■◇■ 週刊クラブQ&A パソコンクリニック(クラブQ&A版) ■◇■
パソコン・インターネットを 発行日:2007/01/24(毎週水曜日)
楽しむキッカケを提供します! 発行者:キューアンドエー株式会社
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■◇◇■ 第231+30号 ■◇◇■ 今週の読者数:10,541+597名 ■◇◇■
≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと Windows Vista へのアップグレード
(2) 今週のQ&A 「タイトルバー」での操作方法
(3) 今週の用語解説 「タイトルバー」でウインドウ操作
(4) 編集後記 「ビスタ」の操作性はいかに
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(1) 今週のひとこと Windows Vista へのアップグレード
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☆「今日のひとこと」はこちらで https://www.724685.com/
いよいよ来週 2007年1月30日、マイクロソフト社より Windows Vista
が世界同時発売されるということで、カウントダウンが始まりました。
◆ Ultimate Times(マイクロソフト社)
http://www.microsoft.com/japan/athome/ultimatetimes/
なにはともあれ、新しいものが登場するのはワクワクするものです。
一方で「Windows Vista にアップグレードしなければいけませんか?」
というお問い合わせも、読者の方からも何件かいただいていますので、
まずは編集長の『見解』を以下に紹介しておきましょう。
・「アップグレード」しなければいけない、ということはまったく
ありませんので、ご安心ください。現在、お使いの Windows を
引き続き、ご利用いただくことに何も問題はありません。
・「どうしても新しいものをすぐに手に入れたい」「もしトラブル
が起きても何とか自分で対処できる」「仕事でどうしても必要」
という人以外は「アップグレード」は『様子見』をお勧めします。
Windows Vista が登場すれば、否が応でも、新しく発売されるパソコン
のモデルには、最初から Windows Vista が入っています。その場合は、
ある意味、仕方がありませんので、そのまま楽しめばいいと思います。
しかし、パソコンの操作にあまり自信がない、あるいは現在、お使いの
Windows で特に不満を感じていない人は「アップグレード」する必要は
ありませんし、どうしてもという場合でも、最低1ヶ月は待ちましょう。
特に心配なのは、今まで使えていたソフトウエアや周辺機器、サービス
が使えなくなったり、メモリー増設などパソコンに追加投資をしないと
パソコンの起動や動きが遅くなってしまう場合がある、ということです。
◆ Microsoft Windows Vista 互換性情報
http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/compatible/
数年前のパソコンの場合、メモリーを増設できても「アップグレード」
は難しいことがあります。まずは「互換性情報」を確認しましょう。
とにかく「新しい Windows」には「新しいトラブル」がつきものです。
もちろん適宜、修正されたり、対処法などもネット上で紹介されるはず
ですが、発売直後は情報が少なく交錯するなど、手探り状態が続きます。
私たちは ウインドウズ を使いたいからパソコンを使っているわけでは
なく、インターネットを活用したり、音楽や動画を楽しんだり、趣味や
仕事で使うのが目的のはずです。それを基準に判断すればいいでしょう。
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(2) 今週のQ&A 「タイトルバー」での操作方法
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☆「質問リクエスト」 http://www.clubqa.com/mailcare/
Q:ウインドウの「タイトルバー」右端のボタンが使いにくいです。
A:「タイトルバー」での操作方法をおさらいしておきましょう。
◆◇◆
Windows の操作を覚えるとき、初期の段階でウインドウ操作に関連して
「タイトルバー」の右端に並ぶ3つのボタン[_][□][X]を「最小化」
「最大化/元に戻す」「閉じる」ボタンとして知ることになります。
[_]:「最小化」ボタン → ウインドウをタスクバーに収納
[□]:「最大化/元に戻す」ボタン → ウインドウサイズを切替
[X]:「閉じる」ボタン → ウインドウを閉じる。
もちろん正当で確実な操作方法ですが、このボタンはサイズが小さく、
タイトルバーの右端にあるため、マウスを使って、そのボタンの場所に
ポインタを移動させ、さらに3つのボタンから選ぶのも少し面倒です。
そんなとき、タイトルバーを使った別の操作で「最大化/元に戻す」
「閉じる」が実施できます。
・ウインドウのタイトルバーをダブルクリックすると
「最大化/元に戻す」を切り替えることができる
・ウインドウのタイトルバーの「左端のアイコン」を
ダブルクリックすると「閉じる」ことができる
ダブルクリックが苦手な方にはお勧めできませんが、タイトルバーなら
小さなボタンと比べて表示面積が広いので、マウスのポインタを合わせ
やすく、また「左端のアイコン」もひとつだけなので迷いにくいのです。
※メニューバーのメニューが「左詰め」のこともあり、メニューバー
の操作完了後、ウインドウを閉じたい場合など、マウスポインタの
移動距離が少ないので「左端のアイコン」を使うのは便利です。
◆◇◆
もちろん、最終的には自分が一番使いやすいと感じる方法で操作をして
いただければいいわけですが、「最大化/元に戻す」を切り替えるには
ボタンではなく、タイトルバーのダブルクリックのほうが直感的です。
特に「最大化」状態なら、マウスポインタを画面の一番上に合わせれば
タイトルバーの上に合わせたことになるので、操作は簡単です。
この「タイトルバー」の操作方法を知っていて、使いにくいからご利用
になっていないなら構いませんが、知らない方、知っていたらこちらの
ほうが便利と感じる方のために、今回、ご紹介しました。
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(3) 今週の用語解説 「タイトルバー」でウインドウ操作
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☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。
・「タイトルバー(title bar)」とは、デスクトップ上で開いている
各ウインドウの上辺にあって、そのウインドウが『何を』開いたのか
分かるように「タイトル」が表示された横長で棒状の領域です。
たとえばファイルを開いたウインドウの場合、「タイトルバー」には
その「ファイル名」と、それを開くために使われた「ソフトウエア名」
が表示されます。フォルダを開いたものなら「フォルダ名」です。
・「タイトルバー」の役目はウインドウのタイトル表示だけではなく、
バーの右端にあるボタンや左端のアイコンも併せ、ウインドウを移動
させたり、最大化、最小化、閉じるなどの操作ツールでもあります。
たとえば「タイトルバー」上にマウスカーソルをあわせ、左ボタンを
押しながらウインドウをドラッグ(引きずる)と移動させられます。
・さらに「タイトルバー」の右端にある3つのボタン [_] [□] [X]
を使えば「最小化」「最大化/元に戻す」「閉じる」操作ができます。
「タイトルバー」の左端にあるアイコンをクリックすると、メニュー
が表示され、ウインドウ操作がメニューから選択できますし、ダブル
クリックなら、そのウインドウを「閉じる」操作ができます。
・そして「タイトルバー」の「ダブルクリック」でウインドウは「最大化」
と「元に戻す」で切り替わることは「今週のQ&A」で紹介しました。
あとは、現在、操作中(アクティブ)のウインドウのタイトルバーは
それだけが他のウインドウとは違う色(通常は濃い色)で表示される
ために、どのウインドウがアクティブなのか、見た目で分かります。
ということで、ウインドウを使いこなすためには「基本中の基本」と
なる「バー」なので、無意識でも使えるようになりたいところです。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
先日の正月、実家に里帰りしたとき、母親がパソコンをちょっと使って
みたいというので「基本中の基本」だけ教えたのですが、ウインドウの
右端にあるボタンにマウスカーソルを合わせるのに苦労していました。
同時に「ダブルクリック」も難しく、どうしてもマウスのボタンを押す
ときに手に力が入ってしまい、ダブルクリック中にマウスが少し動いて、
正確な操作として認識されなくなってしまうようなのです。
カーソルの位置合わせも、ダブルクリックも、しばらくしてマウス操作
に慣れてしまえば大丈夫とは思うのですが、パソコンに初めて触る人に
とっては大きなハードルになっているのは間違いありません。
「あのあとパソコンは使っているの?」と母親に電話でたずねたところ、
まったく触っていないとのこと。予想通りとはいえ、ちょっと残念です。
やはり分かる人が、必要なときにそばにいるかいないかが、最初の段階
では非常に大きなポイントになるということを再認識しました。
Windows Vista で、このあたりの使い勝手が、少しでも改善されるので
あればいいのですが...、いよいよ来週、正式版が登場です。
(編集長・林)
※ 次回の発行は1月31日(水曜日)の予定です。お楽しみに。
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