J:COM(ジェイコム)のブランドで知られるケーブルテレビ(CATV)国内最大手のジュピターテレコム(JCOM) が、同2位のジャパンケーブルネット(JCN) を経営統合する方向で調整中との報道がありました。最終的にどうなるのかはまだ分かりませんが、日本の情報通信市場も大きく動き出そうとしています。
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【編集長のもうひとこと】
JCOM と JCN のサイトに行けば分かりますが、どちらも au の携帯電話を同時に使うと 「auスマートバリュー」を適用できます。
auスマートバリュー | ケーブルテレビ(CATV)のJ:COM
要するに、両社に共通の主要株主である KDDI の意向もあって2社を統合するのではないか、ということのようです。
CATV1・2位が経営統合 JCOMとJCN、シェア5割の巨大メディア誕生 - MSN産経ニュース
確かに従来、ケーブルテレビ各社は地域で住み分けており、いったん契約すると、転居でもしない限りほかに切り替えるということはほとんどない、という特性がありました。
ところが光ケーブル回線を通じたテレビ番組の配信サービス「ひかりTV」などが競合するようになるとケーブルテレビ会社が地域で分かれている場合ではなくなってきたわけです。
ひかりTV|フレッツ光公式|NTT東日本|光とテレビで楽しむサービス
最終的に公式リリースが出るまでは結果は分かりませんが、KDDIグループも大きな勝負に出たといえるでしょう。
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