マイクロソフト社は去る8月、来年1月末で Windows XP の OEM(メーカーがパソコンに搭載して出荷する)販売を終了と発表していたのですが、来年6月末まで延長を決めました。Vista への切替が進まないようです。
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【編集長のもうひとこと】
以前の記事で最初の発表(2008年1月末でOEM販売を終了との情報)をお伝えしましたが、そのときは「なにパソ.com」へのアクセスするパソコンは、XP が 83.6%、98 が 8.2%、Vista が 5.6% ということでした。
それが、この1ヶ月でどうなったか、また調べてみました。その結果、
※ 2007年8月末現在
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※ 2007年9月末現在
ここで「青」が Windows XP、「緑」が Windows 98、「オレンジ」が Windows Vista、ということで、わずか 0.5% ほど Windows Vista が増えましたが、いまだ Windows 98 よりも割合は低く、実は Windows XP の割合は少し増えていたりするわけです。
「なにパソ.com」では初心者の方も多いので、全体ではもっと Windows Vista も普及しているとは思いますが、どちらにしろ、まだまだ使える Windows XP から Windows Vista に切り替える必要を感じない方や、同じ能力のパソコンなら、より快適に使える Windows XP を使いたい企業が多いのは間違いありません。
マイクロソフト社が Windows XP 搭載パソコンの発売を認めざるをえないのも分かる気がします。
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