複数のバージョンが混在する Internet Explorer (IE) では、10年以上前に登場した IE6 もまだ残っています。そこでマイクロソフトは「IE6 がなくなるカウントダウン(英文)」ページを公開中。驚くのは中国の数字です。
【編集長のもうひとこと】
2011年12月の段階で、米国の IE における IE6 比率は 1% を切って、0.9% と表示されています。
英文なので、どうやって計測しているのか分かりませんが、日本は 5.9% だそうです。
そしてなにより、中国は 25.2% ということなので、サイトで中国市場を狙う企業は、まだ IE6 を無視できないかもしれません。
ちなみに「なにしろパソコン.com」の場合、利用者に初心者が多いこともあり、ブラウザ別だと
76.28% Internet Explorer
7.56% Chrome
6.63% Firefox
4.34% Safari
3.40% Android Browser
となり、圧倒的に IE ということが分かります。
クロームがファイアフォックスを抜いたことや、アンドロイドが思った以上に増えていたのが印象深いです。
さらに IE のバージョン別では
49.92% IE8.0
25.17% IE9.0
14.19% IE7.0
10.56% IE6.0
ということで、IE6 がまだ1割以上も残っています。
IE の場合、それぞれのバージョンでサイトの見え方が違ったり、インターフェースが結構、変わっているので、この分布はやっかいです。
少なくとも、早く IE6 だけでも気にしなくてもよくなって欲しいです。
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