2017年10月10日に「Office 2007 の延長サポートが終了」となります。セキュリティに問題はありますが、一般利用者に有料で最新版を勧めるのは厳しいです。
【編集長のもうひとこと】
いまやワードやエクセルもインターネットとの接続を前提に設計され、ネット経由でデータのやり取りをするのも当たり前になっています。
そのためサポート期間を終えた Office はネットを経由したときにセキュリティの問題があるため、最新版に買い替えたほうがいいという理屈は分かります。
しかし一般利用者の多くは、ワードは文章が書ければいいし、エクセルは表計算やグラフができればいいのです。
その点では Office 2007 の機能で十分で、それをサポート期間が終了したから「有料で」買い替え、というのはハードルが高いです。
もちろん「法人」は買い替えるべきですし、そもそも Office 2007 を搭載したパソコンをいまだに使っている会社は心配です。
たとえば Office 2007 の利用者には Office だけインターネットと隔離する「修正ファイル」などを無料で提供できないのでしょうか?
もう少し個人ユーザーのことも考えていただけたらと思います。
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