■◇◇■ 週刊なにしろパソコン ■◇◇■ 毎週水曜日発行 ■◇◇◇■
パソコン・インターネットを 発行日:2005/03/16
楽しむキッカケを提供します! 発行者:横河キューアンドエー(株)
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■◇◇◇■ 第165号 ■◇◇◇◇■ 今週の読者数:10,284名 ■◇◇◇■
≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと Google(グーグル)の進化は止まらない
(2) 今週のQ&A 保存した過去のメールを開きたい
(3) 今週の用語解説 「関連付け」で一心同体
(4) 編集後記 次は「デスクトップ検索」の巻
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(1) 今週のひとこと Google(グーグル)の進化は止まらない
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☆「今日のひとこと」はこちらで http://www.724685.com
先週の「今週のひとこと」で、新しい検索サイトの話題をいくつか紹介
しましたが、最大手の「Google」が面白い検索機能を追加しました。
「Google サジェスト」という機能ですが、これは専用の「検索窓」に
キーワードを入力すると、入力の途中で「検索候補」が自動表示され、
矢印キー「↓」「↑」で選択することができます。
◆ Google サジェスト
http://www.google.co.jp/webhp?complete=1&hl=ja
サジェスト(suggest)は「暗示する」「思いつかせる」という意味で
「検索候補」のキーワードには検索結果のおおよその件数も表示され、
検索キーワードの決め方で悩んでいる方にはとても参考になります。
※キーボードでの入力が苦手/面倒な人にも便利ですね。
たとえば「パソコン」を調べたいとき、「パ」を入力した段階ですでに
「検索候補」に「パソコン」が現れ、矢印キー「↓」で「検索候補」の
「パソコン」を選択して、エンターキーを押せば検索が開始できます。
また「パソコン」と入力した後、その後ろに「スペースキー」で空白を
入れると、「パソコン」との組み合わせでよく検索されるキーワードが
「検索候補」として現れます。色々試してみましょう。
※思いもよらなかった「検索候補」で、新しい発見があるかも!
そのほか、使い方など詳しくは以下のページを参考にしてください。
◇ Google サジェスト: よくある質問
http://labs.google.com//intl/ja/suggestfaq.html
とにかく、他のポータルサイトは「検索」以外の機能を追加することに
力を入れていますが、Googleは「検索機能」を工夫し、進化させること
に全力を注いでいるので、とても気持ちがいいです。お試しあれ。
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(2) 今週のQ&A 保存した過去のメールを開きたい
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☆「クラブQ&A(http://www.clubqa.com/)」での旬なQ&Aをご紹介
Q:Outlook Express で送受信した「過去のメール」をバックアップ
したのですが、元に戻すときはどうすればいいですか?
A:Outlook Express の「インポート」機能で元に戻せます。
◆◇◆
前回、Outlook Express で送受信した「過去のメール」を保存する方法
をご紹介しましたが、早速、試した読者の方から質問がありました。
まず、メールのデータファイルが保存されている「Outlook Express」の
フォルダ内で、たとえば「受信トレイ.dbx」といったファイルの中身を
確認しようとダブルクリックしても開けない、というのです。
【注意】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この「DBXファイル」は Outlook Expressの「フォルダ」特殊ファイル
ですから、Outlook Express などでメールとして再度、「インポート」
しない限り、中身を読むことはできませんので、開かないでください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
開くプログラムとして「メモ帳」などを選択しても、「文字化け」した
文字を大量に含んでいるため読めません。さらに開いてから加工して、
保存すると Outlook Express でも読めなくなる可能性すらあります。
ですから「Outlook Express」内のファイルは、直接、開いたり、加工
したり、移動や削除などせず、とにかく丸ごと、バックアップのために
ファイルを「コピー」して、別の場所に保存するだけにしてください。
※それ以外のことをして、メールが読めなくなったり、開けないなど
問題が起こった場合には「自己責任」で対応をお願いします。
さて、それではバックアップした「過去のメール」をいざというとき、
Outlook Express で「元に戻す」手順ですが、いたって簡単です。
1.復元先の Outlook Expess を起動します。
2.メニューバーから
[ファイル]−[インポート]−[メッセージ...]
を選択します。
3.「OutlookExpress インポート」画面で
「プログラムの選択リスト」の中から
「Microsoft Outlook Express 6」を選択します。
※保存したプログラムのバージョンにあわせてください。
4.「Outlook Express 6 からインポート」画面で
「Outlook Express 6 ストアディレクトリからメールを
インポートする」を選択して「OK」で進みます。
5.「メッセージの保存」画面が開くので「参照...」ボタン
をクリックして、保存しておいた記録メディアのフォルダ
を探して、選択して「次へ」ボタンを押します。
6.「フォルダの選択」画面が開くので、すべてのフォルダか
インポートしたいファルダだけを選択しましょう。
※複数選択する場合は「Ctrl」キーを押しながら選択を
すれば複数選べます。
7.「次へ」ボタンを押すと、インポートが実施され、終了後、
「インポートの完了」画面が開きますので「完了」ボタン
で閉じてください。
パソコンがおかしくなるなど、修理やOSの再インストールをしたあとで
インターネットに接続したとき「メールサーバー」に「コピーを保存」
していた場合、残っているメールは再度、受信することができます。
この再度、受信したメールが、バックアップしたメールと重複している
場合は「過去のメール」をインポートすると「上書き」はされず、同じ
メールが2つずつできてしまいます。手動で削除してください。
◆◇◆
繰り返しになりますが、パソコンの中で Outlook Express のメールが
保存されているフォルダは Windows XP の初期設定で「隠しフォルダ」
となっており、フォルダ操作では簡単に見つからない場所にあります。
つまり、それは間違って削除したり、移動させたり、分からないで加工
したりしないためのマイクロソフト社の「親心」だったりするのです。
それでも「バックアップ」をするには不便なので、「保存フォルダ」の
場所と簡単に開ける方法を紹介しました。ですから、くれぐれも、その
フォルダ、およびその中のファイルの扱いには気をつけてください。
安心の「バックアップ」のため、簡単に「コピー」できる方法をお教え
したのに、その作業が原因でメールが開けなくなったり、データが失わ
れてしまうのでは困ります。注意して作業をお願いします。
◎「今週のQ&A」は図などを追加、そして一部加筆して公開しています。
−> https://www.724685.com/weekly/
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(3) 今週の用語解説(142) ファイルとプログラムの「関連付け」
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☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。
・よく使うファイルでは、そのファイルを開くとき、自動的に開始する
プログラムが決まっています。この関係を「関連付け」といいます。
たとえばファイルの種類を示す、ファイル名の最後に付く「拡張子」
が「.xls」のものを開くと、自動的にエクセルファイルと判断され、
エクセルが立ち上がり、開くことができるのです。
※WindowsOS の初期状態では「.xls」など登録された拡張子は表示
しない設定なので拡張子が分かりませんが、ファイルのアイコン
が「関連付け」されたプログラムを表すデザインになっています。
※拡張子を見えるようにするには適当なフォルダを開き、メニュー
バーより [ツール]−[フォルダオプション] を開き、「表示タブ」
画面の「詳細設定」より「登録されている拡張子は表示しない」
の設定項目からチェックをはずし、「適用」すればOKです。
・たとえば登録されていない特有の拡張子「.aaa」を持ったファイルを
使う「プログラムA」をインストールすると、WindowsOS に対し
「.aaa」と拡張子が付いたファイルは「プログラムA」
で自動で開くよう『関係付け』してください
という登録が行われるため、それ以降は「.aaa」の拡張子を持った
ファイルは「プログラムA」で開けるわけです。
でも、広く使われる画像や音声ファイルは、いろいろなプログラムで
開くことが可能なので、利用者がそのファイルを開きたいプログラム
とうまく「関連付け」ができているとは限りません。
・そこで「関連付け」を変えたいファイルのアイコンを右クリックして
プロパティを開き、「プログラム」の項目横の「変更...」ボタンを
押し、新しく「関連付け」したいプログラムを選択するのです。
※開きたいプログラムがリストにない場合は「参照...」ボタンで
「関連付け」したいプログラムの実行ファイルを選択します。
「関連付け」がおかしくなっている場合も、同様に修正できます。
◆ Windows XP でファイルの関連付けを変更する方法
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;307859
普通に使っている場合は特に意識しなくてもいいのですが、ファイル
とプログラムの関係が「こじれた」場合は思い出してみてください。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
「今週のひとこと」でも紹介した「Google サジェスト」ですが、まず
一度は試してみてください。よくできた機能だと感心するはずです。
◆ Google サジェスト
http://www.google.co.jp/webhp?complete=1&hl=ja
さらにグーグルは、3月15日に『Google デスクトップ検索』日本語版
の提供を開始しました。これはグーグルの優れた検索技術を生かして、
自分のパソコンの中にあるファイルも検索するというプログラムです。
◆『Googleデスクトップ検索』日本語版ついに登場
http://www.google.co.jp/intl/ja/press/desktopsearch.html
編集長は、さっそくインストールして試用をはじめていますが、最初に
パソコンの中にあるファイル情報を「すべて検索して目次を作成する」
作業が必要で、時間がかかるので注意が必要です。
また「ベータ(試用)」段階のソフトですし、Windows XP および 2000
のサービスパック 3 以上の環境、500MB のディスク空き容量、128MB
以上の RAM および 400MHz 以上の Pentium プロセッサの環境が理想と
いうことで、どんなパソコンでも使えるというわけではありません。
ということで、1週間ほど使用した結果、使い勝手や検索能力など報告
します。WindowsOS が最初から持っている検索機能が、あまり賢くなく、
検索速度も遅いので、かなり期待をしています。
(編集長・林)
※ 次回の発行は3月23日(水曜日)の予定です。お楽しみに。
検索検索検索検索検索検索検索検索検索検索検索検索検索検索検索検索検
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