■◇■ 週刊クラブQ&A パソコンクリニック(クラブQ&A版) ■◇■
パソコン・インターネットを 発行日:2007/09/05(毎週水曜日)
楽しむキッカケを提供します! 発行者:キューアンドエー株式会社
http://www.clubqa.com/mailmagazine/ 連絡先:faq@clubqa.com
■◇◇■ 第231+62号 ■◇◇■ 今週の読者数:10,360+1,244名 ■◇◇■
≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと 「編集長セミナー」は第2回も大盛況!
(2) 今週のQ&A 大切なファイルを自動バックアップ
(3) 今週の用語解説 「バックアップ」があれば憂いなし
(4) 編集後記 今週はセミナーの一部を紹介しました
☆ ご利用ありがとうございます。配信中止ご希望の方は専用ページ
で簡単にできます。 → https://www.clubqa.com/magazine/check/
・ 全てのバックナンバー https://www.724685.com/maga/
・ 質問リクエスト http://www.clubqa.com/mailcare/
・ お問い合わせ http://www.clubqa.com/faq/ask/
=========================== [Top に戻る]
(1) 今週のひとこと 「編集長セミナー」は第2回も大盛況!
----------------------------------
☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/
8月30日(木)14:00より、東京都千代田区にある「スタジオパレット」
にて「クラブQ&A」のセミナーの第2回を開催しました。
◆ 「編集長セミナー」は第2回も大成功!
http://club.724685.net/?eid=521667
参加者は16名。講師である私も「2回目」ということもあり、前回より
落ち着いてお話できたと思います。さらに第1回から引き続き参加して
くださった方もいたためか、より「アットホーム」な感じになりました。
前半の「集中セミナー」で取り上げたテーマ「バックアップ」は、奥が
深い話なので、どこまで伝えられるか少し心配だったのですが、終了後
のアンケートでも満足していただけたことが分かり、ホッとしています。
================================
■お客様の声(セミナー終了時のアンケートより抜粋)
「バックアップは自己流でしたので大変ためになりました」
「今までバックアップについての知識が断片的であったものが、
全体的にとらえられて有意義でした」
「自分が理解できていること、いないことが分かっていません
でしたが、だいぶ頭の中が整理できました」
「大変分かりやすく参考になりました!さっそくバックアップに
挑戦してみます」
================================
今回も3時間を越えるセミナーにも関わらず、熱心に聴いていただき、
質問も積極的にいただけて嬉しかったです。ありがとうございました。
※今回のセミナーの様子も「音声ブログ」で公開する予定です。
http://www.voiceblog.jp/724685/
※さらに今号の「今週のQ&A」「今週の用語解説」はセミナー
の内容の一部から「バックアップ」について紹介します。
「第3回」は10月末に行う予定ですが、詳細はまだ決まっていません。
概要が決まり次第、当メールマガジンなどで告知させていただきます。
=========================== [Top に戻る]
(2) 今週のQ&A 大切なファイルを自動バックアップ
----------------------------------
☆「質問リクエスト」 http://www.clubqa.com/mailcare/
Q:定期的に大切なファイルを自動バックアップしたい。
A:編集長も使っているフリーソフトを紹介しておきましょう。
◆◇◆
定期的なファイルのバックアップを「手動」でおこなうのは面倒ですし、
つい忘れてしまいがちです。そこで「バックアップ」専用ソフトの登場
ですが、定評のあるソフトの多くは1万円近いので躊躇してしまいます。
そこで以前、ひとつの方法として紹介したのが、バックアップ用の保存
メディアとして「外付けハードディスク」を買うとき付属で付いてくる
バックアップ専用ソフトを試してみるという方法です。
◆ ハードディスクを丸ごとバックアップしたい(今週のQ&A)
https://www.724685.com/weekly/qa070425.htm
「外付けハードディスク」を買うなら、どんな「付属ソフト」が付いて
いるか事前にネットで調べたり、店員に聞いて確認しておきましょう。
それでも、まずは手持ちの「USBメモリー」などで必要なファイルだけ
バックアップしておきたい、しかも「更新したファイルだけ」を自動で
追加保存してくれるソフトを試してみたい、といった場合があります。
そんなとき編集長が紹介するのが「BunBackup(ブンバックアップ)」
というフリーソフトです。このソフトは長年、あのフリーソフト紹介で
信頼できる「窓の杜」でもバックアップの定番として掲載されています。
◆ 窓の杜 − BunBackup(ブンバックアップ)
http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/file/syncbackup/bunbackup.html
※「BunBackup」はシンプルで便利なソフトですが、使いこなせない
場合もありますので、導入や利用は「自己責任」でお願いします。
※追加の機能を提供する「BunBackupPack」も紹介されていますが、
いきなり全部導入すると混乱するので、まずは「BunBackup」だけ
ダウンロード&インストールして試してみるほうがいいでしょう。
基本的な使い方は、まずは「BunBackup」のページを確認ください。
◆ BunBackup のページ
┃ http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/bunbackup/bunbackup.htm
┗◇ バックアップまでの手順
http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/bunbackup/order.htm
これで「保存したい大切なファイル」が入っているフォルダが分かって
いて、その保存先として決めたフォルダに「バックアップ」するという
設定だけなら、本当に簡単に、そして確実に実行できます。
さらに「BunBackup」には、一般的にバックアップするフォルダとして
「マイドキュメント」フォルダや「Outlook Express のメールデータ」
「お気に入り」などのフォルダを簡単に指定できる仕組みもあります。
1.「BunBackup」を起動して、開いた画面のメニューバーから
「編集」−「アプリケーション名から追加」を選択。
2.「バックアップ先フォルダ」を決めて、リスト表示された
「保存したい項目」の中からバックアップしたいフォルダ
を選び、チェックを入れてから「OK」ボタンをクリック。
※「バックアップ先フォルダ」には接続した「USBメモリー」
や「外付けハードディスク」上の保存場所を設定します。
「E:¥バックアップ」といった保存先を決めておくのです。
3.メニューボタンで「バックアッププレビュー」をクリック、
コピー(バックアップ)されるファイルが表示されるので
それで大丈夫であれば「バックアップ」ボタンをクリック。
これで設定ファルダ内のファイルがコピー(バックアップ)されます。
同じ設定を使って2回目以降のバックアップ作業では、前回から更新の
あったファイルだけをコピーするので作業は短時間で済みます。
◆◇◆
この設定で定期的にバックアップを取りたいなら「名前をつけて保存」
を使って「バックアップ.lbk」といった名前を付け、デスクトップなど
に保存しておけば、いつでも手動でバックアップを開始できます。
さらに 「設定」−「機能表示設定」 を選択すれば、詳細の設定画面が
開きます。「自動バックアップ」にチェックを入れて「OK」で閉じたら、
次に 「設定」−「環境設定」 を選択した画面で「自動バックアップ」
のタブを選択、毎日や毎月など、一定間隔で自動実行の設定ができます。
※この「自動バックアップ」設定画面で「Windows起動時に常駐」
ボタンをクリックすれば、パソコンの起動時に「BunBackup」が
起動し、常駐での自動バックアップが可能になるわけです。
その他の「BunBackup」の細かい設定は、以下の「入門ページ」を参考に
してみてください。かなり高度な機能が使えることが分かります。
◆ BunBackup - バックアップ入門
http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/bunbackup/introduction/
それでも最初は難しいと感じるかもしれません。そんなときは初期設定
だけでも詳しい家族や友人、専門家にお願いしてみるといいでしょう。
ハードルは決して低くありません。それでも「いざ」というときのこと
を考えて、ぜひ「バックアップ」はマスターして欲しいノウハウです。
◎「今週のQ&A」は図などを追加、一部加筆して、順次、公開中。
−> https://www.724685.com/weekly/
=========================== [Top に戻る]
(3) 今週の用語解説 「バックアップ」があれば憂いなし
----------------------------------
☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。
・大切なファイルを「コピー」して別の場所に保存することで「いざ」
というときに備えることを「バックアップ(Backup)」といいます。
※「いざ」というのは、誤操作でファイルの消去や上書きをして
しまったり、保存していたメディア(CD-R や ハードディスク
など)が破損や紛失で使えなくなることなどが挙げられます。
それでも、もし片方のファイルを失っても、使える「もう片方」の
ファイルが残っていれば安心、これが「バックアップ」です。
・ここで気をつけたいのは、別の場所に『移動』させて保存するのは
「バックアップ」ではない、ということです。移動に失敗したり、
移動させた先の保存メディアが壊れたら「予備」がないわけです。
そこで「バックアップ」とは大切なファイルを2つ以上に複製して、
さらに同時に失われる可能性が少ないメディア(ハードディスクや
CDーR、DVD-R、USBメモリーなど)に分けて保存するということです。
・最適な「バックアップ」の方法や保存先のメディアは、その利用者
にとって、どのファイルが大切で、どういう使い方をしているかで
違ってきますので「ズバリ!この方法」というものはありません。
※ いくつかの方法をすでに紹介していますので、過去の
「今週のQ&A」も参考にしてみてください。
◇ バックアップ&データ移行の「Q&A」
http://club.724685.net/?eid=430747
なるだけ自分に合った方法を見つけて「バックアップ」を実施して
いきましょう。まさに「『備え』あれば憂いなし」です。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
今回の「今週のQ&A」「今週の用語解説」では「第2回セミナー」の
テーマだった「バックアップ」から『定義』と『フリーソフト』の部分
を参加できなかった皆さんのためにも要約してご紹介しました。
フリーソフト「BunBack」については、さっそくセミナーの参加者から
「試しにインストールしたけど難しそうなのでやめました」との報告も
あるなど、改めて「バックアップ」のハードルの高さを感じています。
一度、設定できてしまえば「BunBack」はとても簡単で、安定した動作
をしてくれる「定番ソフト」ですが、やはり『最初の設定』が難しいと
感じてしまう方がいる、というのは現状では仕方ないかもしれません。
現在「クラブQ&A」では、パソコンに常駐させて、ハードディスクが
壊れないか温度や劣化を監視したり、いざというときにバックアップが
自動で実行される月額制のサービスを導入できないか検討中です。
それでも「こんなに簡単!」というほどまでは「簡単」ではないので、
公開までには、まだしばらくかかりそうですが、「安心だネット!」の
『姉妹サービス』にしたいと考えていますので、ご期待ください。
(編集長・林)
※ 次回の発行は9月12日(水曜日)の予定です。お楽しみに。
予備予備予備予備予備予備予備予備予備予備予備予備予備予備予備予備予
◆ 購読状況のチェックとバックナンバー(週刊クラブQ&A)
https://www.clubqa.com/magazine/check/
どうしても自分では解除できない場合、当メルマガをそのまま
返信いただけば、解除依頼と判断して代行させていただきます。
◆ ご意見・ご希望は電子メールで!アドレスは faq@clubqa.com
また「お問い合わせフォーム」もご利用いただけます。
http://www.clubqa.com/faq/ask/
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
発行元:キューアンドエー株式会社 http://www.qac.jp/
発行者:クラブQ&A編集長 林 俊二 faq@clubqa.com
関連ホームページ:
◆ パソコントラブル解決!クラブQ&A http://www.clubqa.com/
※訪問、電話、メールサポート&レッスン、ウイルス対策など
◇ デジタルクリニック東京本店 http://www.clubqa.com/shop/
◆ なにしろパソコン・ドットコム https://www.724685.com/
◇ クラQ編集長の更新ブログ https://www.724685.com/blog/
◆ 書籍「なにしろパソコン」 http://www.clubqa.com/book/
◇ ラジオ「パソコンクリニック」 http://www.clubqa.com/fm/
◎本文の著作権は発行元と発行者に属します。無断引用・転載は厳禁。
(家族や友人への転送や、個人的に楽しむ範囲ではご自由にどうぞ)
◎記述に誤りがあったり、記述通りの作業をしても無効、あるいは損害
等が生じた場合でも責任は負いかねます。どうか、ご了承ください。
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★