Webブラウザ「Opera(オペラ)」 の最新版(バージョン10)が公開されました。無料で高速化や安全性を売りにしていますが、IE をはじめ、Google Chrome や Firefox、Safari などとの差別化は難しく、今後の展開が注目されます。
【編集長のもうひとこと】
Interner Explorer 8、Google Chrome 3、Firefox 3.5、Safari 4 といったバージョンの数字を見るだけでも、Opera 10 の歴史を感じます。利用者にとっては、複数の中から選べるのは良いことではあります。
この Opera ですが、Wikipedia によると、バージョン1は1995年に開発され、以前からいち早いタブブラウザの導入など評価は高かったもののパソコン用 のWebブラウザとして成功したというレベルにまでは至っていません。
もちろん、モバイル端末や携帯やゲーム機などで採用されるなど頑張っているわけですが、やはり最も注目を浴びるパソコン用としては、後発の Google Chrome や Safari にまで遅れをとっています。
◆ IE6の国内シェアはインターネットユーザーの約1-4
2009年7月度発表(ダイヤモンドメディア株式会社)
以前から、IE しかお使いでない方には予備のブラウザの利点を紹介していますが、その場合、どうしてもシェアの大きなブラウザを取り上げることになります。
好みの部分も大きいいので、予備のブラウザとして、あるいはメインのブラウザとして、Google Chrome でも、Firefox でも、そして Opera でも構わないと思いますので、興味のある方は使い比べてみるといいでしょう。
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