■◇◇■ 週刊なにしろパソコン ■◇◇■ 毎週水曜日発行 ■◇◇◇■
パソコン・インターネットを 発行日:2004/12/08
楽しむキッカケを提供します! 発行者:横河キューアンドエー(株)
https://www.724685.com/maga/ 連絡先:faq@clubqa.com
■◇◇◇■ 第151号 ■◇◇◇■ 今週の読者数:9776名 ■◇◇◇◇■
≪今週の目次≫
(1) 今週のひとこと おかげさまで創刊3周年!
(2) 今週のQ&A ハードディスクがいっぱいです!
(3) 今週の用語解説 Bドライブはどこに
(4) 編集後記 「Whistler」は山の名前
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(1) 今週のひとこと おかげさまで創刊3周年!
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☆「今日のひとこと」はこちらで http://www.724685.com
「週刊なにしろパソコン」の創刊は 2001年12月12日 ですので、今週号
の発行(2004/12/08)で無事に『3周年』となりました。 ヽ(^o^)ノ
創刊号を読むと、当然ですが時期も同じ年末ですので、クリスマス関連
リンク集など、まるで先週書いた「ネタ」のように感じます。
↓ちょっぴり恥ずかしい「創刊号」はこちらでお読みいただけます。
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200112120400000000081405000
※ちょうど 2001年12月1日 に愛子さまがお生まれになり、先日、
3歳におなりになった報道があり、「3年」の月日を感じます。
http://www.yomiuri.co.jp/features/impr/im20041201_01.htm
手探り状態の創刊当初は、いつまで続けられるか分かりませんでしたが、
とにかく「継続こそが大事」と信じて「まずは10回」「次は1年間」
「もう1年」と毎週、コツコツと書き続けてきた結果だと思います。
なによりも、読者の皆様からいただく「毎週、楽しみにしています」と
いうメールが嬉しくて、気がついたら3年経っていた、というのが正直
なところです。本当に毎週、ご愛読いただき、ありがとうございます!
そんな中でも、今年は新しい試みとして『まぐまぐ Booksアワード』に
参加して、いままでに書き溜めたものを書籍化できないかチャレンジを
しました、結果は選に漏れましたが、継続して狙っていくつもりです。
◆ まぐまぐBooksアワード http://www.mag2.com/books/award.htm
┗◇ 42位(得票数:865)週刊なにしろパソコン
http://cgi.mag2.com/cgibin/mag2books/vote.cgi?rank=42
※たくさんの投票をいただき、ここでも感謝感謝です!
ということで、次週からまた1週づつ、4周年に向けて大切に発行して
まいりますので、これからも、どうかよろしくお願いいたします。
※来年の前半には、読者数が1万人を越えると予想していますので、
そのときには、何か感謝企画を考えたいと思っています。予算が
ほとんどないので、期待せずに(^^ゞ)お待ちください。
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(2) 今週のQ&A ハードディスクがいっぱいです!
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☆「クラブQ&A(http://www.clubqa.com/)」での旬なQ&Aをご紹介
Q:「Cドライブがいっぱいです」というメッセージが出ました。
A:余分なプログラムの削除や、外部記憶媒体への保存、あるいは
Dドライブへの移行する、などで、空き容量を増やしましょう。
◆◇◆
高画質のデジタルカメラが普及したこともあり、データを保存している
ハードディスクがすぐにいっぱいになる、という相談が増えています。
特に Windows を起動させる OS や主要なプログラムが保存されている
「Cドライブ」のディスクの空き容量が減ってくると、パソコンの動き
まで遅くなってくるので、全体の1割を切ったら注意が必要です。
■1.外部記憶媒体への保存
増えているファイルが、長期間、保存しておきたいファイルなら、
必要なファイルを選び、CDR や DVDROM に記録させて保存して、
ハードディスク上からオリジナルのファイルを削除しましょう。
※間違いなく記録できているかを確認してから「オリジナル」を
削除してください。CDR や DVDROM では記録を失敗すること
がありますので、記録後の確認は欠かせません。
また、最近では書き換えが自由で、USB2により、使い勝手も転送
速度も飛躍的に向上した「外付ハードディスクドライブ」があり、
値段が手ごろになってきたので一時保存にはお勧めです。
※ハードディスクからハードディスクにコピーする場合、失敗は
少ないのですが、やはりハードディスクは機械的に寿命があり
ますから、長期保存には CDR や DVDROM がベターでしょう。
■2.余分なプログラムの削除
削除したら、かなり空き容量が増やせるものとして、パソコンの
購入時に最初からインストール(プリインストール)されていた
各種ソフトウエアがあります。
※ほかにも、使おうと思って買ったけど、実際はほとんど使わず
インストールしているだけという状態のソフトもあるはずです。
コントロールパネル内にある「アプリケーションの追加と削除」
または「プログラムの追加と削除」を使い、現在、インストール
されているプログラムを表示させます。
その中で、明らかに使っていないソフトや古くなって使えそうも
ないものを探して、自分の責任で削除してしまいましょう。
※ソフトウエアによっては、専用のアンインストールプログラム
を使う必要がある場合もありますので、削除方法が不安な場合
は各ソフトウエアのメーカーへお問い合わせください。
■3.「ディスク クリーンアップ」を使用する
Windows が OS として用意している「ディスク クリーンアップ」
というシステムツールによって、削除してもシステムには影響が
ないディスク上の不要なファイルを抽出、削除できます。
「スタートメニュー」から
「プログラム(すべてのプログラム)」
→「アクセサリ」
→「システムツール」
→「ディスク クリーンアップ」
とたどっていけば利用できます。「Temporary Internet Files」、
「ダウンロードされたプログラムファイル」、「一時ファイル」
「ごみ箱」などは削除しても大丈夫です。
■4.Dドライブへの移行
最近のハードディスクは大容量になっているため、パソコン購入
時には「Dドライブ」が準備されている場合があります。
初心者の方には、この「Dドライブ」の存在を知らない、または
どう使っていいか分からないため、まだまだファイルを保存する
余裕があるのに「Cドライブ」がいっぱいになる場合があります。
そんなときは「マイドキュメント」を「Dドライブ」に移行する
ことで「Dドライブ」を有効に活用することができます。
・デスクトップまたはスタートメニュー内の「マイドキュメント」
アイコンを右クリックして[プロパティ]を選択します。
・「マイドキュメントのプロパティ」画面で「ターゲット」タブ
を選び、「ターゲットフォルダの場所」で [移動...]ボタンを
押して、移動先の「Dドライブ」のフォルダを指定します。
※適当なフォルダがなければ新規にフォルダを作成します。
・移動先の選択をして [OK] ボタンを押すと、指定した場所に現在
のファイルが移動され、これ以降、「マイドキュメント」へ保存
すると「Dドライブ」に保存されることになります。
※自信のない方は、まずは「マイドキュメント」内のファイル
をちゃんとバックアップしてから実施してください。
「マイドキュメント」の「マイピクチャ」や「マイミュージック」
に写真や音楽を保存している方は、これでずいぶん「Cドライブ」
の空き容量が増えるはずです。
◆◇◆
パソコン購入時に「Cドライブ」と「Dドライブ」がある場合、物理的
にハードディスクが2つあるのではなく、実際は1台のハードディスク
の容量を仮想的に2台の「ドライブ」に分割しているのが普通です。
※メーカーによって「Cドライブ」と「Dドライブ」を分割する割合は
違いますので、まずは各全容量と空き容量を確認しておきましょう。
なぜ、そんなことをするかというと、大容量のハードディスクを1台と
して使って、データの読み出しや書き込みを行うよりも、一定の容量で
分割をして、使い分けるほうが利用効率が良いからです。
もし「Dドライブ」が設定されているパソコンをお使いの場合は、ぜひ
有効に活用いただければと思います。
※最初から「Cドライブ」に存在しているシステム関連のファイルや
インストール済みのプログラムファイルは「Dドライブ」に移動を
しないでください。起動しなくなる可能性があります。
◎「今週のQ&A」は図などを追加、そして一部加筆して公開しています。
−> https://www.724685.com/weekly/
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(3) 今週の用語解説(130) Bドライブはどこに
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☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。
・フロッピーディスクや CDROM など、データを記録しているメディア
(記憶媒体)を動かす「装置」のことを「ドライブ」と呼びます。
※車で「4WD」は「4輪駆動(fourwheel drive)」の略語ですが
パソコンの「ドライブ」も「駆動装置」と訳されたりします。
パソコンに内蔵されている最大の記憶媒体はハードディスクであり、
そのハードディスクを動かしている装置のことは「ハードディスク・
ドライブ(HDD と略される場合もあり)」と呼ぶわけです。
・一般的に、パソコンに「フロッピーディスクドライブ」が内蔵されて
いる場合は「Aドライブ」、ハードディスクドライブは「C」に指定
されており、「Cドライブ」には Windows を起動するための主要な
ファイルが保存されているため『起動ディスク』と呼ばれたりします。
最近のハードディスクは大容量なので「Cドライブ」と「Dドライブ」
の2つのドライブに仮想的に分けて指定されている場合もあります。
その他のドライブ、例えば「CDROMドライブ」などはハードディスク
が「C」だけなら「D」、「D」まであれば「E」といった具合に、
順番に追加したドライブにアルファベットが指定されていきます。
・では「Bドライブ」はどこにいったのでしょう?
1981年、現在の Windows パソコンの原型である「IBM PC」が登場した
ときは「ハードディスク」は搭載されておらず、フロッピーディスク
ドライブが2基、搭載されていました。
◆ パソコンの歴史 1980〜81年
http://www.eonet.ne.jp/~buildingpc/pc/pc1980.htm
つまりフロッピーディスクが『起動ディスク』であり、「Aドライブ」
から「OS(MSDOS)」を起動していました。
そのときに、同時に利用したいプログラムや、保存をしたいデータや
ファイルは、もう一枚、同時にフロッピーディスクを駆動させること
ができる「Bドライブ」を使って活用していたわけです。
・その後、ハードディスクが開発され、「Cドライブ」に割り当てられ
たのですが、容量が大きくなり、値段も安くなるに従って、「OS」や
「プログラム」、そして各種データやファイルも全てハードディスク
に保存されるようになり、フロッピーディスクは「Aドライブ」だけ
で充分、となったわけです。
※つまり「Bドライブ」は2台目のフロッピーディスクドライブ用
に予約されているけど、使われることがない、ということです。
・ここ数年で、フロッピーディスクドライブが付いていないパソコンも
増えていますから、数年後には「なぜ『Cドライブ』から始まるの?」
なんて質問に変わっていくのかもしれませんね。
============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
先週号の「今週の用語解説」では「コードネーム」のお話をしました。
簡単に言えば、開発中の製品につける仮称(開発名)といった意味です。
その中で、次期「Windows」は「Longhorn」であり、「WindowsXP」には
「Whistler」という「コードネーム」が付いていたことを紹介しました。
編集長は、その「由来」までは知らなかったのですが、早速、パソコン
に詳しい知人からメールがあり、「Whistler」はカナダの山の名前で、
「Longhorn」は土地の名前、そしてそれにまつわるエピソードが書かれ
ているページもあることを教えてくれました。
◆ Longhorn に至る道のり(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1031/pdc03.htm
※確かに「ウィスラー(Whistler)」という名前はスキーリゾート
として聞いたことがあると「今になって」思い出しました。
http://www.whistler.jp/
ということで、何ごとも、インターネットで「もう一息」調べてみると
さらに奥深い、面白いことが分かるものだと再認識しました。調査不足
で申し訳ありませんでした。
(編集長・林)
※ 次回の発行は12月15日(水曜日)の予定です。お楽しみに。
3周年3周年3周年3周年3周年3周年3周年3周年3周年3周年3周年
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