎年、整理されたリンク集を公開
してくれているインプレスさんのページを紹介しておきましょう。
◆ 新年の挨拶はやっぱりコレ!年賀状リンク集2008(Internet Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/static/link/2007/12/07/
投函済みで余裕の方にも、先ほどの「郵便年賀.jp」の中で紹介されて
いる「年賀のトリビア(雑学)」は十分に楽しめると思います。
◆ ゆうびんホームページ http://www.post.japanpost.jp/
┗◇ 郵便年賀.jp http://www.yubin-nenga.jp/
◇ 年賀のトリビア(郵便年賀.jp|年賀を知る・楽しむ)
http://www.yubin-nenga.jp/main/html/enjoy/
「去年」は使わないほうがいい、なんてこと意識したこともなかったし、
「もともと年賀状は、書き初めの日である1月2日に書くものだった」
なんて読むと「我が意を得たり!」と書くのを先延ばしにしそうです。
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(2) 今週のQ&A キーワード検索で見つけた情報の信頼性は?
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☆「質問リクエスト」 http://www.clubqa.com/mailcare/
Q:ヤフーやグーグルで検索して見つけた情報は信頼できますか?
A:信頼できるかどうかは、結局、自分で判断するしかありません。
◆◇◆
ご存知の通り、現在、インターネット上で情報を探すときにはヤフーや
グーグルを使った『キーワード検索』が圧倒的な主流になっています。
◆ Yahoo!検索 http://search.yahoo.co.jp/
◆ Google検索 http://www.google.co.jp/
でも、一昔前は必要な情報を探すときは、信頼できる人やサイトによる
「おすすめ」あるいは「テーマ別」の『リンク集』が一番、有効でした。
そして、その「ジャンル別リンク集」の代表がヤフーだったのです。
◆ Yahoo!JAPAN ディレクトリ検索 http://dir.yahoo.co.jp/
このディレクトリと呼ばれる「ジャンル別リンク集」に掲載されるには
ヤフーの担当者に承認される必要があったため、ある意味で掲載される
こと自体が、そのジャンルで認められたサイトの証でもあったわけです。
しかし、グーグルが登場し、『キーワード検索』の精度が格段に向上し、
ジャンル別のリンク集(ディレクトリ)には含まれていないサイトでも
そのキーワードを含んだ情報ページであれば検索が可能になりました。
さらにネット上の情報が爆発的に増え、とても人の手ではジャンル別に
おすすめサイトを紹介できる情報量ではなくなったため、ヤフーでさえ
『ディレクトリ検索』主体をやめ、「ロボット」というネット上の情報
を自動収集する技術を駆使した『キーワード検索』に切り替えたのです。
では「リンク集」は時代遅れなのでしょうか?編集長は「それは違う」
と思っていますし、いまこそ「リンク集」の良さも見直すべきです。
実は現在、どうすればヤフーやグーグルで『キーワード検索』したとき
自分のサイトが上位に表示されるか研究して、その「ルール」に沿って
サイトを作ることがネット関連の業界では「当たり前」となっています。
◆ SEOとは【サーチエンジン最適化】 http://e-words.jp/w/SEO.html
つまり、キーワード検索で上位に表示されたサイトが順番どおりに信頼
できて、欲しい情報があるとは「限らない」というのが現実なのです。
もちろん、かなりの精度で役に立つ関連情報が見つかりますが、中には
意図的に上位に表示されるように操作されたサイトや情報もあるので、
ヤフーやグーグルの検索で「上位に表示された」=「信頼できる情報」
ということだけは『絶対にない』ことを心得ておく必要があります。
◆◇◆
そんなわけで、現在でも特定のジャンルにおいて、しっかりとした知識
と関連情報に対して的確な判断ができる人に紹介された「リンク集」は
有効であり、そういう意味ではオールアバウトの試みは価値があります。
◆ All About(オールアバウト) http://allabout.co.jp/
オールアバウト社では、自社で募集し、選考後に採用した各ジャンルの
ガイドに得意な分野に関する情報を執筆させ、さらには、ガイドの責任
において、おすすめの「リンク集」なども公開させているからです。
ある特定のジャンルについて情報を集めるとき『キーワード検索』だけ
では、なかなか満足する情報が得られない場合、オールアバウトなどで
その道に通じた人が紹介する「リンク集」も併用するといいでしょう。
もちろん「その道のプロ」といえども、それぞれの『主観』が入るわけ
ですから、紹介されたサイトが信頼できるかどうか、さらにはリンク集
を作ったガイドの「実力」を見抜くのは利用者自身しかありません。
そういった情報を選別する力を養うことが、インターネット時代を快適
に過ごすにはますます重要になってきたといえるでしょう。くれぐれも
ヤフーで検索したサイトだから信頼できる、とは思わないことです。
◎「今週のQ&A」は図などを追加、一部加筆して、順次、公開中。
−> https://www.724685.com/weekly/
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(3) 今週の用語解説 3つの音声圧縮方式「MP3」「WMA」「AAC」
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☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。
・先週、デジタル音声データの圧縮技術の中で、最も知られている規格
として「MP3(エムピースリー)」を紹介しました。この「MP3」以外
で広く使われている規格に「WMA」「AAC」などがあります。
「WMA(Windows Media Audio)」は名前の通り、マイクロソフト社が
ウインドウズに標準搭載している音声圧縮方式です。特に「Windows
Media Player」を使って音楽CDからデータを取り込むと、初期設定の
ままでは「WMA」ファイルに変換されるため、広く普及しています。
「AAC(Advanced Audio Coding)」は「デジタル携帯音楽プレーヤ」
で人気のアップル社製「iPod(アイポッド)」で標準採用されている
音声圧縮方式で、「iPod」で持ち歩く音楽データを管理したり、音楽
CDからデータを取り込むソフト「iTunes(アイチューンズ)」の初期
設定では、取り込んだ音楽データは「AAC」ファイルに変換されます。
・では「MP3」「WMA」「AAC」の中で、どれが圧縮率や音質が一番いい
のかが気になるところですが、まず「MP3」が登場し、それより高い
圧縮率と音質を目指し「WMA」や「AAC」が開発された経緯があります。
もとの音楽データによっても圧縮率は違うはずですが、「MP3」だと
標準的なサンプリング周波数128kbpsで「音楽CD」を約 1/11 に圧縮
して「音楽CD並み」の音質を維持できる、といわれています。
同じように「AAC」は約 1/14、さらに「WMA」は『同程度の音質なら
MP3 の約半分の容量に圧縮できる』という説もありますが「同程度の
音質」の基準がハッキリしないので、話半分で聞いておきましょう。
・音質に関しては「デジタル携帯音楽プレーヤ」で屋外で聴くといった
使い方では明確な差は分かりませんし、違いがあったとしても聴いた
人の「好き嫌い」もあるので、どれが優れているか一概に言えません。
※少なくとも編集長の耳では、3つの違いはほとんど分かりません。
元通りに戻せない(非可逆的な)圧縮をしているのですから、もとの
音と比べたら劣化しているはずですが、どれも人の耳では聴き分けが
難しい部分を削除したり、ほかにも『音楽CD並み』の音質を目指して
工夫を重ね、開発されたわけで、それほど明確な違いはありません。
・ということで基本的にはどれを選んでもいいのですが、いろんな音楽
プレーヤで聴くことができる「汎用性」を考えれば「MP3」がいいし、
「iPod」がお気に入りなら「AAC」で構わないし、ウインドウズで使う
なら「WMA」の選択でもいいんじゃない、といったところです。
規格の問題は発展途上の技術にはつきもので、現在、次世代 DVD規格
での「Blu-ray」と「HD DVD」の競争もそうですが、結局は利用者が
どちらにすればいいか戸惑うばかりで、実に困ったものです。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
編集長は @nifty が運営するサイト「語ろ具」にライター(執筆者)の
ひとりとして参加しており、現在は「パソコンで音楽を楽しむ」という
テーマで連載記事を書いています。全5回の予定で、まだ2回目です。
◆ 語ろ具 http://golog.nifty.com/(@nifty)
┗◇ 音楽漬けの日々を取り戻せ(1)〜パソコンで音楽を聴く
http://golog.nifty.com/cs/catalog/golog_article/catalog_002648_1.htm
┗◇ 音楽漬けの日々を取り戻せ(2)〜「iTunes」で音楽武装
http://golog.nifty.com/cs/catalog/golog_article/catalog_002724_1.htm
そんな中で、どうしても「MP3」や「AAC」といった専門用語を使わずに
済ませることはできない部分があり、それでも用語解説をする場所でも
ないので、先週と今週の「週刊クラブQ&A」の中で扱ってみました。
パソコンに手持ちの音楽CDからデータを取り込めば、いちいち聴きたい
CDに取り替える必要もなく、好きな曲をいつでもすぐに再生できるし、
「デジタル携帯音楽プレーヤ」に詰め込めば、場所も選ばなくなります。
そんなこんなで、現在、私のパソコンに保存された曲は1万曲を越え、
それを「iPod」に全曲、詰め込んでいます。この環境を手に入れてから
学生のころに好きだった音楽を最近になって聴き直しはじめました。
もちろん、そこには懐かしさもありますが、思った以上に新鮮なので、
毎日が、より楽しくなりました。といったことを「語ろ具」の連載では
書いていく予定です。よろしければ、そちらもお読みください。
せっかく買ったパソコンですから、徹底的に活用したいですよね!
(編集長・林)
※ 次回の発行は12月26日(水曜日)の予定です。お楽しみに。
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