大人のためのコミュニティー「日経WagaMaga」では、利用者のSNSとして運営中の「WagaMagaラウンジ」を9月30日に休止と発表しました。「mixi(ミクシィ)」の成功に刺激されて急増したSNSサービスですが、ブームから約3年、淘汰の時期かもしれません。
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【編集長のもうひとこと】
そもそもSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)というものは会員だけが参加できる「閉じた世界」のサービスなので、実態が外からはさっぱり見えません。
会員が1,000万人を越え、広告収入を中心にビジネスとして成功している「mixi」にしても、登録会員数ではなく、実際に利用しているアクティブ会員数は見えません。
たとえば私も、どんなものかを知るために「mixi」に参加してみたものの、すでにログイン情報さえ覚えてないので登録を削除することさえできません。こんな私でも会員には違いありません。
2006年の頃には、関連書籍が続々と発売され、会員制サービスをしているサイトがこぞって「SNS」「コミュニティサービス」に乗り出しましたが、成功しているという話はあまり聞きません。
そんな中で、知名度も資金力もある日経のSNSサービスが3年弱で休止というのは、考えさせられることが多いです。
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