「スリープ」とは、パソコンで作業中のデータや状態を内蔵メモリーに保持したまま消費電力の少ない待機(パソコンは使えない)状態に移行する機能で、解除すると素早く直前の状態から作業を再開できます。
一方の「休止状態」は、内蔵メモリーにある作業中のデータや状態を内蔵ハードディスクや SSD に保存してパソコンの電源を切る機能で、次の起動時に保存したデータや状態を呼び出して作業を再開できます。
「スリープ」のほうが解除して再開するまでが高速ですが、待機中はずっと情報を保持するために消費電力が必要なので、完全に電源を切りたいときやノートパソコンでバッテリー残量が少ないときは「休止状態」を選ぶことになります。
ただし「スリープ」の状態で電源が切れても保持した情報を失わないように初期設定で「ハイブリッド スリープ」がオンになっています。
「ハイブリッド スリープ」をオンのまま「スリープ」を実行すると、内蔵メモリーと内蔵ハードディスク(あるいは SSD)の両方にデータと情報が保存されるので、電源が切れても「休止状態」となります。
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