筋萎縮性側索硬化症(ALS)協会への寄付を募り、認知度を高めるために「頭から氷水をかぶる」キャンペーンにソフトバンクの孫社長も挑戦しました。
【編集長のもうひとこと】
ALS への認知度を高め、寄付を募るのが目的であるなら、孫さんには氷水をかぶるだけではなく、分かりやすい病気の解説や一般の方でも寄付ができる方法などを紹介していただけるといいのに、と感じました。
特に孫さんや Yahoo!Japan のトップの方は日本語で啓蒙サイトを同時に作ってヤフーに掲載することくらい「爆速」でできるはずです。
ALS Association のサイトは英語とスペイン語しかありません。
About ALS - The ALS Association
翻訳サービスを使って読む限りですが、氷水をかぶるというアクション自体は ALS との関連性はないようです。
もし、真似するときは、氷水をかぶる前に体調の確認、そして準備運動をきちんとおこなってからにしましょう。
なお、寄付をするときはこちらからになります。
Gifts to The ALS Association - The ALS Association
やはりヤフーなどが、トップが氷水をかぶるパフォーマンスの前に、きちんとした日本語の寄付窓口と実際にどう使われたのか確認できる仕組みを作って欲しいです。
日本語で ALS についての情報を探すと、こういったサイトがありました。
「JaCALS」のサイトで「ALS とは」というページから引用すると
ALSとは、「筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis)」の略称で、脳と脊髄にある、運動を担当する神経細胞(運動ニューロン)が選択的に障害され、体を動かすことが徐々にできなくなる病気です。 この病気は、一般に、運動ニューロンのみが障害され、感覚の異常や膀胱直腸障害などの自律神経障害、その他、眼球運動障害、括約筋障害、褥瘡は生じないといわれていました。しかし、医療の進歩とともに長期生存される方が増え、これらの症状が末期には生じることがあると分かってきました。
と紹介されています。
今回の「Ice Bucket Challenge」は ALS の治療研究を支援するチャリティーとして、バケツで氷水をかぶってソーシャルメディアで紹介して認知度を向上させるお手伝いをするか、100ドルの寄付をするか、それとも両方ともおこなうかを選ぶことになっています。
そしてチャレンジのあとは次の 3名を指名して、次の人も 24時間以内にチャレンジを続けていくのだそうです。多くの方は氷水をかぶるのと同時に寄付をおこなうため、すでに予想を大きく上回る金額が集まっているようです。
筋萎縮性側索硬化症チャリティーでティム・クック、ビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスもバケツの氷水をかぶる - TechCrunch
ロバート・ダウニー・Jrら豪華スターがこぞって頭から氷水 その理由は?- 最新ニュース|MSN トピックス
これがきっかけで治療の研究がさらに進展するといいですね。そして自己責任とはいえ、氷水をかぶる前に体調の確認と念入りな準備運動をおススメします。
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