スマホの通信回線が LTE で高速化され、パソコンとテザリングもできるようになる中、今後、「公衆無線LAN(Wi-Fi)」は存在意義を問われそうです。
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【編集長のもうひとこと】
数年前まで、外出先で携帯電話やスマートフォンを使ったインターネット接続は「3G」回線だったので恐ろしく遅く、メール送受信と簡単なサイト閲覧程度にしか使えませんでした。
それと比べて「公衆無線LAN」は高速だったので、喫茶店などでパソコンをインターネットにつなぐときなどは、結構、役に立ちました。
ところが現在、スマートフォンに LTE が普及し、テザリングでパソコンもネット接続できるようになったため、速度的には「公衆無線LAN」の有利性は失われたといっていいでしょう。
そうなると逆に、接続前に認証が必要なサービスや、利用時間に制限のあるサービスの使いづらさが我慢できなくなってきます。
コンビニなどがプロモーションも兼ねて店内で Wi-FI 接続を提供しはじめましたが、利用前の認証と時間制限があることで利用者のメリットが半減しています。
【リンク集】サービスエリア拡大競争に突入? 公衆無線LAN(Wi-Fi)の今 -INTERNET Watch
たとえばコンビニに近いところでスマホを使っていると、勝手にWi-Fi 接続がコンビニ経由に切り替わってしまい、そのくせ認証できていないのでネット接続できない状態になることがあり、その都度、Wi-Fi をオフにしているのですが、これではファンと利用者を減らすだけです。
これからの公衆無線LAN には
- LTE よりも高速な接続速度
- 簡単だけど安全な認証方法
- 使える範囲の一層の拡大
を求めたいところです。
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