[03/02/05] スペースシャトル事故の衝撃

■◇◇■ 週刊なにしろパソコン ■◇◇■ 毎週水曜日発行 ■◇◇◇■
  パソコン・インターネットを   発行日:2003/02/05
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■◇◇◇◇■ 第58号 ■◇◇◇◇■ 今週の読者数:4742名 ■◇◇◇■

 ≪今週の目次≫
  (1) 今週のひとこと  スペースシャトル事故の衝撃
  (2) 今週のQ&A   カタカナ入力やモードの切り替えが面倒
  (3) 今週の用語解説  半角カタカナはインターネットで使わない
  (4) 編集後記     改装するのも楽じゃない

  ※直接ジャンプ! 今週のQ&A今週の用語解説編集後記

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 (1) 今週のひとこと  スペースシャトル事故の衝撃
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      ☆「今日のひとこと」はこちらで http://www.724685.com

 「今週のひとこと」といえば、もうスペースシャトル・コロンビア号の
 空中分解という衝撃的な事故しかありません。すでに「なにパソ.com」
 でも紹介していますが、各メディア運営サイトが特集を組んでいます。

  ◆ asahi.com ニュース特集「シャトル空中分解」
   http://www.asahi.com/special/space/
   ※「写真で見るシャトル空中分解」で事故の重大さが伝わります。

  ◆ Yomiuri OnLine ニュース特集「米シャトル空中分解」
   http://www.yomiuri.co.jp/features/shuttle/

  ◆ CNN.com special http://www.cnn.com/SPECIALS/2003/shuttle/
   ※英語ですが、情報量はさすが米国に本拠地のあるCNNです。


 こういう大きな事故や事件の時には、複数のメディアからの情報を入手
 して、比較できるというインターネットの利点が生かされます。同時に
 関連する情報へのリンクも、多くのことを知るのに役立ちます。

  ◆ 米ホワイトハウス http://www.whitehouse.gov/
   ※ブッシュ大統領のスピーチを動画で見ることができます。 

  ◆ SPACEFLIGHT NOW http://spaceflightnow.com/
   ※宇宙関連の情報源として、とても充実しています。


 この事故で、やはり思い出されるのが、1986年1月のチャレンジャー号
 の打ち上げ直後の爆発事故です。あの衝撃は今も鮮明に覚えています。

  ◆ チャレンジャー号事故の詳細記録
   http://www.asahinet.or.jp/~ii9smtng/sf30.html
   ※会話記録を含めた事故経過記録の日本語訳です。


 今回の事故により、宇宙開発はまた大幅に遅れが出てしまうでしょう。
 しかし原因究明と再発防止が何より優先であり、とにかくお亡くなりに
 なった7名の宇宙飛行士に心より哀悼の意を表したいと思います。


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 (2) 今週のQ&A  カタカナ入力やモードの切り替えが面倒
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   ☆「クラブQ&A(http://www.clubqa.com/)」での旬なQ&Aをご紹介

 Q:文章作成中にカタカナが出てくる場合、うまく変換してくれれば
   いいけど、馴染みの薄い外来語などはうまく変換できなくて困る。

 A:「無変換」キーはご利用になっていますか?ある程度、文字入力
   に慣れたら、ファンクションキーや特殊キーを試してみましょう。


                ◆◇◆

 昨年末、実家に帰省したとき、父親がパソコンで文字入力に挑戦をして
 いました。文章でカタカナを使いたいとき「IMEツールバー」をマウス
 操作して、入力モードを「カタカナ」入力モードに毎回、切り替えて、
 終わると再びマウスで「ひらがな」入力モードに戻していました。

 もちろん、それでも希望のカタカナ交じりの文章は出来上がりますが、
 文字入力中にキーボードから手を離し、マウスを持って操作することは
 文章を思考しながら打ち込む作業をぶちっと遮ってしまいます。

 初心者向けの指導書では「IMEツールバー」の「入力モード」ボタンを
 クリックして「ひらがな」入力モードを「全角カタカナ」入力モードに
 切り替える方法を最初に教えているものも多いようです。

 やはりある程度、文字入力にも慣れてきたら「ファンクションキー」や
 「特殊キー」も使ってみることが自由にパソコンを操るために大切です。
 そこで、どのキーを使えばいいか、以下にご紹介しましょう。

 入力モードには以下の種類があります。

 ・「あ」 ひらがな・・・・文字通り「ひらがな」入力です。   
 ・「カ」 全角カタカナ・・こちらも「カタカナ」入力です。
 ・「A」 全角英数・・・・全角の英数とは「ABC123」などです。
 ・「_*」 半角カタカナ・・本当は「*」ではなく、半角の「カ」です。
              メールで「半角カタカナ」は使用禁止です。
 ・「_A」 半角英数・・・・半角なので「ABC123」という感じです。
 ・「_A」 直接入力・・・・「半角英数」と同じですが、入力と同時に
              最終的に確定し、入力後に変換できません。


【入力モードを切り替える】
  
 ◇「無変換」キーを使ってみましょう!

  多くのキーボードの場合、「無変換」キーは「スペース」キー左隣
  にあります。この「無変換」キーを押すと、以下のようなサイクル
  で入力モードが切り替わります。実際に押してみてください。

   「あ」→「カ」  
    ↑   ↓
    半角カタカナ

  そのため、ひらがな入力モード「あ」の時に、カタカナ入力したい
  ときは、最初にこの「無変換」キーを押せばいいわけです。そして
  モードを元に戻すことも、このキーだけでできます。


 ◇「半角/全角」キーを使ってみましょう!

  多くのキーボードの場合、キー列の上部に横に並ぶ「数字」キーの
  「1」の左隣にあります。この「半角/全角」キーを押すと、現在
  ひらがな入力モードでも、カタカナ入力モードでも、「直接入力」
  の半角英数入力モードになります。

  「直接入力」の半角英数入力モードにしておけば、変換が不要な
  英文の入力のときなどに便利です。そしてもう一度「半角/全角」
  キーを押せば、もとのモードに戻すことができます。


 ※通常「カタカナ入力モード」に切り替える必要はないでしょう。
  多くは何かのはずみで「カタカナ入力モード」や「直接入力」の
  モードになっているのを見て「ひらがな入力モード」に戻したい
  場合に、これらのキーを使うと便利なわけです。


【入力中で変換中の状態にある文字を切り替える】

 ◇ファンクションキーも使えます。

  実際に入力作業をやると、入力モードを切り替えるより、変換中
  の文字をカタカナや半角英数に変換してしまうほうが実践的です。
  その場合は以下のようなキーが役に立ちます。

  ・「F6」キー 全角ひらがなに変換
  ・「F7」キー 全角カタカナに変換 
  ・「F8」キー 半角カタカナに変換
  ・「F9」キー 全角英字に変換
  ・「F10」キー 半角英字に変換
 

 ◇「無変換」キーは、この場合も大活躍です。

  「F7」と同様に変換中の文字を全角カタカナに変換できます。
  またキーを押すたびに、先ほどのモード変更と同様に

   「全角ひらがな」→「全角カタカナ」  
        ↑      ↓
        「半角カタカナ」

  の順に切り替わっていきますので、「ひらがな」と「カタカナ」
  の切り替えに関しては、ファンクションキーより便利でしょう。

  また「無変換」キーは、「スペース」キーの左横にあるため、
  探したり、押し間違う可能性が低いのも利点です。


              ◇◆◇

 実は私も、長年の間、カタカナへの変換時には「F7」を使用していた
 のですが、キーの位置関係から、最近ではもっぱらこの「無変換」キー
 を利用しています。まだお試しでない方、ぜひ使ってみてください。

 なお、キーボードとキーの関係については、以下のページに詳しく紹介
 していますので、同時にご覧いただければと思います。

  ◆ キーボードについて(なにしろパソコン・ドットコム)
   https://www.724685.com/type/keyboard.htm


 あとはいつも書いているように「習うより慣れろ」です。便利と思った
 操作法があれば、ためしに何回か使ってみるのです。そして本当に便利
 だと感じたら必ず身につくはずです。まずはトライしてみましょう。


 ◎ 「今週のQ&A」は図などを追加、そして一部加筆して公開しています。
    −> https://www.724685.com/weekly/ 


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 (3) 今週の用語解説(35) 半角カタカナはインターネットで使わない
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        ☆毎週、ひとつずつ、パソコン用語を解説していきます。

 ◎ 半角カタカナ
  
  ・コンピュータは英語圏を中心に進化してきました。英語の場合、
   アルファベット26文字と、各種記号を組み合わせれば文章作成
   やプログラム言語ができてしまうため、文字をデータ化するのも
   処理するのも、それほど大変なことではありませんでした。

  ・しかし日本語、特に漢字をコンピュータで扱うには数万の文字を
   データ化しなければいけません。そして初期のコンピュータには
   それだけのデータを扱える能力はありませんでした。

  ・それでも日本のコンピュータでは日本語を使いたいため、英数字
   と同じデータサイズでカタカナが使える方法を考えたわけです。
   これが後に「半角カタカナ」と呼ばれるカタカナの始まりです。

  ・カタカナだけなら濁点など別途用意しても60文字前後で日本語
   としての意味はある程度伝えられるからです。しかしあくまでも
   日本で使用する限られたコンピュータでの「特殊機能」です。

  ・その後、日本語ワードプロセッサーが登場し、漢字も扱えるよう
   になったわけですが、漢字をデータ化するためには英数字の二倍
   のデータが必要であり、同時に漢字をディスプレイで認識できる
   表示に必要なサイズ(ドット数)も英数字の倍必要だったのです。

  ・そのためワープロで日本語の一文字は「全角」、英数字は「半角」
   と表現されたようです。この時点でカタカナも全角だけにすれば
   良かったのですが、カタカナを全角で表示したり、印刷をすると
   等幅フォント(幅が同じの文字)のため間延びした文章になると
   いう理由で半角カタカナを使い続ける人が多かったようです。

  ・そのため半角カタカナが現在まで生き延びてしまったわけです。
   もちろん印刷して使うだけならいいのですが、メール本文などで
   使うと、文字化けなど問題を引き起こす可能性が高いのです。

  ・要するにインターネット上に存在するコンピュータのほとんどは
   「半角カタカナ」の情報を持っていないため、文字ではなく別の
   意味に捉え、コンピュータの誤動作を招く可能性さえあります。

  ・ということで、インターネット上ではもちろん、ほかの場合にも
   できるだけ「半角カタカナ」は使わないほうが無難です。使うな
   とはいいませんが、使っていいことはほとんどないでしょう。


============ ◇ 編集後記 ◇ =======[Top に戻る]
 
 ・ライコスとの提携契約が相手先の都合により終了したため、1月末に
  「なにしろパソコン・ドットコム」の「毎日の入口」を改装しました。

 ・まず「注目トピックス」でライコスが掲載している各種ニュース記事
  の転載を終了し、さらにはライコスの各種コンテンツをまとめて紹介
  する「ライコス」コーナーをなくしました。

 ・その代わり、更新日記で紹介したサイトのリンクで、まだ旬な内容の
  ものは「毎日の入口」で紹介しておく「更新日記リンク」のコーナー
  を新設しました。その他、追加や並べ替えなど行ないました。多少、
  明るい色も増やしてみたりしました。

 ・それをご覧になった常連利用者から「見にくい!元に戻して欲しい」
  という要望があり、昨夜、徹夜をしてなるだけ以前と変わらない色調
  に戻したり、見やすくする努力をしてみました。

 ・確かに1年半の試行錯誤の末に、昨年3月に現在のレイアウトに辿り
  ついたわけで、それを変えることは常連の方には見にくくなる可能性
  があるわけです。でも目玉のコーナーが二つも急になくなったわけで、
  それに伴うレイアウト変更ですから、ご理解いただければ嬉しいです。

 ・ホームページは生き物です。常に変化していきますし、内容の増加や
  入れ替えもあります。でも、初心者を中心とした方がインターネット
  を楽しむきっかけとなれば、という「想い」は全く変わっていません。

 ・もしよろしければ、これからもお付き合いいただければと思います。
  そして変わらぬご愛顧、よろしくお願いいたします。
                           (編集長・林)

 
更新更新更新更新更新更新更新更新更新更新更新更新更新更新更新更新更

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  ◇ PCSS(パソコン出張サポート)  https://www.724685.com/pcss/
  ◇ クラブQ&A(24時間電話サポート)http://www.clubqa.com
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林 俊二 と申します。「なにしろパソコン・ドットコム」のサイト運営、メルマガ執筆、セミナー講師から出張サポートまでこなすパソコン生活応援アドバイザー
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