Internet Explorer 8 をインストールして不調になったという報告が後を絶ちません。現在はまだ、開発段階の評価用バージョンなので、トラブル対応に自信のある人以外は、絶対にインストールしないで、公式版の公開を待ちましょう。
【編集長のもうひとこと】
マイクロソフト社のサポートページには以下の情報が書かれています。
◆ 電話によるサポート(費用:無償)
Internet Explorer 8 ベータ2 は開発段階にある製品であるため、インストール後に問題が見つかる可能性があります。マイクロソフトは Internet Explorer 8 のベータサポートを行なっています。
一番、多いトラブルは「いままで使っていたサイトの表示が崩れて見えてしまう」ということです。それもそのはずで、サイトの管理者は正式公開前の IE8 できちんと表示されるように調整などしないからです。
基本的には、インストールしてしまった IE8 をアンインストールすれば、元の IE7 に戻りますが、やはり一般の利用者は開発が完了するまで待ちましょう。
本当は「公式版」が公開されても少なくとも1ヶ月は導入を待ちましょう。1ヶ月もすれば、利用者からのトラブル報告が集まり、解決策もネット上で分かる可能性があるためです。
それでも自信のない方は、できれば半年くらい待つといいでしょう。新しければいい、というものではありません。
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