「窓の杜」が「“OneDrive”無償容量の削減を回避するなら 31日まで!」と紹介。申請で「OneDrive」の無償容量 15GB の 5GB への削減を回避できるようです。
【編集長のもうひとこと】
なぜ「回避できるようです」と紹介するのかといえば「削減される」ということ自体、英文のブログでしか紹介されていないからです。
- OneDrive storage plans change in pursuit of productivity and collaboration | OneDrive Blog(2015/11/2)
Free OneDrive storage will decrease from 15 GB to 5 GB for all users, current and new. The 15 GB camera roll storage bonus will also be discontinued. These changes will start rolling out in early 2016.
(私の意訳)OneDrive の無償容量はすべてのユーザーに対して 15GB から 5GB に削減されます。15GB のカメラロールボーナスも終了となります。これらの変更は 2016年の早い時期に実施されます。
こんなブログ、誰も読んでいないし、ましてや日本語でもないので、この通知だけで既存ユーザーに対しても無償容量を 15GB から 5GB に削減するのは乱暴すぎる気がします。
マイクロソフトの日本サイトでニュースを確認しても、何もアナウンスされていません。
「OneDrive」のサイトでも、英文ブログ以外では削減のことには触れられていません。
本当のことなら不親切にもほどがあります。
削減されても、すでに 5GB を超えている利用者は 1年間はアクセスできるということですが、日本語で書いて欲しいです。
If you are using more than 5 GB of free storage, you will continue to have access to all files for at least 12 months after these changes go into effect in early 2016.
(私の意訳)5GB を超えた無償容量を利用中の方も、少なくとも削減が実施されて 12か月はすべてのファイルへアクセスすることができます。
さらに、このアナウンスで既存ユーザーから不満が寄せられたのか、申請すれば削減を回避できるページを用意したようですが、これも英語だけです。
このページの一番下に小さく薄い文字で
Offer must be redeemed by January 31, 2016
と書かれており、要するに申請期限は 1月31日までということです。
とりあえず私も申請してみましたが、本当にこれで削減されないのかな、と半信半疑です。
なによりも日本語でないこともあり、あまり自信を持って皆さんにも紹介できない、というのが正直なところです。
無償提供の容量を減らすのは提供側の自由ですが、やはり日本のユーザーのためにも、日本語でのアナウンスと回避ページの紹介はお願いしたいです。
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