マイクロソフトが Windows Vista のサポート期間を2017年4月11日まで延長すると発表。延長はありがたいのですが、メインの期限(2012年4月10日)まで2ヶ月を切った段階の告知は、もう少し早くしていただきたかったです。
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【編集長のもうひとこと】
Windows XP の延長サポート終了は2014 年4月8日です。
それなのに後継OS である Windows Vista のサポートが2012年4月10日まで、というのはいくらなんでもバランスが悪いと感じていました。
そんな背景もあって「どうせ半年前くらいには延長のアナウンスがあるだろう」と高をくくっていたのですが、期限の2ヶ月前になっても発表がないので「マイクロソフトは強行するかも」と感じ始めていました。
結局、この時期になって発表がありましたが、今年に入ってから「サポート期限が切れるからパソコンの買い換えを」といった話が聞かれるようになり、それによってまだ使える状態なのに買い換えた人もいるかもしれません。
もちろん、新しいパソコンに買い換えることでほとんどのケースで快適になることは間違いないので、パソコンもずいぶん安くなったこともあり、買い替え自体は問題ないと思います。
それでも「サポートが終了する」という情報を受けて買い換えた人は釈然としないはずです。
今回、Windows 7 のサポート期間も 2015年1月13日から 2020年1月14日に大幅延長が発表されました。
サポート終了日は以下の通り(2012年2月)
これで当分、Windows 7 搭載のパソコンを安心して買える状態になりました。
買って3年もしないでサポートが終了するかもしれないとしたら、Windows 7 搭載のパソコンを買うときに躊躇せざるをえません。
だからこそ、今回、マイクロソフトは延長をこの時期に発表したのかもしれませんが、せめて2011年内に発表すべきでした。
延長自体は素晴らしいことなので残念です。
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