米マイクロソフトが Chromium版「Microsoft Edge」正式版を公開。でも、日本の電子納税 e-Tax が対応していないなど、まだ慌てて導入する必要はありません。
【編集長のもうひとこと】
「Chromium版」って何?という方は、以下の用語解説をどうぞ。
要するに
『マイクロソフトが提供するブラウザーアプリ「Microsoft Edge(エッジ)」の基本部分を、グーグルが提供する「Google Chrome(クローム)」と同じものにする』
ということです。
これは利用者以上に、ウェブサイトやウェブアプリの開発者や提供者が
『これからはもういくつものブラウザーでちゃんと表示されるかチェックしなくてもいい』
という大きな恩恵があります。
わたしもこれまで 20年以上、サイトの開発や運営に携わってきましたが、IE では表示が崩れるとか、古いバージョンではエラーが出るとか、いろいろと煩わされてきたものです。
それがとにかく
『Google Chrome でちゃんと表示できて動けば大丈夫!』
となるわけですから、ありがたいです。
とはいえ、まだ慌てて Chromium版 Microsoft Edge を導入する必要はありません。
- e-Taxソフトは「新しいMicrosoft Edge」に未対応、「旧Edge」または「IE11」の利用を - INTERNET Watch
- Microsoft Edge をご利用の方へ(令和2年1月16日)|e-Tax
『果報は寝て待て』くらいでよろしいかと。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。